見出し画像

【エッセイ】"get wild & tough, get chance & luck" そんなことを昔歌っていた

タイトルは Shine on you / globe より。
作詞作曲:TETSUYA KOMURO

この曲は2006年に発売されたglobeの最後のフルアルバム「maniac」に収録された曲です。

この曲は六本木ヒルズを連想させる用語が頻出したり、"20世紀 少年よ ともだちよ 蘇生してくれと"と、古くから付き合いのある堀江貴文氏を歌ったともとれるし、"共感できる破滅型かも"とあるように、のちに逮捕される自身を歌ったともとれる歌です。
懐かしいですね。

お察しの通り TETSUYA KOMURO 音楽偏愛記事です。

古くはTM NETWORKの活動、90年代のブーム、そして今年はSKE48「愛を君に、愛を僕に」。
長い間活動しているすごい作曲家。
以前何かのインタビューで夢として「三世代に通用する音楽を作ること」と答えていましたが、get wildなんかは今の若い世代にも通じるので、すでに三世代に通用する音楽を作れてしまってますね。
そういえば、先日CITY HUNTERの新作映画の制作が発表されました。楽しみです。

今の音楽にも多大な影響を与えています。
先頭にサビを入れる、最後のサビに転調する、最後に曲を終わらせずにフェードアウト、コード進行におけるいわゆる小室進行。この辺を流行らせたのはすごすぎますね。
最後のサビの転調なんていう技法は最近ではしない曲のほうが少ないんじゃないかというぐらい一般的になっていますし、小室進行はさすがにブームの時よりは減っていますが、最近でもYOASOBIが使っていたりするのでやはりスタンダードです。
小室哲哉という人が現れなかったら今の音楽シーンは全然違うものになっていたでしょう。

オリコン調べの歴代シングル売り上げランキングでは、作詞家部門で4位、作曲家部門で2位、編曲家部門で1位。(3部門ランクインは1人だけ)
売り上げがすべてではないですが、それだけ評価されているっていうことですよね。

**********

もう1/3ぐらい過ぎてしまいました。
偏愛を語るのに3,000文字って少なくないですか? 30万文字ならギリギリ収めることができると思うんですが、そこまでやってしまうと皆さんが読む時間が無くなってしまいますしね。仕方がないので何とか3,000文字に収めてみましょう。

さて、ここからは子守歌が小室哲哉だった世代の音楽遍愛を語っていきます。小室哲哉オンリーだけど海を渡ります。ほんとに。

My Revolution / 渡辺美里

曲の外部提供を本格化させた1986年発表の名曲です。
もちろん今の曲とは表現が異なっていますが、一発で小室哲哉とわかる音楽はさすがです。
歌い手に過度に合わせることなく、自分の音を奏でる。
こういう姿勢、好きです。

Get Wild / TM NETWORK

小室哲哉と言えばこの曲を最初に浮かべる方も多いのではないでしょうか。
有名すぎる曲ですね。
ちなみに、母によると私は幼児期には童謡ではなく、アンパンマンでもおどるポンポコリンでもなく、get wild を好んでいたようです。
恐るべし小室哲哉。

愛しさと せつなさと 心強さと / 篠原涼子 with t.komuro

↑アルバム「LADY GENERATION」のジャケットが表示されました。懐かしいですね。懐かしいと言いながら今でも持っているんですけどね。
映画「ストリートファイターII MOVIE」の主題歌です。
1990年代の小室哲哉の名作に数えられる作品です。
メロディ、声にインパクトがあるすごいサビです。
このインパクトのあるサビを先頭に持ってくるとか、たぶんほかの作曲家だったら思いつかないんじゃないかと思います。
ちなみに、この曲のカップリングとして収録された GooD LucK も素晴らしい作品です。ぜひ聴いてください。

初回出荷は2万5千枚でしたが、小室哲哉ブームに乗って最終的には200万枚を超える売り上げになりました。女性ソロアーティストによるシングル200万枚のセールスは初めてだったようです。
ちなみに、史上最も売れたアニソンらしいです。これをアニソンのカテゴリに入れたらそりゃそうなりますよね。

BOY MEETS GIRL / trf

私も一応作曲するんですが、この曲みたいなチャレンジなかなかできないです。
メロディ2つしかないし、リズムパートが一曲通してほぼずっと一定。
どうやったらこんなの思いついて、しかも気持ちよく聴かせられるんでしょうか。
永遠の謎です。

Feel Like dance / globe

globeのデビュー曲。
MVも制作されず、ジャケットなどにも写真が一切出てこない。
軽快な音楽と言葉と声で創られた小さな地球。

globeで有名な曲というと departures が浮かぶと思うのですが、個人的にはこれなんですよね。
歌そのものが地球なんです。
男性と女性、日本人と日本人以外、大人と若者、プロと素人、日本語と英語とフランス語。
多様な存在が集まって一つの歌=地球ができている。
それに魅せられている私たちも地球の一部。
そんな風に感じられるこの曲が好きです。

**********

あれ、まだ全然書いてないのにもう2,000文字超えてしまっていますね。
まだ書きたいことのうち1/1,000も書いていないんですが。
どうして3,000文字などという耳毛を縛るようなきつい縛りがあるのでしょうか。あ、これ呑み書きじゃなかったですね。ノリが呑み書きになってしまいました。すみません。
残りが少なくなってしまったのであと2曲程度に絞らなくてはいけません。
え、無理じゃね?
でもなんとか抑えるしかないのです。

Freeze / Female non Fiction

全然売れなかったせいかSpotifyになかったのでYouTubeで。

ギャル3人組が歌う極上のトランス。
ブルボン MUSIC FACTORY というCDにお菓子がついてくるみたいな戦略でお菓子売り場にCDを並べたときの作品です。
このYouTubeのはシングルCD版ですね。11分を超えるJポップって珍しいです。
小室哲哉トランスの代表作の一つだと思っています。

TRANCEFORMATION / push vs globe

ベルギーのDJ push とのコラボ作品。
シングルとして発売したのは globe がメインの dreams from above / globe vs push です。
ライブでpushとTKのパフォーマンスを見たときは震えました。
カッコいい!

 Missing You / Backstreet Boys

SpotifyになかったのでYouTubeで。
作詞作曲 Tetsuya "TK" Komuro の洋楽です。
BSBに寄せた作りになっていますが、メロディなんかは小室哲哉ですね。
名曲は世界に羽ばたく。

**********

全然文字数が足りませんでしたが、文字数が100倍になってしまうと企画の趣旨から外れすぎてしまうのでそろそろやめなくては。

それにしてもいい曲ばかりですね。
聴き入ってしまって全然書けませんでした。
誰だ、こんな企画を考えたやつ。笑

私は小室哲哉でできています。
過去に発表した曲も小室進行を使ったりしていますので、音楽の面でも影響を受けています。

それでは終わりにしようと思います。
良い夢見ろよ。


伝え合いましょう。気持ち。