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母親のジュエリーを整理した話

こんばんは、きなこ(妻)です。

さて、現在産休に入り、臨月を迎えているわけなのですが、ここ最近両親の身辺整理を手伝っており、その際譲り受けた母のジュエリーについて記録がてら書いてみようと思います。

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母のジュエリー


もともと母は、ちょうどバブルの頃、長らく独身貴族を味わっていたようで、当時人気だった宝石やら貴金属、毛皮のコートなどを海外で購入したりするなど、バブリーな一面もあったよう。

私が物心ついた時には、基本節約!貯金!使うなら子供のため!をモットーにして、カフェすら利用しなかった母が普通だった私からすると、当時の写真を見たり、コレクションしてるものを見ると随分驚いたものだ。

そんな母から、数年前のおもち(息子)を出産後にジュエリーなど集めてきたものを預かった。
宝石やデザインは流行り廃りがあるから、リサイクルするでも、売ってしまっても構わない、好きなように使い方を考えて欲しいと。

唯一母としては、なにか一つでも受け継がれる、つながりを感じるものを残したいという気持ちがあったように思う。

そこから、ずっと数年悩みながら時は流れ現在。
結婚式で使った真珠のネックレスや、行事の時にシンプルなダイヤのネックレスは大切に使わせてもらったが、それ以外がどうしてもサイズ違いやデザインの派手さなどがゆえに使い道が浮かばなかった。

母が1番喜ぶ整理の仕方に悩む

大切に家で保管してる一方、このまま眠らせていいものか、、ずっと宿題が残っているような感覚があった。
そこで思い切ってネクストアクションを取ることに決めた。

考えたのは
1.そのまま保管しておく(親が健在なうちはとくに)
2.一部売って一部を残し、売ったお金は親と山分けする
3.一部売って一部を残し、自分用の違うジュエリーを買う

の3つだった。
結論、私は2を選んだ。

まず1をえらばなかった理由は、もともと親と意向を確認した時に、 母な1番嬉しいのは、母から譲り受けたもので私がこれからの未来になにか使えるものを残したいということ。
また、思い入れがある宝石があるわけでもないため、そのままの形にこだわらない
という点だ。

だったら、私としても、使わないものをずっと眠らせてしまうのは親にも還元できるものがなく、ただ宝物を譲り受けただけになってしまうのは嫌だ!と思い、だったら両親が元気なうちに、この機会をきっかけに何か思い出を作ったり、共有したり、お礼として還元できる方法が良いと考え2を選んだ。

3については、自分用のジュエリーを買って、それを母からのプレゼントとして母との繋がりにしようとも思ったのだが、全額使いたいほど高いジュエリーを望んでいるかというとそうではなかった。

高価買取に成功!

思い立ったらすぐ行動してしまう癖もあり、2.3日あらゆる業者をリサーチし、比較検討した結果よさそうな店舗2つ訪問。
無事2社目が条件よく提示もしてくれ、説明も納得したこともあり、両親に事前に伝えて了承をうけ取引完了。

その日のうちに親へお礼と振り込みまで完了できた。

私が頑張れた理由と、1番欲しかったもの

家に帰り、親に電話した。
買取して一部処分したことを残念がってないか、金額に納得してるのか、、大丈夫とは言ってたものの脳裏によぎってしまう。

でも、電話で聞いた声は明るかった。

・いろいろ模索した結果、満足できる結果になるよう行動してくれたこと
・お父さんとこれから得たお金で新しい思い出が作れること
・一部を私に譲れ、これからの未来に繋がったこと

それがすごく嬉しかったと話してくれた。
電話の後、初めてわかった。

臨月にもなる自分がリサーチし、店舗回りするのは体力を使うなかなかハードなスケジュールだったが、

私が頑張れた理由、そして望んでいたことは、ジュエリーやお金よりも、親に少しでも還元できたという実感と、親が喜ぶ姿を見たかったんだなあと。

今回の件を通して

今回、両親とジュエリーの他一緒にいろんなものを整理する中で、私が知らないコレクションもでてきた。
一個一個調べるために情報を聞く中で、私の知らなかった2人の幼少期や社会人の時のエピソードを聞けたのもとても楽しい機会になった。

特に父に関しては完全に収集性があり、私のストレングスファインダーの一つもおなじ収集性があるんですが、父親ゆずりだなーと思ったり、

保管の仕方を見ると母が改めて几帳面な姿を感じつつ、バブリー時代の話を聞けたり。

そんなこんなで、大人同士になったからこその会話ができてとても有意義な時間になったと思う。

これから先、目を逸らしたいがやってくる介護や終活などがくる前の今元気な時に、できるだけ楽しい思い出をつくりたい。

私の今回買取分で山分けしてもらったお金は、2人目が産まれたあとの、両親含めた家族旅行と、余った分で一生使えるジュエリーか鞄など、母を思い出せるものを購入で使うつもりだ。(あずきからの提案!ナイスすぎる!)
もちろん、処分しなかった品が3品ほどあるのでそれは代々受け継ぐ宝物として変わらず使いたい。

両親はたまには遠方に旅行に行くか!と旅行を計画中だとか。(嬉しい)

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長々お付き合いいただきありがとうございました!
今週も頑張りましょう!

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