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【読書感想】「怖さ」と「喜び」。両方知ってるからこその「戸惑い」ってあるよね

カオティック・クリエイト・セラピー: お金を稼ぐだけなんてもったいない? 副業×創作=セラピー 繊細作家の未来を考える本 /TACK

 

<著者紹介>
人生を変えたい!と切に願う著者の、約半年ぶりとなる5作目の著作。
「心理カウンセリング」の知識を活かした執筆を通して、「読んだ人の人生を変えるお手伝いをする活動」をしています。

 

※この記事は約3000文字、だいたい6分で読めます。

 

 

〇人の本、読んでる場合じゃないんだけどなぁ…

正直に言う。
ここにきて、またまた、書けなくなってしまった…。

6月から執筆を始めた3冊目のKindle本のことだ。

原稿自体は8割方書いたけど、肝心なところで筆が止まってしまった。

 

「インプットが足りてないんじゃ…」

そう思って、いろんな人の本を読んでみた。

ヒントになったこともあったけど、
それでも筆は進まない。

 

そんなとき、作家仲間のTACKさんが新刊を出した。

「人の本、読んでる場合じゃないんだけどな…」

そう思っていたけど、
テーマが「創作活動」と「癒し」ということで、

今のこの状況を打ち破るために、
そして、気分転換になればいいかなという

軽い気持ちで読んでみることにした。

 

 

 

〇わたしだけじゃないんだな…

まず、率直な感想として、

「わたしだけじゃないんだ…」

と、ちょっとだけホッとした。ちょっとだけ…ね。

 

著者のTACKさんがかなり繊細なこころの持ち主だってのは、
正直「意外」だった。

前作「己が足で富士を駆ける。」での、
大胆というか、無謀というか、

あの素晴らしき大バカっぷり(スミマセン…褒めてますよ)から、
もっと図太い神経の持ち主かと思っていたもので。

でも、よーく読み解けば、大胆な行動とはうらはらに、
細かな心理や情景の描写に、「繊細さ」は見て取れるのだ。

 

 

まあ、前作の話は置いといて。

 

 

本書、「カオティック・クリエイト・セラピー」で
わたしがいちばん共感した部分は、

最終章のここ。

 

「創作をし続けないと自分の居場所がなくなる」と感じてしまう危険性があります。
(略)
創作をすることが日常になり、それ以外の時間が無駄かのようにかんじてしまいます。

<引用>

※「感想の共有を目的とした引用についてのみ、大歓迎」ということで、
引用させていただきました。

 

 

そうなんだよねー。

 

居場所がなくなる。自分だけ取り残されてしまう。

 

そういう「あせり」がモチベーションになる人はいいんだけど、

あせって空回りしちゃうタイプの人にとっては、これは本当につらい。

 

で、
創作活動以外の「楽しみ」まで、「やらなくていいこと」「無駄なこと」って思っちゃって、どんどんドツボにハマってしまう。

 

わたし、なにやってんだろって…。

 

 

たぶん、いまのわたしが これだな。

 

執筆活動に専念しなきゃいけないのは、わかってる。

でも、ほかにもやりたいこと、やらなきゃいけないことは、ある。

 

バイオリンだって練習したい。
音声配信だって収録したい。

ほかの人の本も読みたい。

 

でも、今やるべきことはそれじゃないのは、わかってる。

 

やりたいことをやっているはずなのに、なんか楽しくないのは、
罪悪感が胸の奥を刺激するからだ。

 

ホントだったら、こうしてnoteに記事なんか書いてないで、
早くKindle本を書きなさいよ!ってことなんだろうけど。

 

書けないものは書けないし、

だからといって、すべての活動を止めなきゃいけないわけじゃない。

 

 

 

〇あせらなくていいんだよ…

創作したものを「世に出す」ことの「怖さ」と「喜び」。
その両方を知っているからこその「躊躇(ちゅうちょ)」「戸惑い」。

 

ただ、
書かないと書けなくなっちゃう、ってのはある。

大事なことは、どう克服するか、だよね。

 

だから、もう書きたくない…とか、
書けない…とかじゃなくて、

書くんだ!って決めないと。

とりあえずは なんでもいいからさ。

 

書きたいときに書きたいだけ書く!は理想かもしれないけど、
いつまでたっても書きたい気持ちにはならなかったし。

 

いざ!重い腰を上げてそろそろ書こうかなと思ったら、
なんか書けなくなってるし。

 

自分のテンションやメンタルに頼るんじゃなくて、
書くことを習慣化してしまえ。

 

 

サササ―ッと書いて、
サクッと出版できる人がうらやましい。

あ、この人、この前新刊出したばっかりなのに、もう次の本、出すんだ!

 

 

そんな人ばかり目に付くけど、

 

そういう人の陰に隠れて、
書けない…って苦しんでいる人も、たくさんいるんじゃないかな…。

 

そういう人に
「自分だけじゃないんだ…」って
あせる気持ちをなだめてくれるのが、この本。

 

 

 

うまくいかない現実も、
原稿が完成した達成感も、
作品に触れた人が喜んでくれるのも、

 

それもこれも、
みんな含めて「セラピー(癒し)」

 

わたしが心穏やかに過ごすことに必要な、癒しの活動だったんだ。

 

真っ暗なトンネルの中で、出口を照らす一筋の光…。
進むべき道を指し示してくれるような、そんな本に出会いました。

 

 

 

カオティック・クリエイト・セラピー: お金を稼ぐだけなんてもったいない? 副業×創作=セラピー 繊細作家の未来を考える本 /TACK

 

※Kindleアンリミテッド会員は、追加料金なし(つまり無料)で読めます!

 

 

 

 

生きづらさを解消し、
本来の自分を取り戻すためには、

1)なによりもまず自分を深く理解すること。
2)自分を理解するために、他人の人生を知ること。

この両方が必要不可欠なのではないのでしょうか。

生きづらさを解消するために、
もっと他人の人生を知ってください。

「経験」「気づき」「考え」「学び」「生き方」

ほかの人の人生から学べることは、
思った以上にたくさんあります。

「コンプレックス」「黒歴史」「恥ずかしいこと」「失敗談」

みんな抱えて生きています。

 

そんな素振りを見せないで、平気な顔をしているから
わからないだけ。知らないだけ。

傷つくことが怖くて、人と深く関わってこなかった人こそ、
他人の人生を知ってもらいたい。

そのために個人出版のkindle本がおすすめ。

現状の個人出版の活用法としては、
一番有効なんじゃないかなと思います。

わたしの人生にも同じようなことあったかも。
似たような境遇なのに、どうやって乗り越えたんだろう。

対話するように本を読む。

自分事として本を読む。

わたしたちは、もっと人生を楽しんでいいんです!!

 

 

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ひとりでも多くの人が「 生きづらさ 」の原因に気づき、
自分の人生を歩き出すきっかけになってくれれば いいなぁと思い、
「 感謝 」と「 応援 」の循環を目指して
発信活動をしています。

これからも
「 自分年齢で生きる 」
「 人生はトライ&エラー 」
「 挑戦するあなたを ひとりにさせない 」の
三本柱で活動していきます。

応援していただけると、とっても うれしいです。

 

 

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