#22 「生きるということ」
生きること、
あるいは死ぬことについて
ずいぶん躊躇ったけど書いてみようと思う。
身近な人の死を通して、あるいは本を読んだり、毎日を過ごす中で、
いずれ人は死ぬのだからいつ死んだって同じじゃん、
と思い始めたのは中学生の頃。
100年後だろうと1年後だろうと、
もしかしたら明日だろうと
結局死んでしまったら全てなくなるし、
誰かが悲しんでくれるかもしれないけど、
それだって早いか遅いかの違いじゃないの。
大学生になってもそんな考えは変わらなかった。
それから少しずついろんなことを受け入れて生きて行く中で、
やっぱり親を悲しませたくないなって思うようになった。
いつ死んでも同じだけど、
それがいま、ではない理由は
いま、大切な人を悲しませたくないから
つまり、それは人を大切に思うという感情が
表面上だけじゃなくてやっと生まれてきたってことだったのだと思う。
ここ一年はいろいろあったけど
私の存在意義はこれ!とか、
人生を通してこれを成し遂げたいとか、
将来こうなりたいとか
なーんにもないけど、
それでもいいと思ってるし、
大切な人ができた今の私は
大切な人をもっと大切にするために生きる。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?