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イスラエル⑩因果応報One step at a time

二千年以上も読み継がれている史上最長のロングセラー、バイブル。
どんな内容なのか興味ありませんか?英語で一節づつ紹介しています。
貴方なりの解釈で読み解いてください。

前回よりだいぶ間が空いてしまったので少し内容をおさらいします。
-イスラエルの祖と言われるアブラハムには子が授からなかった>
-神との約束を忠実に守った結果100歳に達した頃に一人息子に授かる>
-たった一人の息子アイザックを生贄にするように天より命ぜられる>
-このテストに合格したアブラハムは永遠なる子孫繁栄を約束される>
-息子アイザックはイサ・ジェイコブという双子の息子を授かる>
-母レベッカにそそのかされ、家督権者であるイサからだまし奪い取る>
-イサから逃れるためジェイコブは叔父のラバンの元で隠れ住む>
-ラバンの次女レイチェルに一目ぼれし、7年の奉公と引き換えにレイチェルを嫁に迎える約束をラバンと交わす。

っというところまででした。さてさて、長い7年のご奉公が終わった後、ジェイコブは叔父のラバンにこう言います。
Then Jacob said to Laban, “Give me my wife. My time is completed, and I want to make love to her.”
So Laban brought together all the people of the place and gave a feast. But when evening came, he took his daughter Leah and brought her to Jacob, and Jacob made love to her. And Laban gave his servant Zilpah to his daughter as her attendant.
When morning came, there was Leah! So Jacob said to Laban, “What is this you have done to me? I served you for Rachel, didn’t I? Why have you deceived me?”  Genesis 29:21-25  NIV

ええええええええ??どういうこと?って感じですよね。当時の電球も何もない時代、晩餐会もお開きとなり、その後甘い香りを漂わせしなやかにジェイコブの寝床に入ってきた花嫁、熱い一夜を共に過ごした花嫁は実は、、レイチェルではなくまさかの長女リアであったとは。。。

この結末には幾つかの意味がこめられていると言われています。母にそそのかされ、兄イサのふりをして父からの家督相続の儀式にのぞんだジェイコブは同じようなことを叔父のラバンから受けたことになるわけです。

これは仏教で言われる「因果応報」と同じ意味合いですよね。何事も自行はその身に必ず振り戻ってくる、ということなのですかね。

そして叔父のラバンはしらっとこのように言いました。
Laban replied, “It is not our custom here to give the younger daughter in marriage before the older one. Finish this daughter’s bridal week; then we will give you the younger one also, in return for another seven years of work.”
Genesis 29:26-27 NIV

それなら初めから言ってくれよ!と叫びたいところですが。。。
これは、自分の思い通りに人は動いてくれない。ということも教えてくれているのだと思います。契約を破ってもめるということは日常茶飯事ですものね。こういうときは自分自身の考え方を変えるしかないのですかね。

思い通りにはならない、ならば自身の対応を変えよ。ですかね。

さらなる7年の奉仕が始まります。道のりは長い。。。

#ジブン株式会社マガジン



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