養成課程の入試に向けた取り組み~準備

はじめに

今ではすっかり過去のことになりましたが,
忘れるのももったいないので覚えているうちに書いておきます。

大学院によって事情は異なりますが,
ここでの具体的な名前は控えたいと思います。
※スケジュールや他の記事で何となく察しが付くかとは思いますが。

なお,叩かれるのが嫌なので先に言っておきますが,
この記事は先輩面して書いているわけではなく,
思考の流れの整理することを目的としています。

2次試験?それとも養成課程?

「私は2次試験(または養成課程)一択だ。」
という人以外は悩むところだと思います。

私はどちらかといえば養成課程の受講を志望していたため,
このあたりについて悩むことはありませんでした。

…とはいうものの,
「もし2次試験に合格したら養成課程がない大学院へ行きたいなー」
という気持ちでいました。
※2次試験は無事不合格でした。

そもそも養成課程の準備は2次試験受験前から行う必要があります。

具体的には,養成課程の入試は何回かに分かれており,
その第一回目の入試へ向けた準備を
2次試験の受験前にしなければならないということです。

また,2次試験の合格発表は12月の上旬ごろです。

このため,「2次試験が不合格だったら養成課程へ行こう」
なんて考えていると,すでに準備を始めていた人たちが先に合格しており,
第一回目と比べて少し高めの倍率で挑戦することになります。

…と,ここまでごちゃごちゃ書いてしまいましたが,
簡単にいうと「どっちつかずの意思は止めた方が良い」
という考えをもって取り組んでいました。

説明会への参加

2019年8月のこと。

志望する大学院では,受験に先立って説明会が開催されていました。

「入学したい大学院だし,行って損はないだろう。」
そう思って参加しました。

内容はググればわかるようなことばっかりだったんですけどね_(:3 」∠ )_

ただ,先生の話とか実習の雰囲気を知ることができたのは
かなりプラスになったと思います。

必要書類・課題などの確認

当たり前だがいろいろある。

履歴書のような書類や,次のような課題が出された。
・小論文『中小企業診断士の役割と資格の活用方法』
・研究計画書『研究予定のテーマとその計画』
・その他

なぜ中小企業診断士の資格取得を目指しているのか?

とりあえず自問自答して自分の今の気持ちを整理してみる。

私:私は経営とかITとか会計の勉強が好きだ。
敵:で?
私:たくさん勉強して何かに役立てたいと考えている。
敵:それと診断士に何の関係が?
私:幅広い知識を駆使して経営に関するアドバイスがしたいなぁと思って。
敵:そもそも診断士ってなんだかわかってる?
私:実はよくわかっていませんʅ(◔౪◔ ) ʃ

…ということで Google 大先生へ質問
「中小企業診断士 役割」
すると,中小企業庁のページが出てきます。

 診断士は、企業の成長戦略策定やその実行のためのアドバイスが主な業務ですが、中小企業と行政・金融機関等を繋ぐパイプ役、また専門的知識を活用しての中小企業施策の適切な活用支援等幅広い活動が求められています。(1)診断士の業務
  診断士の業務は、支援法では中小企業者がその経営資源に関し適切な経営の診断及び経営に関する助言とされています。現状分析を踏まえた企業の成長戦略のアドバイスが主な業務ですが、その知識と能力を活かして幅広く活躍しています。
(2)診断士の役割
  診断士は企業の成長戦略の策定について専門的知識をもってアドバイスします。また、策定した成長戦略を実行するに当たって具体的な経営計画を立て、その実績やその後の経営環境の変化を踏まえた支援も行います。このため、診断士は、専門的知識の活用とともに、企業と行政、企業と金融機関等のパイプ役、中小企業施策の適切な活用支援まで、幅広い活動に対応できる知識や能力が求められています。

中小企業庁『中小企業庁:中小企業診断士とは』より引用

まぁ↑の自問自答では知らないふりをしていましたが,
おおむね思っていた通りです。

要するにこの課題では,中小企業診断士の役割の具体的な定義を
理解しているかを見るようですね。

このあたりの内容と,自分なりに思い描いている診断士像を書きました。

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養成課程の入試に向けた取り組み
- 準備
- 研究計画書の作成
- 出願+α
- 入試当日
- 後日談

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