養成課程の入試に向けた取り組み~入試当日

入試当日

2019年11月のこと。

さすがに遅刻するとまずいので,
大学の最寄り駅へ2時間前に到着するように家を出ました。

近くのスタバでコーヒーを飲みながら面接シミュレーションを実施。

笑顔で回答するよう心掛けていたので,
たまに一人で笑顔になっていました。
※あれな人だと思われているかもしれないが気にしない。

時間になったので大学へ移動。

実は4年間通っていたキャンパスなので,
部屋に入るのは久々のことで懐かしく感じる。

控室の様子を見ると,ほとんど私より年上の人でした。
「20代はいないのかなぁ」なんて思いながら席に着きました。

また面接のシミュレーションをしていると,
そのうちに担当の方が控室に入ってきました。

「(かなり要約すると)そのうち呼ぶので待ってて」とのこと。
待っているうちに呼ばれました。

入試:個人面接

部屋に入ると,先日面談していただいた教授と,
恐らく診断士の先生方4名が座っていました。

5対1の個人面接。
緊張しないわけがないですね。

面接の詳細な内容は割愛しますが,
前日にシミュレーションしていた内容は聞かれました。

ぱっと見で怖そうな先生もいましたが,
ご質問をいただく時には笑顔で話していただいたので,
結構話しやすかった感じでした。

なんというか,落とそうとしているのではなく,
「この人は受け入れて大丈夫なのかな」
という点で確認しているような印象を受けました。

ということで個人面接は終了。

「あの手ごたえだと多分大丈夫だろうな」
と思いつつ,昼食を取りに外へ出ました。

入試:グループディスカッション

先に言いますが,これは生きた心地がしませんでした。

先ほどの控室で待っていると,
担当の方が来て受験者のうち4人が呼ばれました。

見た感じ40~50歳くらいのおっさん3人と若造の私。

部屋に入ると先ほどの先生方が3名座っていて,
我々が座る椅子の上に紙が置いてありました。

そこで,試験官から次のように言われました。
「まず自分なりに考えをまとめ,時間になったら発表してください。
その後話し合いを行っていただき,最後に発表していただきます。」

…ほう,そういう形式か。
ではどのような問題が書かれているのだろう。
そう思い,問題用紙に目を通しました。

ものすっごく要約しますが,2次試験の事例Ⅲっぽい雰囲気の問題です。
製造業がテーマでした。

確かこういう問題の場合はー…
・マニュアル化に力を入れ属人化を解消する。
・管理職の権限を委譲する。
・ECRSで考える。
・小ロット化や標準化,工程間の同期化を行う
っていうそれっぽいキーワードでごまかすしかない。
とりあえず考えをまとめてみました。

そして個人の発表の時が来ました。

そこで思ったのですが,私以外の3名は恐らく,
経営コンサルティングの経験者?だったようです。

全員が自らの経験と2次試験の知識を交えながら話していました。

話についていけない(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

やばいよやばいよと思いながら私の番が回ってきました。
そこで話した内容は,
・属人化を避ける。
・人材のレベルを上げる。
…以上。

そもそもですが,私が知っている中小企業の実情はただ一つ。
中小企業はリソース不足で辛い環境に置かれている,ということ。

実際に見たことがないので当たり前ですよね。
(いや,もっと本を読めっていう話ですが。)

とはいえ文句を言っても仕方がない。

その後のグループでの話し合いでは,
事例Ⅲの勉強で覚えたことをとにかく吐き出しました。

あとになって思ったのですが,
自らの知識を誇示していると捉えかねないので,
このやり方は良くなかったのかもしれません。

誰かが発言したあと次の発言を考えながら,
会話の流れを乱さないように必死に発言しました。

…といった感じでグループディスカッションが終わりました。
いろいろありましたが,とりあえずは一段落と考えてよさそうです。

部屋を出た後,受験者同士で雑談しながら出口へ向かいました。
全員とても話しやすい方々でした。

もし4月以降に同じ受講者として議論を交わすことができたなら,
それはとても楽しいし勉強になるだろうなと思いました。
※話についていけるか非常に心配ですが。

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養成課程の入試に向けた取り組み
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- 出願+α
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