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夏のドラマ見始めました「海のはじまり」感想

ようやく夏のドラマを見始めました

全部は見れないので、いつも自分が「おもしろそう」と思ったものだけ。
見始めた夏のドラマはこちら
「海のはじまり」
「笑うマトリョーシカ」
「新宿野戦病院」
「ギークス〜警察署の変人たち〜」
「錦糸町パラダイス〜渋谷から一本〜」
「GO HOME」

「海のはじまり」の脚本家は生方美久さんなので、楽しみにしてました

誰の何に感情移入して見ていくかによって、見え方が変わると思いますが、
それぞれの複雑な想いを感じながら見ていきたいドラマだった。
まぁ泣けるんだわ…。

1話から3話の感想
夏くんと弥生さんと海ちゃん、三人で過ごして帰ってきた時のシーン

弥生さんが「楽しかったです」と言ったことに対して
朱音さんの「子供産んだ事ないでしょ…」からの流れが、まぁひどい…
思っちゃうのは仕方がないけど、あれを全部弥生さんにぶつけるのは
違うよね。ほんとに
でも弥生さんすごいよ。朱音さんの言葉ぜんぶ聞いた上で
もう1度「でも本当に楽しかったです。ありがとうございました。
私まで一緒に」って。
黙っちゃうでもなく、言い返すでもなく、「すいません」って謝るでもなく、すごい。
朱音さん、そこで言っちゃいけないこと言ってしまったことに気づいたと思うけど、もし自分が朱音さんだったら弥生さんの態度でまた落ち込んじゃうかも。
なんて酷いこと言っちゃったんだろうって。自分のモヤモヤをぶつけただけじゃん。ってなるし、自分よりも若い弥生さんの方が大人だってなる。

朱音さんが、夏くんの家に(弥生さんもいる)海ちゃんを連れてきたシーン
朱音さん「この前のあれ気にしないで」からの
「大人だってまだダメでしょ。思い出すと気持ちがグチャグチャするでしょ。」
夏くん「海ちゃんは家でも元気なんですか?」
朱音さん「元気ですよ。」
夏くん「泣いたりとかご飯食べないとか…」
朱音さん「ね…。」「ねぇーっ。」「じゃあ、よろしくお願いします」

客観的にみたら、もっと海ちゃんの気持ちに寄り添ってあげてよってなるんだけど、自分の気持ちの整理に必死なんだろうね。

夏くんはずっと海ちゃんが元気すぎることに違和感があった
夏くん「学校楽しい?おばあちゃんちは?」
海ちゃん「楽しい!」
夏くん「本当に?」「なんで元気なふりするの?」
「水季の変わりはいないだろうし、水季が死んだ事から気逸らしたってしょうがないし、悲しいものは悲しいって吐き出さないと。」
横で弥生さんは、「そんなことないよね。みんなが優しくしてくれるから、海ちゃんも元気でいられるんだもんね…」ってフォローしてくれてて。
弥生さんが「頑張って元気にしてたんだよね。えらいよ」ってハンカチを差し出した。
海ちゃんはそれを受け取らず、夏くんに抱きつきにいった。
やっと海ちゃんが悲しんでいいんだ、泣いていいんだってなれて本当によかった。
大人でも気持ちの整理がつかなくてグチャグチャしてるんだから、大人が悲しんでいいんだよって教えてあげないとわからないよね。

あと弥生さん、いま疎外感がすごいと思うけれど、落ち込まないでと言ってあげたい。血が繋がってるとか繋がっていないとかの問題じゃなくて、
ちゃんと海ちゃんのこと思っているかどうかは伝わるからね。

3話海辺でのシーン
夏くん「パパいつ始まるの?って聞いてくれたけど、始めて欲しいってこと?パパになって欲しいってこと?」
海ちゃん「うううん。夏くんパパやらなくていいよ。でもいなくならないで。ママとパパ一人ずつしかいないから、だからいなくならないで!」
もう海ちゃんの言葉が切なくて涙が止まらないです…
そのあと夏くんが海ちゃんの写真撮るのに、近すぎるからちょっとここで待っててって言って、少し離れようとするんですが、ついてきちゃう…ってシーンがまた色々考えちゃって。楽しそうにキャッキャしてるんだけど、ちょっと離れると不安なのかなとか。

一人一人のそういう細かい心理的なものとか感情とかがしっかり表現されてるドラマなので、私の頭の中はフル回転です。

4話が早く見たい


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