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アクションゲームが苦手な人にほどおすすめ【プリンセスピーチShow Time!】

どうも、あずきです。

今日はゲームの紹介としてこちらのゲームを紹介したいと思います。

プリンセスピーチShow Time!

ヘッダー画像の封筒はめちゃくちゃ高まりました。これがDL版にはない魅力。

ピーチ姫が姫の象徴である王冠をリボンに置き換えて活躍するタイトルになります。

タイトルにも書きましたが「アクションゲームが苦手」という人ほどやってほしいタイトルだと思います。

ただ、アクションゲーム自信ニキにもお勧めできる要素はたくさんありますので語っていきたいと思います。


横スクアクションでできること全部盛りなアラカルト作品

基本はマリオシリーズお馴染みの横スクロールアクションを基本とする本作ですが、映像等でもあるように「ピーチが役になりきって様々な劇で主演をする」というストーリーですので、基本的なジャンプボタンとアクションを発動するボタンを押してあとはスティックで操作するだけの簡単アクションゲームとなっています。つまりファミコンでもできてしまうタイプのシンプル操作なゲームですね。

着替えて、特殊能力発揮して、アクションまで変わる・・・うっ・・・大丈夫です。ジャンプできるだけ例のタイトルより数百倍ゲームになってます。

ただ、このゲームそれ以上に意欲的なのが「横スクロールでできること全部盛り作品」な点ですね。これで一見単純なゲーム性に見えて色んなゲームをつまみ食いできるような立ち位置になっています。

それが楽しめるか楽しめないかでこのゲームの評価は決まってくると思いました。

各変身とオマージュした要素比較

というわけで全部プレイして各変身要素がどんな要素の入門編になっているかを比較していきます。

剣士ピーチ「王道パリィアクション」

まず一番最初にプレイすることになる剣士ピーチに関しては「王道パリィアクション」です。

パリィを知らない人に伝えると「敵の攻撃をギリギリでかわしたり、ガードすることによって、反撃の機会や強力な一撃を叩き込むことができる。」アクションです。近年だとダークソウルなどのフロムゲーやゼルダでもジャストガードやジャスト回避といった名称で取り入れられている要素ですね。

タイミング的にはかなり緩い部類ですので数回やれば慣れていくと思います。

パティシエピーチ「アクションパズル」

体験版でもプレイできるパティシエピーチはお菓子作りという名目でクッキーを連打で作ったり、ケーキのトッピングをアクションとスティックでパズルを完成させるように作るアクションパズル要素が強いステージになっています。

ちなみに筆者はめちゃめちゃ苦戦しました。最後のステージは敵とのタイムアタックになっているので早く完成させなきゃと焦るあまり操作ミスをしやすいんですよね・・・笑

探偵ピーチ「推理アクション」

まぁこれをアクションゲーと呼んでいいのかは別の話になりますが、スクロールするステージの範囲内で矛盾や怪しいところを調べて最後は逆転裁判ばりに「おみとおしアタック」をすることによって、敵にダメージを与えていく仕様です(ちなみに間違えたら自分がダメージ喰らう仕様)

その仕様の意図がなかなか飲み込めずおみとおしアタック乱発してよくわからないうちにストーリーが進んでしまったというアホなプレイをした自分がここにいます。

カンフーピーチ「間合いを意識するQTEアクションゲーム」

カンフーピーチは通常攻略にパリィがなくなっているので道中少し苦戦する敵が出てきます(棒使いが攻撃させてからじゃないと棒を弾き飛ばせない)。あとはこれみよがしに道中に設置されている棒に捕まると回る勢いで敵を吹き飛ばしたりすることができます。工夫して突破すると後半のボスは全てQTEのタイミングゲームになります。

QTEはQuick Time Eventということでデモっぽく見えるシーンの途中にボタンを押すコマンドが発生してその有効時間内に入力すると次にイベントが進む(ミスると直前や少し前からやり直し)という仕様ですね。

後半になってくるとアクションボタンだけでなく間合い(x軸)やジャンプ(y軸)を合わせるなどスマブラに通ずる間合いを意識する難易度になってきます。

カウガールピーチ「遠距離シューティングと強制スクロールアクション」

カウガールは投げ縄を持っているのでどちらかというと遠距離シューティングが中心のゲームになります。そこに馬での並走や暴走列車内での戦闘など強制スクロールやそれに近い系統でのアクションを求められるので中々に一瞬の判断を求められるステージになってきます。

ちなみに初見殺しが多いのはこれですね。マリオシリーズはコインによる誘導がきちんと配置されているのでそれに意識を配っていても気づいた時には修正不可という状態も多いので「ああああああああ」と思いながらスルーしたキラメキは数知れず・・・

ただ、ストーリークリア後のやり込み要素がきちんと整っているのでやり直しは苦になりません。

忍者ピーチ「王道ステルスアクション」

代名詞としてメタルギアシリーズが当てられるほど、有名なステルスアクション要素が強いステージとなります。基本的に見つからないようにステージを進み敵を後ろから叩くというのが基本的なアクションの流れになります。

隠れ方は2種類ありまして壁に張り付くことによって忍者の布みたいなものが出てくるのと草むらに隠れると見つからないようにペープサートを出して隠れるんですが・・・「バレバレじゃね?」というのは舞台のお約束ということで我慢しましょう笑

怪盗ピーチ「スタイリッシュ飛び移りアクション」

怪盗ピーチのみメトロイドのグラップリングビームやゼルダのフックショットのように飛び道具を引っ掛けて進むというアクションが実装されています。

これがまた楽しいので何度もやってしまいますね。メトロイドで鍛えられた甲斐はありました。

最後はこれと強制スクロールの組み合わせで緊張感のある華麗な逃亡劇が体験できる個人的には1・2を争う好きなステージでした。

マーメイドピーチ「AI使役アクションゲーム&リズムゲーム」

マーメイドピーチはピーチ自らは何かアクションをするというわけではなく、歌うことによって背景のキャラクターが動くようになるのでその子達を使役して仕掛けを解いていくといった同社のタイトルで言うならピクミンに近いゲーム性となっています。

そしてボス戦はリズムに合わせてBを押しながらスティックを特定方向に入力するリズムゲーが始まりますが、結構タイミングが厳しいです。なんでこれだけ厳しいんや他結構ガバガバやのに・・・と言う思いは胸にしまっておいて何度もやれば難しい譜面ではないのでクリアは容易だと思いますので安心してください。

フィギュアスケーターピーチ「動き暗記してボタン入力する覚えゲーアクション」

かつてフィギュアスケートに存在した「コンパルソリーフィギュア」のようにお題のボタンを入力する理想的な動きが決まっており、その動きを試行錯誤して入力していくことによってスタイリッシュな動きができるというアクションになっています。

ただ、氷なので慣性とかがうまくいかないとヤキモキする場面もありますが楽しいですよ。楽曲はめちゃくちゃ美しいので何度もプレイする価値はあります。

スーパーヒーローピーチ「ギミックを持ち上げて解く等、パワーが全てのゴリ押しシューティングアクション」

全ステージの中でも抜群の爽快感を誇るスーパーヒーローピーチです。ギミックを持ち上げたり、持ち上げたもので別の敵を倒してコンボを繋げていくなどアクションゲームの楽しさが詰まっているといっても過言ではありません。

後半ではシューティングステージが登場したりと宇宙を舞台にスーパーヒーローの活躍が繰り広げられます。最後の最後には「パワーが正義」とでも言えるようなゴリ押し(に見える)アクションが爽快感を倍増させてくれます。

プリズムピーチ「星のカービィを彷彿とさせる王道シューティング」

最後の最後のシューティングゲーに移行するのは完全に星のカービィなわけですが笑

第1段階も第2段階も打ち込む球の種類が変わっただけで、基本の王道シューティングということは変わりませんね。

敵の攻撃を掻い潜り敵の弱点に球を打ち込むだけと言うシンプルなゲーム性ですね。ただ、やり込みでノーダメ&縛りをつけると難易度が跳ね上がるんだな。と思います。攻略のコツとしては「自機が球を打ってる時と打ってない時の移動スピードが違うってことに早く気づけるか」と言うことですね。ネタバレですが。

フロアボス戦が変身できないなんて・・・

ステージ構成としては

通常ステージ・・全20個(10変身✖️2個)
各変身用のボスステージ・・全10個
1F〜4Fの各4ステージをクリアすると出現するフロアボス・・全4個
上記のステージを全てクリアするとプレイできるラスボスステージ1個

となっています。

つまり各変身にボスステージが用意されているのでフロアボスステージはピーチ単独で挑むと言うのは間違ってはいないんですがもっと変身を楽しめるボス戦にして欲しかったかなぁと言うのは本音です。

各フロアボスもなかなか凝っていて

1Fはアクションゲームのボスお馴染みの「相手の攻撃を跳ね返してぶつける」タイプ(ステージが上下反転します)
→剣士ピーチの応用
2Fは「ステルスしながら敵の弱点に詰めていく」タイプ
→忍者ピーチの応用
3Fは「タイミングよく避けて弱点を規定の位置に置くことをキープしていく」タイプ
→カンフーピーチの応用
4Fは「ステージをよく観察して敵のビームを跳ね返していく」タイプ
→スーパーヒーローと怪盗ピーチの応用

と、これまで培ってきた要素を総動員すればなんとか行ける仕様ですが、フロアボス戦で変身できないのは意外でした。変身するとテンポ感落ちるからかなぁとは思いましたがちょっと残念でした。

初心者向けと思いきや、やり込み要素抜群

ストーリークリアまではぶっちゃけ簡単な方の部類に入りますが、クリアすると上級者向けに牙を向いてきます。

①周回むけに全ステージへ新たな収集要素の解禁
②ボスに縛りプレイ実績の追加
③劇場の装飾の追加

①はキラメキコンプリートをするのに「周回だるいなぁ」と思ってる人向けに新たな収集要素が追加されるのは非常に嬉しい仕様でした。
②に関してはノーダメは普通ですし、最小打数でクリアとかも条件に含まれるので普通に難易度は跳ね上がります笑

任天堂のいつものやつですね。「間口は広いけどきちんと上級者向け」と言うやつです。その作りに安心するんですよね。

マリオよりアクション入門としてはおすすめ

正直、マリオって「やることがどこまでいっても一緒」と言うところで私は途中で飽きてしまうんですが(唐突な暴言)、ピーチに関してはガワを変えるだけでこんなに飽きずにできるのかと言うのを示してくれたゲームだと思います。

その反面各掘り下げが薄味になってしまうので「アクションゲームが苦手だけど少しやってみたい」と言う人にとってはおすすめのタイトルだと思いました。

よかったらプレイしてみてください。

おまけ「誰も触れてないけど・・・」


そういえばピーチ姫のおつきとしてマリオシリーズで有名なキノピオくんですが・・・

まさかの本作OPとED以外で出番なし!!!

なしてや!せめてモブで出すぐらいよかったやろ!とは思いつつも冠を外した別世界のピーチを描く時に冠かぶせてこようとするキノピオがいたら邪魔か・・・と思い直しました。でも寂しかった・・・キノピオくん好きだし・・・

任天堂公式LINEのキノピオくん「呼んだ?」

テメェは読んでねえ帰れ

なつめさんちのさやピオ「呼んだ?」

テメェも呼んでねぇが好きですよ。

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