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株主総会の案内が届きました【24年3月期決算を読み解く散文】

どうも、あずきです。

今回は

シリーズ記事となりました。

任天堂決算報告感想noteシリーズの第3弾として、まずは2024年3月期決算を読み解いていき、続いて株主総会でできそうな質問を考えていきたいと思います。

いよいよSwitchの終わりが見えてきた

昨年の23年3月期の決算で「初めてハードもソフトウエアも販売が減った」という風に報じられ、今季は「ティアキン」と「マリオワンダー」と言う2大看板タイトルの新作が発売されたにも関わらず結果としてはハードもソフトウエアも下がりました。

これはやはり露骨に「Nintendo Switichの終わりが見えてきた」と言ってもいいと思います。

もはや次世代機の存在は発表されていますので今年はNintendo Switchの販売が伸びると言うことはないと思います。

ダウンロード専用コンテンツの市場が順調に伸びてきている

Switch Online利用者をはじめとする年間のアクティブユーザーは増えているので、ダウンロードコンテンツの販売が増えたと言うのは非常にいい話だなと思っています。

パッケージ併売ソフトとの売り上げ比率も5割ちょうどになったので、あらゆるところで任天堂ソフトに触れる機会があると言うのは喜ばしい話だと思います。

パッケージをやめない理由は単純で「売り場面積の確保」がよくあげられますし、任天堂のインタビューなどでも語られます。

aminoもフィギュアとして売り場で存在を出すことが目的として作られており、玩具屋さんや家電量販店で置くスペースが確保されていればそれだけ「認知が広がること」また、ダウンロードカードを物理的に発行することでコンビニ等においてもらえるので、またさらに「認知」が広がると言うのは非常に見事な戦略だと思います。

マリオカート8DX・・・

お前、発売から7年経ってるソフトやぞ・・・オリジナル版のWiiU版から数えれば10年やぞ・・・?

10年前ってゲーム界で言えば「てま崩壊」こと曲芸師がパズドラで猛威を振るってた時やぞ・・・(パズドラの推しはヴァルキリー。今のアカウントも左所のアイコンは297ヴァルのアイコン)

同じ年なら「P.T.」が話題を掻っ攫ってた時代だぞ・・・?

言いたいことはここに詰まっているので引用させていただきましたが、ただこれだけ売れ続けると逆に買い切りソフトならではの利点が生まれてくるわけで「減価償却がほぼ終わっているので売れたら売れただけ利益になる」と言うことです。

昔の任天堂ソフトはオンライン対応ソフトであれば運営サーバー費はソフトの売り上げから拠出していたので売れれば売れただけ少し運営費が負担になるような構造でしたが、今はSwitch Onlineがあるのでサーバー費はユーザーから直接取ることができます。

となれば、売れれば売れるほど純粋に利益になると言うことです。

しかも、任天堂が強いのは「中古でもそんなに値段が変わらない」と言う点。

定価が5900円に対してGEOのオンラインストアでも 4900円と値段がほぼ変わっていないと言う点です。

https://ec.geo-online.co.jp/shop/g/g515310102/

ちなみに同じように減価償却が終わったソフトをひたすら低価格にしているのがカプコンだったりします。

確かいつだったかの株主総会で「そんなに安くばら撒いて大丈夫か?」→「減価償却はほぼ終わってるから問題ない」って答えていた気がします。

つまり、そうやって認知度拡大のためにひたすら安くしてエンドユーザーに配っているカプコンなどに比べてほぼ値段が変わらない状態を維持し続けている任天堂は逆にすごいと言わざるを得ません。

これってもしかして最大のチャンスなのでは・・?

かつて、Xかどこかで読んだのですが「ゲーム機ビジネスの最大の欠点はハードが数年で移り変わることによってせっかく作った市場がリセットされてしまう。移行が失敗したらそれがそのままダイレクトに響く。」と言う言説。

もしかしたら、Swtichの次世代機はそのマイナスを最大限のチャンスに変えてくる可能性があるのではないかと思います。

7年が経って、正直スペック的にはもうかなり昔のものを使っている関係で、ただ画面が綺麗になるだけの後継期じゃなくてメトロイドドレッドの時みたいに「この性能になったからできる新しい遊び」を提供してくれるという期待がありますね。それを「この価格で!」となれば任天堂の時代はまだまだ続くのではないでしょうか。

株主総会で聞きたいこと

ここからはもし当てられたら聞こうと思っている株主質問を書いておこうと思います。もし、万一「これ聞きたい」って言うものがございましたら自由に使ってください。

映画やテーマパーク事業などで任天堂IPの認知を拡大してきたが、今後展開を考えている分野や取締役の皆さんが個人的に興味を持っている分野を教えてください。

これに関してはシンプルに映画やテーマパークの次のIP展開の考え方を聞きたいからですね。

ワンチャン宮本さんから他の興味のある分野聞き出せたら最高。

モバイル端末での事業展開を初めてこれで8年目に突入するが、決算資料等を見ると他のIP展開とまとめて項目が立てられているためモバイル事業単体での動きが見えずらい。ここ数年でサービス終了するアプリはあったが新規が展開されていない。今後は今の事業規模を維持しながら、新規はあまり作らないのか。また、ドラガリアロストなど終了してしまったアプリをコンシューマに移植するなどの動きはあるのか教えてください。

マリオランが2016年に展開されてから様々なアプリがリリースされてきましたが、現状任天堂IP関連で残っているアプリは以下の通りです。

・マリオラン(元々買い切り)
・ピクミンブルーム(開発はNiantic)
・FEヒーローズ(開発はIS)
・どう森ポケットキャンプ(開発協力にDeNA)
・マリオカートツアー(開発協力DeNAとバンナム)

他にはドクターマリオワールド(開発はLINE)やドラガリアロスト(開発はCygames)などが配信されてましたが、サ終済です。

特にドラガリは評判も良かったため、コンシューマ移籍がワンチャンないかなぁと思ってます。

開発のCygames的にはリトルノアと言う前例もありますしね。(スマホ版やってた友人曰くゲーム性は別物らしい)

私が主に聞きたいのはこの二つです。

良かったら皆さんのご意見もください。あと当然私に発言権が与えられるとは限りませんのでこの質問に関しては自由に使ってもらって構いません。

それでは

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