満たされる空間

1/8にNHKで放送された「ねほりんぱほりん「バ美肉おじさん」…驚きのバーチャル世界がそこに 」を見ました。

いくつか取り上げたい事柄があるのですが、今回は、「(リアルで)恋愛のスイッチが入らなかった」件について、少し書いていきたいと思います。

私自身の捉えた感じ方を主に書いていきます。

私は今、バーチャルキャストができる環境を整えつつも、まだ、配信や凸をした事が無い状態で、一方でVRChatはすこし(?)ハマっている段階です。
それはすごく「エモい(エモーショナルな)」としか言えないほどの感情の揺れ動きと、大きな満たされを体感しました。
そこを経た私の感覚の変化としては、ギラギラするような性欲のような、「かまってっちゃん」とも言えるような、他人にかまって欲しい欲望が、「なくなる」とまでは行かないのですが、平板化したり、減少の傾向にあります。
VRChatでの「エモい」体験のうち、恐らく私に大きく作用したのは、「スキンシップ」「かわいいと言われる」「(ワールドという)空間を共有しながら長話をする」あたりと考えています。これらの(現実でも簡単に思われがちな)体験が私の心を満たしたのだと思います。そして、前述したように「ギラギラしたかまってちゃんの私」がふっと消えたように「私自身を突き動かす要因」としてはとても弱くなったのです。
もちろん、VRChat内での出来事なので、「仮想現実」ではあるのですが、しかし、「エモい」のは現実の心の動きです。
あらかじめ行っていた自己分析とあわせれば、中学時代に体罰や落ちこぼれ扱いで毀損されていた私の自尊心は、スキンシップと肯定、話を聞いてくれいる人を必要としていたのでしょう。

安直にまとめてしまうなら「満たされない人はVRをはじめるべき」となってしまいますが、病的にハマってしまう危険性は多々あると思うため、簡単には言えないという所です。

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