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私のリカバリーストーリー「転落Part III」

リカバリーストーリーを書く時が来ました。

連載の再開です。

前回までのリカバリーストーリーは、
見てくださいね。

発病して配置転換となり、
ますます病的になっていった私は、
誰の話も聞かなくなってきます。
それでも、当時の妻の話は比較的聞くことができました。
妻の言葉だけは、頭に残りました。

だから、しばらくして言われた言葉で
私は大きな大きな間違いを起こしてしまします。

それは、

「自殺」

これ以上生きていても仕方がないと思ったのです。

当時、資材置き場で働きながらなんとか生計を立ていました。
子供もいましたのでギリギリだったと思います。
それでも妻の実家の援助をもらいながら、
妻は一生懸命支えてくれていました。

しかし、私は常に自分のことだけでした。

支えてくれている妻のことは二の次。
自己中心的な言動ばかり。

ある朝、突然妻が言ってきました。

「このままだったら離婚します。」

出勤前だった私は
驚きを隠したまま平然を装って出勤しました。

しかし、抑えきれない感情が湧いてきました。

「一人になってしまう。」

一瞬でどん底に落ちました。

そして、考えました。

でも、今思うと考えていなかった、
ただただ、「どうしよう」と思うばかりで、
考えるどころではなかった。

そして、ふと、本当にふと気がつきました。
「死のう。」
「死んでお詫びしよう。」

気がついた時には、死に場所を考えていました。

そして、1日彷徨いました。

でも、息子が引き留めてくれました。
息子の写真が引き留めてくれました。

というのは表向きに後から私が話をした内容です。

どういうことかと言いますと、、、

この一連の自殺騒動ですが、
全て私の描いたストーリーです。

そう、自作自演です。

自殺を考えたのも
自殺を言い出せばみんなが心配してくれることを
わかった上での行動です。

息子の写真ですら利用して
自作自演したのです。

全ては、自分のことを見てほしいがため、
自分が病気であることを周りに知ってほしいがため、

本当に最低野郎です。

しかし、一番振り向いて欲しかった妻は、
むしろ離れていく結果となりました。
もちろん息子も離れていきました。

そして、1回目の入院です。
精神科に入院です。

転落・・・まさしく転落です。

今回はこのぐらいにして・・・

次回をお楽しみに。

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