クライアントと定期的に振り返りをしていたら一体感が出てきた話

こんにちは!Azukaritai の村穂です!

だいぶ暑くなってきましたね...!
僕の住んでいるところは寝室にはエアコンがないので(!)、朝起きると軽い脱水症状になっていてすごく危険です...。早くエアコンを取り付けたいですね。

さて、今回はタイトルの通り、クライアントと定期的に振り返りをしていたら一体感が出て良い感じにサービスの運用業務ができるようになったお話をしたいと思います!

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振り返りを導入した経緯

今回振り返りを導入した案件での Azukaritai の動き方は、サービスの運用に必要な定期業務の実行と自動化。バグの修正。既存機能改修。が主でした。これらによってサービスの成長をサポートするのが目的です。

準委任型での対応となるので、限られた時間の中で上記の取り組みを効率よく価値のある動きをすることが求められます。そのために、作業の優先度決めはとても重要です。

しかしこの優先度の認識に関して、また限られた時間のなかで優先度の高いものに絞って作業を進めていくスタイルに関して、クライアントが十分に満足できていない雰囲気を感じていました。

その理由は、優先度が高いはずの作業中に別の作業依頼が飛んできたり(優先度が低そうに感じるもの)、こちらで優先度が低いと判断し後回しになった作業に対して、ご納得してもらえていない雰囲気があったり、そんなことが続いたためです。

どうしたらもっと双方しっくりした形で運用業務に取り組めるか考え、コパイロツトの定金さんにも相談したところ、振り返りを実施してクライアントの話を聞く機会を設けることを勧められたので、すぐにそれを取り組むことにしました。

本当にすぐ取り組んだので(振り返りを勧められた当日にクライアントとの定例があったので、急遽振り返りのアジェンダを加えた)、あまり準備がないまま実施してしまいましたが、それでもクライアントが積極的に取り組んでくれたため充実した時間にすることができました。

振り返りの良さはすぐに実感できたので、そこから定期的に実施するようにしました。また、2回目以降の振り返りでは以下のことを気を付けました。

振り返りを行う際に気を付けたこと

振り返りは社内でもよくやっていて、気を付けなければいけないポイントはなんとなく把握していました。それは、なんのために振り返るかを明確にすることです。

これを明確にしないまま振り返りを行うと、色々な観点からの意見が出てしまい、収束が難しくなる経験をしていたので、なんのために振り返るのかを明確にし、参加者が同じ目標に向かって振り返りの意見を出せるように注意しました。

そのためにやったこととして、多少冗長になっても振り返りの際は必ずその目的を最初にアナウンスするようにしていました。

また、たとえば KPT のような形式で、意見出しからネクストアクションの作成まで振り返りの中で行おうとすると、ファシリテーターのスキルが重要になってくるため、正直ファシリテーターのとしてのスキルがまだまだ不足していると感じていた自分は、とりあえず、意見を出すところだけ振り返りの中で行い、ネクストアクションの作成に関しては持ち帰りとしました。また議論も禁止にしました。

本来であれば、ただ意見を出すだけではちゃんとした振り返りにならないと思いますが、今回の状態だと、クライアントと Azukaritai の所感がお互いに把握できるだけでも十分現状の改善に寄与すると思ったため、そのような判断をしました。

振り返りを行った結果

結果はやってよかったと言えるものでした。運用しているサービスだけでなく、業務プロセスについても意見が出せる場ができたので、クライアントが不満に思っていることや違和感を感じていることを広範囲に拾えることができるようになり、どこを改善すると良いのかを検討しやすくなりました。よかった点なども意見をもらえるので、良いところは維持することもできます。

Azukaritai がしたいことも意見し、クライアントに Azukaritai のモチベーションが伝わっている状態になっているので、振り返り後は作業内容を決める話し合いがスムーズになった気がします。

個人的な観点からの意見も出てくるため、関わっている人同士の距離感も縮まったように思います。

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対話は大事

振り返りによって取り組みが改善できるようになったのもよかったですが、言いたいことが言える場を用意するのは安心感にも繋がるなと思いました。

クライアントからも、振り返りによる対話の機会を良いとコメントいただいていて、他の案件でも積極的に取り組めるようになっていきたいなと考えています。

最後に、こんな感じで活動している Azukaritai に興味がある方はぜひお問い合わせ下さい!案件のご相談でも、採用のご相談でも、雑談でもウェルカムです!



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