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たまごは立つ。

コロンブスみたいに底を割って潰して立ててたりなんてしてませんよ。



固定観念を壊せ。

挑戦せよ。

諦めろ。



諦める=元は仏教用語なんだそうですね。物事を見極め明らかにする、というような意味なんだそう。たまごの中にも立つものがある。立つたまごがどれなのかを見極める。必要なのは、立ててみること。立てることに挑戦すること。立てても立てても立たないたまごは立たないと諦める。

きれいさっぱり諦めるには、挑戦した上での納得がいるってことなのですね。それなのに私、挑戦もせずに断念して諦めてることが多々あって。だから怨念みたいなのが、自分に残っちゃってる。このwith怨念、やめたいんだけど、腰がすごーく重いんだよな。まぁ、でもたまご立てるくらいならそんな私にも挑戦しやすく。



私の場合。冷蔵庫にあった8個のたまごのうち2個が立ちました。ひとつ目は約30秒かかり、立った!!と思った途端、1秒ほどでコロリと転げ、ふたつ目は1分30秒ほどかかって立てた後は、ずーーっと立ったまま。独り立ちするたまごをみて、




ありえない。


ってどういうことなのかなーと、ボーーーっと考えた。


地球はありえない確率で誕生したものだって聞いたことがある。どのくらいありえないかっていうと、、、テーブルに、ドンっと手をついて、その手がテーブルの天板を突き抜けるくらい、ありえない確率で地球は生まれたんだと。

そんなの、絶対ありえない。

絶対ありえない。

なのに、

ここにある地球。ここに私がいる。

ありえない、が、ありえる。まさにここにある。

なんか、自分という存在が妙に愛しくなっちゃったりして。

周りの人のことも、周りのモノのことも愛しくなっちゃったりして。

くすぐったい気持ちが心地よい。

立ったままのたまごを見つめて、考えたこと、感じたこと。


そして、怨念にもサヨウナラ。


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