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【WSET diploma対策】第1回 劣等生な私がなぜディプロマに挑戦して合格できたのか?

WSET Diploma受験生向けのワインコーチのアズアズです。

このnoteは、WSETのDiploma試験を受験中のこんな方に向けて書いています。

・ワイン業界で仕事をしている人
・子育て中で自分の時間を確保するのが難しい人
・アウトプットが苦手な人
・英語が得意ではない人
・不器用な人


有料サービスでお伝えしている内容をたくさん盛り込んでいますが、
一つだけ先にお伝えさせてください。


「読むだけで、行動しなかったら、結果は出ません」


まあ、当たり前のことです。なので、
お伝えする内容を
1つでも、まずは実践してみて下さい。


私は、一人でも多くの受験生が、
Diplomaフォルダーになってワイン業界で幸せに仕事をして
幸せに生きていくことに繋がったら、本当に嬉しく思います。

このシリーズでは12回にわたって、あなたが、Diploma受験迷子な状況を脱出し、
合格通知を得るための実践的な内容をお伝えしていきます。

具体的には、こんな感じで進めていきます。

第1回 劣等生な私がなぜディプロマに挑戦して合格できたのか?
第2回 【思考の整理篇】合格に必要なマインドを整えるために、まずやることは?
第3回 【思考の整理篇】つい他人と比べて落ち込んでしまう、そんな時は?
第4回 【時間管理篇】私には時間がない、どうしたら?
第5回 【テクニック篇】ドライテイスティングのすすめ
第6回 【英語篇】私は英語ができません
第7回 【テクニック篇】論理的思考力って、どうやって身につけたらよいの?
第8回 【テクニック篇】過去問がなくて困っています
第9回 【テクニック篇】アウトプット力の鍛えかた
第10回 【教育篇】親のDiploma受験が、なぜ子どもの教育や受験に役立つのか
第11回 【テクニック篇】試験直後にやっておきたいこと
第12回 【総括】Diplomaを取得して良かったこと

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このnote講座は、あなたがDiploma受験の悩みに対する解決の糸口を見つけ、
合格という望む結果を出すためきっかけを作ることを目指しています。

最初にお伝えしておきたいことがあります。講座で実践的な内容をお伝えしても、

こんなのやってもね・・・
時間がないしね・・・

仕事が忙しいし・・・

私にはどうせムリ・・・

いろんな「できない理由」を言ってしまう自分が出てきてしまうかもしれません。
でもそれは、あなた自身の中にいる、もう一人のあなたの声。


そんな自分をほんのちょっとなだめながら、
これからお伝えするコトを是非具体的に実践してみてもらいたいのです。

なぜなら、この最初の一歩、がなければ、
その後に続くはずの【あなた自身が望む結果】は、ありえないのですから。


さてさて、またまた前置きが長くなりましたが、私の自己紹介をさせて頂きますね。

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自己紹介
アズアズ

私はワイン小売事業者として
店舗は持たずに東京の自宅を拠点に、
全国のお客様にワインを販売しています。

特にコミュニティ付きの定期便の販売に
力を入れています。

アルザスやギリシャやバスクなど、
月ごとにテーマ産地を決めて、
テーマにそったワインをお客様にお届けしています。

ワインをお届けするだけでは寂しいから、
届いたワインを一緒に味わってシェアし合ったり
学べるようなコミュニティを運営しています。

そのメンバーで美味しいものを食べに行ったり、
ワイナリーを訪れたりアクティビティも好評です^^

ワインをもっと知りたい、
もっと体験してみたいという人向けに、
気軽にワインを楽しめるイベントを
オンラインやリアルで開催しています。

さらに深く知りたいという人向けには、
ワインを体系的に学べる講座を提供しています。

資格取得よりも、教養として役立つワインを
学びたい人向けです。
コンテンツはすべて私のオリジナルです。

2024年5月現在、「教養としてのワイン」がテーマの
書籍の出版に向けて執筆中です。

大学を卒業して以来、ワインの仕事ひとすじで
生きてきました。

ワインは私にとって当たり前すぎて
もはや空気のような存在です。

だから、言語化するのに苦労しています。
本を書くって大変な作業です。

でも、待ってくれている方々のために
がんばって書き上げますね。

取得資格:

ワイン業界歴24年
イギリス WSET 認定 Diploma
日本ソムリエ協会 認定 ソムリエ
ドイツワイン上級ケナー
日本酒の唎酒師

略歴:

大学在学中のフランス留学をきっかけに
ワインの素晴らしさに目覚める。

ワイン商社時代から、営業、仕入、イベント企画、
ブランドマネージャーなど多岐にわたるワインの
業務に携わる。

出産後に仕事と育児の両立に悩み、
手に職を身に付けてから退職することを決意。

当時日本に数人しかいなかった
日本で受験できる最難関のワイン資格を
4年かけて取得後、2017年に独立。

自宅リビングでワインサロンをオープン。
ワインの販売免許を取得し、個人顧客向けに
小売販売もスタート。

オンライン講座やレストラン・スペースでの
ワイン会を開催し、ワインの魅力を伝える活動を
精力的に行っている。

「映画」や「アート」や「歴史」などの切り口から、
教養としてのワインを学べる楽しい体験型イベント
として好評。

過去に開催したイベントは、
こちらからご覧いただけます。

ワインを通して奥深い世界やさまざまな出会いを
もたらし、参加者の至福の時間と空間を創造している。

ワイン専門フランス語通訳、ワイン審査員などでも活動。

宮崎県出身、東京都板橋区在住。
元気すぎる2男児の母。

——

私は子どもが生まれる前は、ワインのインポーターで営業や仕入れ担当としてフランスや国内を飛び回る生活を送っていましたが、
出産した後に、暮らしが劇変しました。

育休後、息子が1歳の時に復帰。今思い出しても目が回るほど忙しい日々。


朝5時台に起きて、朝食、保育園送り、通勤、仕事、帰宅途中に買物、お迎え、夕飯、洗い物、洗濯、お風呂、寝かしつけとともに寝落ちする。


休みの日は、果てしない体力を持つ息子と一緒に外出。くたくたになるまで体を動かして、帰宅した家は、散らかり放題。片付けるヒマなどないけど仕方ない。そしてそんな自分に自己嫌悪(-_-;)

復帰後に会社が用意してくれたのは、毎日のルーティンが決まっている事務作業でした。

ワインの会社にいながら、ワインやお客様との接点がなくなってしまいました。それでも、子どもがいるのに仕事ができるのは有り難いもの。

ちなみに私は事務が大の苦手。後から入社してきた後輩に仕事を教えてもらい、ミスを連発して後輩に迷惑をかける日々。

会社に着いた瞬間に保育園から「息子さんがお熱を出したので今すぐ迎えに来てください」と電話が入ることも珍しくありませんでした。

復帰した年は年次途中で有給休暇が消えました。

ものすごく必死に一生懸命やっているのに周りの人に迷惑をかけてばかり。私なんかいない方がいいんじゃないか、何度そう思ったことか。

一方で、

幼い息子に向き合う余裕がなくて申し訳なさでいっぱいでした。

当時は請求書業務に携わっていたし、息子の急な病気で休んでばかりだったので、息子の保育園の行事に行きたくても、休みをくださいなんて、絶対に言い出せませんでした。

家事、育児、仕事、どれも中途半端。

絶望感と焦燥感でいっぱいで自己肯定感も爆下がりでした。

このままでは、息子のことも一生後悔するにちがいない。

そう確信した私は、思い切って働き方を変えることに決めました。

自宅を拠点にして、息子を近くで見守りながら家族や自分の暮らしを大切にしながらワインの仕事をしたい。

そう思ったものの、私には、自分で起業して収入を得られるような取り柄なんてなんにもない。

せめてワインの会社で働いている間に「手に職」をつけてから会社を辞めよう。

そう一大決心をしました。

ワインエキスパートやワインアドバイザーの資格を持っているけれど、ワイン業界で長く仕事してきたけれど、

実は私はワインのことをちっともわかっていない。自分の言葉で説明できない。

知識もフランス偏重でした。

インポーターで仕事をしてきたのに英語も満足に使えない。

そこで考えたのが、シニアワインアドバイザー(現在のシニアソムリエ)を取得すること。

が、ワイン業界のある先輩に言われたのです。

「なんでシニアなんか受けるの』
「そんな知識偏重型の試験を受けてどうするの」
「本気でワインを学ぶならWSETを受けると良いよ」

WSETを受けてみようかな。

私はこうして、それまでやりたいと思っていながら、いろいろ理由をつけて先送りしてきたワインの勉強を始めました。

会社が休みの週末は育児一色だったのですが、夫に息子をみてもらい、月1回ワインスクールに通うようになりました。

今となっては、子どもが小さくったって好きなことやればいいじゃんと思いますが、当時はそんな余裕が心のどこにもなかったのです。

仕事や育児や家事から解放され、久しぶりに自分の時間が持ててとても幸せでした。とにかく、学べることが嬉しかった。

WSETのLevel3を取得し、ワインスクールでワインの学び直しをするうちに、ワインの学びが楽しくどんどんハマっていきました。

クラスの仲間たちからもたくさんの刺激を受け、沼田実先生という方の授業がおもしろくて夢中になって学びました。

2年ほど通った頃に、沼田先生に「そろそろLevel4(Diploma)を受けたら?」と促されました。

当時はDiploma取得者は日本に10人もいませんでした。

Diplomaなんか私には絶対ムリ、と思いつつ、受けるだけ受けてみるか、と受験することにしました。

Diploma受験を始めると、
生き生きとワインを学んでいる仲間達に出会い、
新しい友達、人間関係に恵まれ、さらに世界が広がっていきました。

Diplomaは主体的な姿勢が必要とされる試験。当時は紙のテキストもなく、今のような電子テキストもなく、テキストとして使用する文献を自分で探すところから受験は始まりました。

Diploma受験を始めると、物理的にはさらに輪をかけるような忙しい生活にはなりました。

でも、

毎日仕事と育児ばかりでへとへとになって、イライラ&自己嫌悪だった毎日から脱出して、
毎日が充実感に満たされるようになりました。

Diploma試験の挑戦をするようになって、私は自分の人生の舵取りを自分でできるようになっていきました。

そっか。行動すれば変わるんだ。

Diploma受験中は時間に追われますよね。毎日の奮闘、お疲れ様です。

私もあなたと同じでした。あなたよりもちょっとだけ前を歩いている先輩
みたいに感じていただけると嬉しいです。

私の場合は、Diploma取得後のイメージをありありと思い浮かべながら勉強を続けました。

ロンドンのギルドホールで行われる卒業式で、着物で壇上を歩いている自分の姿。

Diplomaとして独立してワインの仕事をしている自分の姿。お役に立てた方々が喜んでくれている姿。

長い受験中にはそんな姿をなん度もなん度も自分の中でイメージしました。

そしてDiploma挑戦を始めて4年後、頭の中のイメージが現実となりました。


長くなりました。

ところで、あなたは、
【なんのためにDiploma試験に挑戦するのですか】
【Diploma取得後にどんな仕事や生活を望んでいますか】

ぜひ一度書き出してみてください。

そして良かったらこの記事の感想を聞かせてくださいね。

それではまた!

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