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【WSET diploma対策】第8回 過去問がなくて困っています【テクニック篇】

WSET Diploma受験生向けのワインコーチのアズアズです。このnoteは、こんな受験生に向けて書いています。

・ワイン業界で仕事をしている人
・子育て中で自分の時間を確保するのが難しい人
・アウトプットが苦手な人
・英語が得意ではない人
・不器用な人

WSET Diplomaの試験は、過去問が公開されていません。

私の受験中は受験生向けに過去問が公開されていましたし、
Examiner’s report(ER)にも試験対策に有益な情報が
ぎっしり載っていました。ERは年を追うごとに
ボリュームが少なくなっていきました。

ついに2019年にDiplomaの受験要綱が大幅に
リニューアルされたタイミングで、
過去問の情報が非公開となりました。

過去問の情報がないと対策できないですよね(汗)

正確には、Examiner’s reportや受験生ページで
公開される情報をまめにチェックしておけば
情報はゼロではないのですけどね。

また、SpecificationやGuidance等の資料を読み込むことで、
ここから出題しますという資料が受験生には提供されています。

たとえどんなに時間がなくても、
これらの資料は必ず自分で目を通してくださいね↓

・Specification
・Theory Guidance
・Tasting Guidance
・Examiner’s report

上記の資料から想定問題を作ることはできますし、
想定問題を作れるぐらいではないと
最終合格は厳しいかと思います。

というのも、Diploma認定者を観察して、
合格者の傾向を独自に探ってみたところ、
Diplomaに最終合格しているのは、
こんな人だからです。(注:私調べ)

↓ ↓ ↓

・勉強を楽しめる人
・勉強時間を捻出できる人
・継続できる人
・主体的に行動できる人
・自分でジャッジできる人
・自分でリサーチできる人
・相手のことを考えられる人
・想像力のある人
・自ら問いを立てられる人

日本でのDiploma受験生は毎年増加しているのですが、
受験生の人数に対して、最終合格者数は増えていない
ように見受けられます。

なぜでしょうか。

英語のハードルが高いから?
論理的思考ができないから?
忙しくて勉強時間を確保できないから?

これもDiploma試験と同様に
正解がない問いです(笑)

日本ソムリエ協会(JSA)がやっているような
選択式の問題は1問も出ません。

単に知識を問われるだけではなく、
自分の頭で考えて回答する必要があります。

Diploma受験生が情報交換をしている
コミュニティが日本にも世界にもあります。

そういったコミュニティに参加して
情報交換されることをおすすめします。

試験に必要な情報収集は大事ですが、
ノウハウコレクターになったり
セミナージプシーになっても、
アウトプット力をつけないと
Diploma試験に合格できないのは
言うまでもありません。

情報収集をした後の行動が大事です。

Diplomaを取得するのがゴールの人は
合格だけを目指せば良いですが、

Diploma取得後にもワイン業界で
仕事を続けたいという人は、
試験のテクニックばかりに踊らされずに
賢く情報収集をしながら
試験で戦える力を養ってくださいね。

応援しています。

良かったらこの記事の感想を聞かせてくださいね。

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