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第22期卒業生答辞

私が勤める高校では卒業式を挙行することができました。もちろん中止なども選択肢にありましたし、このご時世やっていいものか教員一同悩みました。また、このnoteには卒業式ができなかったという声もある中、この記事をあげるかも悩みました。ただ、勇気をもって投稿しようと思います。

今年度卒業生代表の答辞になります。掲載については本人に了承いただいています。

いくつかの人生の分岐点があるとするなら、この生徒には少し早い段階でそれが訪れました。いろんな思いを持って卒業の日を迎えられた方々に、こういう思いを持っている生徒もいるんだな、と感じてもらえたらいいのかなと思います。


冬の寒さも、段々と和らぎ、ようやく春の気配を感じられる 季節となりました。
本日は、私たち 卒業生のためにこのように 厳かで、晴れやかな
卒業式を挙行していただき、心より感謝いたします。
卒業を迎えた今、改めて高校生活をふりかえってみました。
高校1年生の夏、 併願で受験した高校に進学したものの、環境が合わず 
私は クラーク 京都キャンパスへ 転校をしてきました。
当初は、気概のない自分を悔やみ、目の前にある 現実を受け止められず、自暴自棄になる日々が続きました。
高校での 人との出会いは完全に あきらめていました
しかし、そんな私でしたが、net+コースにはいることで転機が訪れました。
net+コースに入ったことで、自分で計画を立てて勉強するようになり、自分で考えて行動するようになりました。勉強のみならず、たくさんの人との出会いも私を成長させました。
これまで クラークにきてあまり人との交流をしてこなかった私に 友人は 気さくに声をかけてくれました。
それをきっかけに私も 気軽に人に話しかけるようになりました。 少しの勇気が 人との出会いを生んでくれました。
気づけば 私は 毎日登校するようになり、 勉強をする目的が いつしか人との出会いを目的に 登校するようになりました。
そうやって時間をかけて 自分を見つめ直す中で 一つ大切なことに気付きました。
自分から行動しないと 何も得られないということです。
至極当たり前の事ですが、 勉強は自分で進んでしないと成績は伸びないし、人間関係も 自分から機会をつくらないと増えない。
つまり、自分を変えるのは 結局自分しかいないのです。
このことに気付いたのはつい最近でした。
在校生の皆さん、
みなさんはいま どんな状況ですか
今の自分に悩んだり、 立ち止まっている人もいるかもしれません。
誰かと交流をしたいのに 勇気が出ない人もいると思います。 
ただ、過去ばかり 振り返ったり、 動かないままではなにも始まりません。 
ぜひ勇気を出して 前に動き始めてください。
最後に自分を変えるのは 自分でしかないのです。
そして 出会いを大切にしてください。
私が クラーク高校にきて一番得た宝物は 仲間です。
学年も これまでのバックグラウンドも 全く違う仲間たちと過ごす日々は 私の視野を大きく広げてくれました。
少しの勇気を出してください。 そうすると必ずそこから交流の輪がひろがります。
その出会いは 必ずあなたの人生を豊かにしてくれるはずです。
先生方
転校してきてまだ2回目の登校なのに、私の名前を呼んでくれました。
前の学校ではなかったことです。
自分を覚えていてくれたことが なんだか嬉しかったです。
転校してから 今日この日まで ありがとうございました。
クラーク高校でのすべての出会いと経験に 感謝をしています。
最後になりますが、 ご列席の皆様のご健勝とご多幸と 
愛する母校のますますのご発展を祈念して 答辞といたします。
令和2年 3月5日  第22期卒業生代表
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クラーク記念国際高等学校京都キャンパスの教員です。高校教員としてどんな日々を過ごしているのかなど、綴っていければと思います!

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クラーク記念国際高等学校にとって、卒業式への想いは生徒はもちろん、先生たちにとっても非常に大切にしています。その想いを少しでも皆さんに知ってもらえればと思います。こちらは1年に一度、この時期にのみ投稿がされます。

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