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私が好きなJリーグチームのチャントとか

タイトルからして読もうという気がそんなに起こらない感じで、時流に逆らうスタイルのnoteを書くお盆の午後ですこんにちは。
別に今回に限らず毎度の事なんですけど。

サッカースタジアムのあの独特な高揚感の構成要素のひとつがサポーター達が歌い上げる(がなり立てる)チャント。
今回はJ3が中断期間に入ったということで、色んなJチームのチャントの中でマイ・フェイバリットなヤツを、自分のための資料としての意味も含めて綴っていこうかと思います。
別にJ3の中断期間は関係ないと言われればその通りなんですが。
ではまいりましょう。

グリコ(清水エスパルス)

清水の応援自体がハイクオリティなサンバ隊という唯一無二の武器を持ってるんだけど、その中でもグリコはもう有名にもほどがありますよね。
日が落ちても全然涼しくならない真夏のスタジアムで、どんだけ試合が劣勢で、
ああもうこれ以上ムリ、動けん。
ってなりそうな時でも、このチャント始まったら
もっと跳ばんと!声出さんと!
と体が動き、大声出てしまう麻薬みたいなチャントです。
元ネタはグリコのカフェオレのCMらしいです。(間違ってたら教えて下さい)

カモンロッソ(ロアッソ熊本)

ロアッソ熊本、今シーズン(2019)はJ3。
ここで(J3で)会うとは思ってなかった…(しろめ)
J1チームと違ってチャントもJ界隈でそこまでメジャーじゃないかもしれないけれど、同カテゴリーでの対戦経験があるチームからは有名だと思います。

ミクスタでのカモンロッソ

ミクスタの屋根の反響の効果もあって、すごい迫力でしたよ。
熊本の応援は藤崎宮大祭のお祭りのリズムを使ってる感じのが多くて、そういうところも地元の人からしたらすごく親しみやすくてのりやすいんじゃないかと思う。

元ネタはChumbawambaのTubthumping


minority(サガン鳥栖)**

九州勢で一番長いJ1歴の鳥栖。
トーレス様を九州という日本の西の島に呼んで下さった鳥栖。
ゴール裏だけでなく、メインもバクスタもみんな立ち上がってタオマフを掲げて選手を迎える風景を初めて見た時はゾクゾクきました。
鳴り物なしの生声だけでワンコーラス歌うのがまたカッコイイよね。

原曲はgreen dayのminority。



アイシテルニイガタ(アルビレックス新潟)

愛してるってハッキリ言っちゃうところが逆にカッコイイ。
選手に対してあーしろこーしろじゃなくて、
愛してるとか、俺たちがついてるとか、そういう鼓舞の仕方ってまさに「サポートする」のような気がしてイイネ!


原曲はユニコーンの「I’m A Loser」

奥田民生が別人。

奥田民生と言えば広島なんだけど、その広島のチーム、サンフレッチェ広島からこちら。

Hiroshima Night(サンフレッチェ広島)**

原曲はBay City RollersのSaturday Night。

チェックの貴公子って。
まあそれはいい。
ちなみに広島はユニコーンではなく奥田民生ソロの「イージュー☆ライダー」をチャントに使ってるようです。(各自ご確認下さい)


Ⅴ-ROAD(V.ファーレン長崎)**

**

別記事でも取り上げたやつなんでさらっと終わろうかと思ったけど↓

丁度甲子園シーズンとなったところで、今回も甲子園で流れてます、Ⅴ-ROAD。
v.ファーレン長崎から始まり甲子園にまで広がっていくという経緯が面白い。

ついでに甲子園の定番曲となった感もあるBRAHMANの「See Off」は、
甲子園が先で松本山雅の方が後らしい。


ニッパツやん。
アウェーでこれか…やっぱやべえな松本(褒めてます)


突き進め柏(柏レイソル)

これも別の記事にも取り上げたけど、もう一回。
メイキングも良く出来とるな。
このチャンネル作っとるのプロやろ。

さらば青春のパンクの突き進め柏バージョンがベスト盤に入ってるんだけど歌詞が最高。


Twisted(ベガルタ仙台)

チャントから原曲バンドとの繋がりと言えばこちらも。

震災の被害にあった仙台に、footballの応援動画を通じて届く世界中からのメッセージ。
しかも原曲をプレイするアーティストからも。
何回読んでも泣ける。
まだ読んでない方には是非読んで欲しい。

Twisted=ベガルタ仙台の象徴だし、アイデンティティ。
地域にサッカークラブが出来ること。
サポーターから発信出来ること。
フットボールで世界は繋がる。
色んな可能性を考えさせてくれるエピソード。

そしてまだチャントになっているかどうかは未確認なんですが、
おそらく盛岡のサポーターさんはきっとこれをチャントにしてくれるんじゃないかと期待しております。

SaToMansion「FLY AWAY」

いわてグルージャ盛岡の公式応援ソングです。
先日はサトマンのスタッフさんからFM KITAQのライブラリ用に「FLY AWAY」のCD送っていただきました。
もう本当にありがたいことです。
早速番組で流しております。
こういう繋がりが出来たのも北九州と盛岡にサッカークラブがあったから。
サッカーがなかったらあり得なかったご縁の多さにいつも魂揺さぶられております。


それでは最後になりましたが、我が街のクラブ、ギラヴァンツ北九州に関して少々触れておこうかと。

長野も北九州もスネアは本当に上手いと思います。

ちなみに個人的に北九州で好きなチャントは「イエローサブマリン」と「アッシュ」ですかね。

初めて行ったスタジアムなのに、聞いたばっかりにその日一日頭から離れないチャントってありますが、
そういうキラー・チャントってそのチームにとって本当にかけがえのない財産なんじゃないかと思います。
アイデンティティの一部かもしれません。

では持久力がもたなくなってきたところで、今回はお別れしたいと思います。
ごきげんよう。

追記(2024.7)

5年前は色々忖度したのかどうなのかまあそれはどうでもいいんですが、
挙げなかったものをいくつか追加しようかと思います。

風(名古屋グランパス)

名古屋のイエローサブマリンもカッコいいけど、
やっぱ名古屋といえば「風」。

俺達が福岡(アビスパ福岡)

アビスパといえば「博多の男」のイメージだったのだが、
去年のルヴァン杯決勝、国立の「俺達が福岡」に鳥肌立ちました。
福岡のチャントの歌詞も「ラブソング」というだけあって、選手への愛が感じられていいなと。

ではそのルヴァン杯決勝後の思いをつらつらとしたためた記事を貼って追記を終わろうかと思います。ごきげんよう。


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