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テレビコマーシャル3選

煩わしいはずのもの。
時間をとって観たくなるほど反転して、番組すら食ってしまうような広告を3つ選びました。
とはいっても自分の中で思い浮かんだときのテーマが明らかに一貫していた。“青春”。
めったに観ることがなくなったテレビ。
画面の中の青春と、自分の(あるとするならばの、そして憧れの)青春が重なっている。
まったくいつまで経っても青春ラバーなのである。
キャッチコピーと共に。

1.カップヌードル(日清)
「アオハルかよ。」
テレビコマーシャルを超えている。
ずっと観ていられる映画ですらある。
金曜ロードショーの狭間なんかにやられると、スマホを触っている場合ではなくなる。私は。
必ず掲げられているhungrydaysも良い。
食べる=生きるを切実に、しかしどこか他人事に気軽なものに反転して感じられる。
滅亡のひとときが素晴らしい。


2.カロリーメイト(大塚製薬)
伊藤淳史さんの「ガンバレワカゾー!」シリーズ。
この記事を書くにあたりyoutubeで探してみたけれども、一番近かったのが女子大の受験会場でヤケを起こして食べてるやつ。
黒板とシンプルなアートでの広告は探せなかった。万人に分かりやすくて、少し笑えて、一言があって。


3.ポカリスエット(大塚製薬)
ダンス。ダンスダンスダンス。
中でも最近のいくつかはyurinasiaさんが振付したというのだからはじめは眩しすぎてすぐには観られなかった。
すぐには。直ぐには。
この理論もいつか説明したいところだ。
ダンスに関わるものをみると正気じゃなくなる。

大塚製薬、強い。

おしまい

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