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『一年3セットの服で生きる』を読んで初心に立ち返る

こんにちは、アヅマです。
だんだんと寒さも和らいできて、「春服~!!!🌸」の気持ちが高まってきますね。
自問自答ガールズの皆さまにおかれましては、幻冬舎の第3回講演会も決まり、ワクワクの日々かと思います☺
超!今更ながらではありますが、本日はあきやさん書籍の感想レポをしたためたいと思います✍

書籍『一年3セットの服で生きる』について

『一年3セットの服で生きる』は2022年7月6日に出版されました🎉
概要は…皆さんご存じかと思いますがこんな感じ☟

服選びの苦しみからさっさと抜けだそう!
一年3セットの服で過ごす、人気スタイリストによる、少しの服で「自分らしさ」を作る方法
(中略)
・まず着ない服を決める
・靴は「自己評価」だと思って選ぶ
・バッグは「自己紹介」だと思って選ぶ
・アクセサリーは「アイデンティティ」だと思って身につける
・季節の始まりは断服式から
・服は愛せる数だけ持つ
・選び抜いた「自分だけの制服」は、人生を豊かにする最初の突破口
制服化のためのアイデアをまとめたイラスト解説付き。

『一年3セットの服で生きる』
Amazon商品詳細ページより

発売直後はバタバタして読めていなかったのですが、同年10月にあきやさんの「自問自答ファッション講座」を受講し、そのテンションのままウォオオォオ~~~!!!とAmazonの「購入」ボタンをクリックしました。
何度か折に触れて読み返しているのですが、なぜか毎回新たに「はあ……こんな良い部分なんで見落としてたんだ?!」と思う部分が見つかるんですよね。その時その時で響く箇所も全然違う。

他の自問自答ガールズの皆さまの感想を読んでいるだけでも面白いのですが、今回は私アヅマが特に「うんうんうんうん…!!!」となった部分はここだよ~!という箇所を僭越ながら紹介させて頂きます。

①本当に服を真剣に選んでいたのか?の話

どんなに「服の数」が増えても自分のファッションに心から満足できたことは一度もありませんでした。ひとつひとつは「好きな色の服」や「着ていて楽な服」や「流行の服」だったのですが、今考えると「毎日着たいほど真剣に選び抜いた服」でなかったというのが大きな原因でした。

以下すべて『一年3セットの服で生きる』より引用

まずこれ!今まで、日常の中のふとした空き時間に途切れ途切れに「あっこの服いいな~」とか「これ可愛いな、ポチろう」とか考えたことはあったのですが、1つの服やコーディネートについて、「真剣に」かつ「選び抜いた」ことはありませんでした。

「この服、可愛いんだけど自分の内面とはちょっと違うんだよな」とか、「なんか30歳超えて今までの服が似合わなくなってきたな」とか思っても、それを真剣に解決しよう!と向き合っていなかった…
なんとなく「悩んでるポーズ」をとって、向き合っているふりをしていたんですよね…そして漠然と「良いもの(=値段が高いもの)を買いさえすれば、私も自動的にいい感じになれる…んだよね…?」と謎の勘違いをしていました。

自分で真剣に考えていないんだから、そりゃ悩みも解決しないですよね。めちゃめちゃ当たり前なんですけど、ハッ!!!と雷に打たれたような気持ちになりました。

次はこちら。

②自分らしさは自分で作り上げるもの

しかし、今は「自分らしさ」は探し出すものではなく、「作り上げるもの」だと思っています。周りの人から決められるものではなく、自分がもとから持っている素質だけでもなく、「どんな人でありたいか」「どんなふうに生きたいか」と考え抜いた先に答えがあると思うのです。

これは「自問自答ファッション講座」を受講した時に感じたことでもあるんですが、「自分らしさ」って「自分の内なる声」を聴くことでしか答えは出ないんですよね……(当たりまえ体操)

のに!なぜか「世間の声」を聞いてそちらに自分を合わせようとしてしまったり、そのくせ「なんかしっくり来ない~~~」と言ってみたり。今でもたまにやっちゃいそうになります。軸がブレそうになった時、毎回この部分を読み返して「そう、大事なのは自分…!!!」と決意を新たにしております。

頭の中でくらい自分最優先でありたい

③どこを目標にしたらいいか

外見が自分と似ている人というよりは「考え方やなりたい姿が似ている人」を目標にするといいでしょう。

現在の私がジャイアンだとして(急に何?)、「綺麗なジャイアン」になることだけを目標にするとどこかで躓くんですよね。もちろん現在の自分の方向性で満足いってれば、それをさらに磨き上げて120%にして、「綺麗なジャイアン」になればゴール!なんですけど、そもそも現在の自分の姿にしっくり来てないから、その方向性のまま磨き上げてもなんかやっぱ…違うんだよな~感。

急なジャイアンの登場で話が散らかったのは認めます

でも心身が疲れてる時って、どうなりたいとか考えるのもとにかく面倒で気力もなくて、でも何とか「良い感じ」になりたくて、とりあえず今の自分の外見と特徴が似てる人を探して、その人のやってることを丸コピすれば…イケるんじゃ?とか思っちゃいませんか?(私はよくこれでブレてました)
しっかり自分の頭で考えて、嘘のない形で「なりたい姿」を見定めるのって大事。

④今まで一番ときめいた服はどんな服?

(前略)そんなお客さまには「これまでの人生で一番好きだった服や、心がときめいた服はどんな服ですか?」と質問をしています。その服のどんなところが好きだったのか、着てみるとどんな気持ちになったのか。細かく思い出して言語化することがヒントになります。(中略)自分が服を楽しんでいたときの気持ちを思い出して書き出してみましょう。学生時代に好きだった服と似ているものを買うというよりは、「そのときに感じた高揚感と近い気持ちになれる服」を選ぶといいでしょう。

上記③とも関連してくるんですけど、疲れてる時、考えすぎて煮詰まった時、金欠な時、正直ファッションについて自問自答すること自体が苦痛になったり、しんどくなったりする時があります。

服が敵にしか思えない日も、自分にしっくりくる服なんてこの世に一着もないんだ!と試着室で目に涙を溜めた日も、自分が初めてBABY,THE STARS SHINE BRIGHTの服を手に取ったときの気持ちを思い出すと、自然と「ファッションは私の味方♡♡♡」という気持ちに立ち返ることができます。

「服が私を攻撃する訳じゃない」ってムンプラさんも仰ってたね

⑤アツすぎる金言

「ファッションを変えると人生が変わるよ」と一言で言えるわけではありません。(中略)しかし「自分で服を選び抜くことは、人生を変えるよ」と心から言えます。

もうこれは「本当にね!!!」の一言に尽きますよね。
自問自答を始めてから、ファッション以外の人生の歯車がこんなにも動き出すとは思わなかった…
たかが服、されど服なんだな~と思います。

講座を受けた後も私の思想は常にフラフラ……フラフラ……としており、すぐ色々なことをめんどくさがったり、思考を外注しようとしたり、諦めて適当に物事を決めそうになったりもするのですが、そういう時に読み返すと「よし、もういっぺん頑張るぞ!」と思える本だと思います。
1回読んで終わり~じゃない、まさに「スルメ本」だなあと思いました🫶

良ければ皆さんの「ぐっときたポイント」も教えてください~!
それでは👋

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