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4DXという体感型アトラクション

『ガールズ&パンツァー 第63回戦車道全国高校生大会 総集編』の4DX上映が始まったので観に行ってきた。いや、正確には体感してきたと言った方が近い。『マッドマックス 怒りのデスロード』や『レディ・プレイヤー1』の時はそれこそ笑いながら観られたのに、戦車戦が始まると常に座席が振動し続け、悪路を走行すると体が傾き飛び跳ね、砲撃が始まると凄まじいノックバックを起こし、戦車同士が衝突するとそれはもう座席から振り落とされそうになるので、歯を食いしばりながらアームレストを固く握りしめるというありさまだ。最高オブ最高。特に劇中で一人称視点で進行するシーンは没入感が半端ではなく、追う/追われるパートは完全にFPSゲーム感覚。砲弾がかすめると間違いなく風どころか衝撃が走るはずなので耳元のプシュっていうやつはあと10倍強くしてもいい。

4DXの利点は映画を隅から隅まで味わうような楽しみをかなぐり捨てて、多少画面から目を離そうが『体感』という要素によって映画と自身を結びつけるところであり、ハマる映画は確実にハマる。上映時期を逃すと再上映は普通の映画よりも絶望的だろうから、これくらいの料金は苦ではない。何しろ『体感』はその時しか経験できないからだ。でもガルパン劇場版も4DXリバイバルしないかな……というかガルパンのために一台4DXシート欲しいな……

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