ワイン・バドワイザー・ジャンクフード・エトセトラ
普段間食はあまりしないたちである。お菓子とかが嫌いというわけでなく、単に昼食や夕食が食べられなくなるため日中はあまり余分な食事は控えるようにしている。
とは言うものの、時には腹いっぱい体に悪いものを食いたい!というときもあるのでその時は自重せずに食べたいお菓子やらお酒やらをコンビニなりスーパーなりで買い込み、夕食後のゴールデンな時間帯で映画を観ながらバリバリ食べるのがたまの楽しみなのだ。
必ず買うのがドリトスとチリワインだ。この組み合わせは完全に逆噴射先生により導かれた黄金の旋律であり、もはや他の酒やお菓子ではだいたい不可能と言える。
(この逆噴射先生がアルパカワインについて語る記事だけでダイハードテイルズの定期購読をする価値があります)
果たしてこの最強タッグにベストマッチする挑戦者は存在するのか?おれは見つけ出した。もちろん独力でだ。それがアーモンドチョコであり、バドワイザーである。アーモンドチョコはワインとドリトスという強烈な対照色相に難なく馴染み、完全に三原色の関係と化す。正直この3つだけで永遠に回して入られる。
だがしかし……そのあまりにも濃厚なテイストにおまえは淫蕩に溺れる危険性がある。そこでバドワイザーだ。バドワイザーはビールでありながらすっきりとした味わいで、後味もトロピカルな甘さが漂う飲みやすいビールだ。口の中がアルパカとメキシコとケミカルなチョコ甘味に染まったらいちどバドワイザーでリセットするのだ。その後にまた黄金の大三角を楽しむのも良し、王道なポップコーンをほおばるのも良しだ。
とにかく、これらを楽しむためにはチョー面白い映画が欠かせない。おれの場合は土曜プレミアムでやっていた『ホワイトハウス・ダウン』と『トランスフォーマー』で、上のジャンクフード・フェスを楽しんでいた。ホワイトハウス・ダウンは主人公が当然のようにタンクトップにライフルハンドガン手りゅう弾のコマンドースタイルになるのがチョー面白いし、トランスフォーマーは今見返すと導入にかなり時間を割いているのが分かりかえって冷静に観れるものだ。トランスフォーマーは続編のたびにオートボットが一人ずつ死んでしまうのが切ない。
100均で購入したステンレスマグにアルパカワインをガボガボ注ぐため、次はどの映画を観ようかと思案するのが最近の楽しみである。