体は闘争を求める
来ちゃったよアーマードコア20周年記念サントラボックス……。過去作の中では絶版になったサントラもあるので出していただけるのは大変ありがたい……がすでに持ってるサントラがチラホラ……いやでもアウトテイク曲にリミックス音源が付いててライナーノーツにインタビュー、歌詞カードも入ってるしこれは買うしかないだろ……でもCDレコはいいかな……それにしても18枚組かすげえボリューム。
実はアーマードコアはPSPで出たフォーミュラフロントしかプレイしていない。これについては完全にプレイする期を逃したので言い訳できない。フォーミュラフロントも企業やレイヴンが主体の話じゃなくてスポーティな雰囲気でAIを搭載したACで大会優勝を目指すという、いろいろと時代を先取りしたゲームだ。つまりおれはレイヴンやリンクスではなくアーキテクトということになる。
パーツアセンブリだけじゃなくAIの調整や非常行動チップまで組み込み、しかもチーム対抗戦では1対1の試合を5回繰り返すので、今まで遊んできたロボットゲーとは一線を画す内容でありチョー面白かった。ただ後半は敵AIやアセンブリがえげつない難易度なので泣く泣く手動操作で戦っていた。PSPのあらゆるボタンを総動員してもコマンドが足らず、同時押し操作まで割り当てられていたので一試合ごとに指がつりそうだった記憶。
ちなみにうちのチームのメンツとはいうと、プラズマキャノン搭載ガチタン、高機動フロートマシンガントリガーハッピー、Y軸方向アドバンテージ高高度ロケットランチャー逆関節二脚、肩部レールガン搭載ブーストダッシュ四脚、月光持ちヒロイック重二脚の5機だ。何言ってるか分かんねえなこれ。
サントラは4以降のものは何枚か所有しているが、やはりアーマードコア4を境にサウンドも変化しており、初期の頃はサイバーなテクノサウンドが特色だったのが、近年はギターなど生楽器も取り入れた重層的な音楽が特徴だ。それもシリーズを追うにつれて、技術進歩やゲーム内容のブラシュアップに加え、多くの人の目にとまり(熱心な)ファン層を拡大させていまやオリジナルロボットゲーの代表にまでいったことが要因の一つだろう。
4以降はオープニング映像も実写と見まがうほどにクオリティが高いが個人的にはラストレイヴンのオープニングが最高だ。史上最高にカッコいいロボット敗北シーンが観られるぞ!
それにしても『体は闘争を求める』がいつ頃から言われ始めたのか分からない……。
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