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「相手を思い遣る」ことは、自分の想像だけでは間違えることもあるし、思い込みなのかもしれないよ

初noteのタイトルが長すぎた

note登録3年バッジなる表示を横目で見ながら、初めて投稿します。本来ならば、どんな内容を綴っていくかを自己紹介でするものなのでしょうが、その方向性は模索中。そうこうしているうちに、書きたい気持ちが少し萎えてしまいまして・・・。

とにかく筆をすすめることが肝要と思い、iPad 用にキーボードを新たに購入して気持ちをあげてみる。ちょっと入力しやすくなりました。

「相手を思い遣ること」を題材に、最近の出来事から感じたことを書いてみます。


隣の隣のまた隣町の自転車屋さん

小3の娘の誕生日プレゼントに、先日、水色の自転車を購入しました。娘はしばらくの間、朝起きて自転車を眺めては触ってみたり、「1周してくる!」と言っては毎日のように乗り廻るので、買ってあげて本当によかったと思っています。

ちなみに、買った自転車屋と同じ看板のショップが近所にもあり、当然、同じ自転車も売っていますが、娘と自転車屋めぐりをしたときの対応に満足できた店員さんから買いました。車で45分以上かかる、隣の隣のまた隣の町まで足を運んで。
背が足りず危ないからと24インチを買うつもりが、小3にして26インチのを買うに至ったのは、その店員さんのアドバイスに納得したからです。



さて、話は自転車屋さんのことなのですが、購入した店ではなくて、近所の総合スーパーに併設している自転車屋さんでの出来事。

若い男性店員

自転車に貼る「ネームシール」ってありますよね。アレが欲しくて買いにでかけました。店内をひとまわりして見つけられずにいると、昨今は声がけをしない接客が多いなか、この時はとても早いタイミングで、若い男性店員が声をかけてきました。

そこで、「まえに名前を書くシールをこちらで買ったことがあるのですが、今は売ってないのでしょうか」と尋ねました。

すると、「最近は防犯とか、危ないこともあるので名前は書かないものなんですよ」と、のっけからアドバイスをしてくれます。

うまく対応できなかった私は、「じゃあ、売ってないわけですね〜」とか言いながら、モヤモヤした気持ちを抱えてすぐに店を出ることになりました。なんというか、これ以上話すことが見つけられなかったからです。だって、相手には売る気もないのですし、ネームシールを貼らないときの代案もくれそうになかったので。

モヤモヤの正体

このとき感じたことを一言で表すとしたら、「余計なお世話」でしょうか。この若い男性店員は、実はものすごい親切心からあのように言ってくれたのかも知れません。でも、ネームシールを貼るかどうかはこちらの自由だし、その行為の責任と結果は私(保護者)にあると思うのです。

近所には娘のと同じ自転車を売っているショップがあります。誰かが同じ自転車でやってきて、間違って乗って帰ってしまったら娘が悲しむだろう、そもそも購入したかったのはそんな思いからなのですから。

はじめに私が質問した「売っているかどうか」への回答をくれれば、次の会話が生まれたことでしょう。

(そうか! モヤモヤの原因は、売っているかどうかを聞いたのに、それを知ることができなかったからなんだ!)

ここまで書いて、やっと、モヤモヤの原因に気づくことができました。そう、質問への回答があれば、取り扱いがなかったり、売り切れて手に入れられなかったとしても、この若い男性店員の話には「一理あるな」と心に響いてきたようにも思えます。

ちなみに、他店ではネームシールはもちろん売っています。

仮に、私があの若い男性店員と同じ思いを抱いている客だとして。

私自身がネームシールを販売している店の店員さんに向かって、「名前を書いたシールなんて貼ってると犯罪に巻き込まれるから、売らないほうがいいですよ」だとか、製造元に電話で「そんな危ないものを作ると迷惑するひとがいます」と意見している姿を想像してみたのですが、とても同調できませんでした。

売る売らないの選択肢は店にあるのだから、この場合も、余計なお世話です。

このような個人の見解だとか想像したことが、他の人にとっての正解でもあるはずだ、ということは思い込み以外の何者でもないですよね。要望を知らずして、相手を思い遣ることなんてできませんから、当たり前の話なんですが。

まあ、実際のところは、単に若い男性店員さんは、ご自身の考えが先走っただけのことでしょう。そして、単に私が気分を害しただけの話でした。


初投稿は勢いで書き始めたため、事前に設定してみたゴールの話まで行きつかず、なが〜い散文となってしまいました。ここまで読んでくれた方、なんだかすみません。

「相手を思い遣る」という感情について、他に例になるものがないかな、と頭を巡らせてみたら、昔ながらの日本旅館と外資系ホテルのサービスの違いって話を思い出しました。今回は長くなってしまったので、別の機会にアップしたいと思います。


ちなみに、白状してしまうと、、

本来のゴールは
〝相手の気持ちを自分が想像してあれこれ考えてばかりいると、頭のなかでグルグルしているだけ。実際に本人と話してみたら、見当違いだったり、取り越し苦労だった〟

というような内容を目指していました。

書いているうちに、いつのまにか対象が自分から相手に入れ替わってしまったことにより、収集がつかなくなったのは反省事項です。
もともとのプロットも考えが足りませんでした。


「伝えたいことが相手にちゃんと伝わる」

“伝わるためには「伝わる構造」を理解したうえで、「伝わる技術」を習得し、さらに「実践(行動)」しなければならない“

バナナの魅力を100文字で伝えてください 誰でも身につく36の伝わる法則(垣内尚文 著)』を読みながら、ゴールについて加筆しました。
(今回は、自分に足りてないことがわかったので、よしとします)