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40歳からの不妊治療。これからのこと②

※この記事は前回の続きになりますので
よろしければ戻って順にお読みください。
https://note.com/azhome/n/n29ba10dbc4e8

オンライン診療

時間をちょっと過ぎたけれど、携帯にURLが送られてきて
入ると懐かしい笑顔の先生が映っていた

「ご無沙汰ですね^^」

覚えていてくれたのか、カルテがあるからなのかはわからないけれど
そう言ってもらえたのは嬉しかった

まずはこれまでの経緯を説明すると、先生は終始「何それ」と言わんばかりの笑い顔

「えーーーー!そんなこと言うの・・・
 全然まだまだ大丈夫!年齢的にも41歳だったら問題ない!
 だって、卵採れてる、受精してる、育ってる、着床してるのよ?
 AMH1.07?低い??じゅうぶんよ!まだ頑張れますよ、大丈夫

ああ、私は「大丈夫」「頑張ろう」そう言って欲しかったんだ

ずっと重くのしかかってたものがすうっと消えていくのがわかった


最後の挑戦

「最後の挑戦」って今まで何度使ったかなw

最後、最後、とやめることができないのは不妊治療の呪いか何かだろうか
暴力を受けているとなかなか逃げられないのとなんだか似ている気がする

私が20歳から4年付き合った彼にずっと暴力を受けていた時
何をどうしても、誰に説得されても別れることができなかったのが
第三者が彼に暴力を受けているのを目にした時、初めて逃げることができた
(その時は飼い犬だった・・・)

例えば私の生理が止まってしまうとか
もう卵子すっからかん!って言われたりとか
どうやってもお金が用意できないとか
何か「絶対的」にダメだ、と心のそこから理解できること・・・

それがないと抜けられない気がする

自分の中では山口の前回の治療が最後のつもりだった
だからこその「胚盤胞を二つ戻したい」だった
それでもダメなら、諦めよう・・・そう思っていた

が、結果は

一つしか育たない>凍結してもう一回採卵したい>
凍結するメリットがない>新鮮胚で移植

私の意思はほとんど無視された上に惨敗
もちろん、ダメだったのは先生のせいでないことはわかってる

ただ「精一杯やった!」そう思うことが必要だった


遠隔治療でHMG-MPA法での採卵に挑戦

30分ほど(ちなみに今回のオンライン受診料金は850円だった)話をして
「二個移植したい」こと
「今回を最後にしたいと考えている」こともきちんと伝えた

結果、HMG-MPA法で採卵することになった

HMG-MPA法はこれまでも大阪でやっていたプラン
月経周期に関係なくスタートできるのでそれにしましょう、となった

新鮮胚移植は行えないけれど、薬価が安価で卵胞が発育しやすいそうです

ただ、私は発育が遅いので
前回は自己注射が300単位だったのを450単位に変えてみよう
と言うことになった

旦那ちゃんの仕事の都合もあり
周期スタートは11/7
服用開始は11/9

幸い、こちらでの協力医も見つかったので確かにお財布には痛いけれど
気持ちの面では安心して進められそう

まずは、気持ちを新たに頑張ろうと思う



おまけ:ショート法について

改めて、前回行ったショート法について調べてみたら・・・

「考慮すべき点:卵巣予備能が低い場合は、抑制が効きすぎて卵胞発育が悪くなる。」

「適応:ある程度卵巣予備能の保たれている大多数の方。」

ん・・・?

なんか私にあってない方法だったんじゃ・・・・と思ってます


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