西粟倉から錦江町に通って感じた地域を作る人々
はじめまして！エーゼログループの西粟倉オフィスで働くOです。
今年度から月に1回2泊3日ほど、岡山県西粟倉村から鹿児島県錦江町に通って仕事をしています。
片道約6時間の道のりは、慣れてきたとはいえやっぱり遠い。それでも、錦江町を訪れ、町の方々と話をしていると体の疲れはありつつも、心が軽くなっている自分に驚きます。
エーゼログループとして今年度の錦江町では、様々な事業を実施させていただきましたが、そのうちの一つが事業者の皆さんへのインタビュー取材です。
11月から取材を始め、ようやく色んな方に読んでいただけるように、記事が公開されはじめましたので、インタビューの裏側をご紹介したいと思います！
8名へのインタビュー
2023年11月～2024年1月の間に実施したインタビューは、8名の事業者の方にご協力をいただきました！取材は、鹿児島県内や熊本県にお住まいのプロのデザイナーさん、カメラマンさん、ライターさんにお越しいただきました。チーム九州です！
インタビューは記事となり、WEBや紙冊子として順次公開されていきます。現在も既に7本公開されています！
ご協力いただいた皆さんは快く承諾してくださり、取材当日にもサービス精神旺盛に様々な現場をご案内くださいました。おかげ様でとーーっても素敵な取材ができ、とーーっても素敵な記事が仕上がりました。
まずは記事をご覧いただければと思います！
＜公開された素敵な記事＞
vol.1 株式会社大朋 竹内 大介さん
「小さな林業会社の野望「100ヘクタールの持ち山で循環する山づくり」」
vol2 株式会社上鶴畜産 上鶴 広己さん
「幸せを身近にする畜産業を「上鶴畜産」」
vol.3 錦江町役場未来づくり課 中島 裕二さん
「異質なものを面白がれば世界が広がる」
vol.4 有限会社坂下水産 坂下 奈津子さん
「仲間と一緒に楽しみながら前へ進む」
vol.5 株式会社今隈製茶 今隈 幸洋さん
「日本茶はもっと自由でいい。お茶の奥深さを届けたい」
vol.6 Azu salon 小脇 梓さん
「愛しいものが増える仕事。「お客さんの笑顔を見るのがすごく嬉しい」」
vol.7 菓心 まとはら 古地 早苗さん
「小さな菓子店のまるぼうろがつなぐ未来」
※これからあと1本公開予定です。お楽しみに！
撮影の風景
インタビューと同時に撮影も行うため、それぞれの仕事場にお伺いさせていただきました。そのため、毎回その人ならではのインタビュー風景が広がります。
さらにご案内いただいた“仕事場”は、それぞれのこだわりと情熱が凝縮された場所でした。
坂下水産さんでは、魚の水揚げから加工場での神経抜きの職人技、そして目の前で捌かれ、お刺身になり、商品になるまでの全行程を見せていただきました。
大朋の竹内さんには、大きな重機の細かい運転技術を。さらに、社員さんにもご協力いただき、目の前で迫力満点の木の伐倒までしていただきました。
上鶴畜産さんでは、子牛の哺乳瓶慣らしや、実際に哺乳ロボットが動く瞬間を見せていただきました！（詳しくは記事をご覧ください）
インタビューでは、これまでの取り組みやや、どういう考えで行動されてきたのか、などを伺いました。質問を重ねれば重ねるほど、様々なエピソードが飛び出します。
事業が危機に陥ったお話や、ご自身に降りかかった大変な出来事、喜びや手応えを感じた瞬間、などなど。聞き応え満載のお話に、予定していた時間を越えても聞き足りないほどに濃厚な時間でした。
共通して、良いことも悪いこともその先の展開へのバネにされていることが伝わってきました。骨太なエピソードに取材班が驚いても、皆さん一様に「大したことじゃないよ～」といった口ぶり。渦中にいた時は無我夢中でいたから、という気持ちがあるのかもしれません。ただ、目の前の課題に向き合い、努力されてこられたことがひしひしと伝わってくるのです！その歩まれた一歩一歩が、土台としてあるからこその力強さがあるのだと思います。軽快に語るその笑顔が、逆に凄みを増しているのではという気持ちになりました。
お話いただいた全てを記事の中でお伝えすることはできませんが、「錦江町にはかっこよく働いている大人がいる」ということはお伝えできているのではないかと思います！
色んな挑戦がある
錦江町では、これまでに多くの事業者の皆さまが様々な工夫を凝らし、数々の挑戦を続けていらっしゃる。「前向きに挑戦を続ける人たち」が「特色のある事業やチャレンジ」を行っていることこそが、町の大きな魅力の一つだと考えて、このインタビューは企画されました。
仕事であったり、地域活動であったり、地域はたくさんの人のはたらきで成り立っています。各自のフィールドで、日々を積み重ねて頑張っている、新しく始めてみようとしている、色んな挑戦があるのだろうと、この1年弱、錦江町に関わらせていただいて、より強く感じるようになりました！
もちろん、今回の8名で終了ではなく、来年度以降もその人らしい様々な挑戦の形をご紹介できればと予定しています。自薦、他薦お待ちしております！(笑)
挑戦する人を応援できる、挑戦する自分を応援できる
今回のインタビューでお話を伺った方々は、一歩ずつ着実に事業を進め、未来に向けて試行錯誤と挑戦を重ねていらっしゃる方ばかりでした。
記事にすることで、錦江町には頑張っている魅力的な人たちがいることを知ってもらいたい！という目的があるのですが、私自身、話を聞いていると勇気をもらえ、かっこいい先輩のように自分も頑張ってみたいと思えるようになりました！
私事で恐縮ですが、2月から洋裁を始めました（仕事ではありませんが…）。今まで興味があってもなかなか踏み出せなかった洋裁を、私の中では挑戦として、少しずつ頑張ってみたいと思っています。始めたことを周囲にアピールしたところ、先輩から声を掛けてもらい、洋裁の師匠ができました！ブラウスを制作中です。
人の頑張りや熱意を知ることで、その熱が伝播していくのだなぁと身を持って実感しています。他人の「挑戦を応援できる」だけでなく、自分の「挑戦も応援できる」ようになれるのではないか。そんな力をいただきました！
記事を通じて、錦江町の人に興味を持たれた方は、ぜひ一度町に遊びにきてください。
町外の人でも入りやすい窓口として、素敵なゲストハウスがあります！かくいう私も「ゲストハウスよろっで」にほぼ毎回お世話になり、こちらで錦江町の方と一緒にお酒を飲むこともあります。
一人で夕食を食べていても、その場にいらっしゃる町の方が声を掛けてくださることもあり、温かい場所でオススメです！
何かきっかけが欲しい…という方は、4月以降にオープン予定のウェブサイトをご覧ください！（宣伝です）
「錦江町の挑戦を応援する」をコンセプトに、錦江町の「おしごと」や「はたらく人」の紹介、様々な町の挑戦に関わる機会をお届けするプラットフォームになる予定です。ウェブサイトの詳細は後日お知らせいたします。
ご自身に合った、錦江町との関わりしろがきっと見つかるはずです！！
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