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DX?なにそれ美味しいの?状態のミュージシャンがDX人材育成講座を受けた話

私の発信内容はフルート、ゲーム、ゲーム音楽、あがり症などなどなのであんまり触れるつもりはありませんでしたが、
先日のライブ配信で話題にのぼったのでDXについて書いてみる。

何かしらのnoteで「今年に入ってからビジネスに関する勉強を始めた」と書いてましたね。
あれよ、あれ。


勉強のきっかけ

今年のお正月のこと。
新年になると「今年の抱負!」とかよく言うじゃないですか。

前にも紹介したことがありましたが、私は岡本太郎さんの「自分の中に毒を持て」がめちゃくちゃ刺さったタイプでして。
その中に「迷ったら危険な方を選べ」といったことが書かれています。
人生に、自分に挑み続けるんだ、と。

ネガティブに考えがちな私は「これではいけない!」と思い、夫に「なんでも挑戦してみよう宣言」をします。
夕飯とか食べながら、至って普通の会話の中で突然ね。笑

すると夫から「え、じゃあ気になってる講座があるから受けてみようかな…」と。
何気ない「なんでも挑戦してみよう宣言」が夫にも影響を与えたようです。

その講座はSUNABACOの「データドリブン講座」

「ドリブン」?なにそれ美味しいの?

「講座受けてみても良い?」と言われ、何が何だかよくわかんないけどやってみたら?と返事をしたのが本当にいっちばん最初のお話。

ちなみに夫は猫山課長をフォロー、noteを読んでいたようで、そこからSUNABACOを知り、DXの卒業制作発表のYouTubeアーカイブを観ていたそうです。

夫がDX人材育成講座9期にダイブ!

「データドリブン講座」は単発3日間の講座。
受講してみてすごく楽しかったそうで、「DX受けてみても良い?ちょっと高いんだけど…」と言われます。

一般的なスクールの金額を私は知らなかったので、確かに高いな…と正直思いました。
いや、受講した今考えるとむしろ激安なんだけどね。

ちょっと話は逸れますが、私の父はごくごく普通のサラリーマンで、母はごくごく普通のパートさん。
私から見て、両親ともに自ら学ぼうとしてはいなかったし、仕事に対してそこまで熱量があるようにも思えなかった。
実際は知らんけど。

また、私自身一般企業に勤めていたこともあるけれど、通勤では顔に覇気がないサラリーマン、
自分の勤め先でも熱量がある社員はほぼいない状態を見てきた。

私も夫も結婚してすぐくらいから読書をするようになっていて、ビジネス書や自己啓発系なんかを読んできました。
けどちょっと家庭の外に行くとなんか「意識高い系」みたく思われる。

私の目には、世間は仕事に対してネガティブな人があまりにも多いように見えた。
だからこそ、全く読書もしてこなかったような我々夫婦が読書をするようになったり、
学びのための自己投資をしたいという思いは非常に新鮮。

そして自ら学ぶ意思というものは非常に素晴らしい。
私はフルートの指導もする立場ということもあり、自ら何かに挑戦している人の輝きを知っています。
それに受講料だって夫が働いて稼いだお金なんだから私がとやかく言う資格はないと思っている。

学ぶ意欲を持つ夫を尊重したい。
そんな思いで
「やってみたいならやってみなよ!
DXとかよく知らんけど!笑」
と伝えたのでした。
DX知らんけど。笑

そして夫が9期の募集にダイブしたのが今年1月のお話。

夫の受講、そして私は…

「データドリブン」の時もそうだったけど、受講している夫はとても楽しそうでした。

講座内容をXでアウトプットしたり、講座中もチャットで発言したり、同期の方々と交流があったり…
何かを学ぶって楽しいことですよね。

この講座では最後の2週間で卒業制作を行います。
ざっくり説明すると3〜4人で1グループになり、仕事などで実際に発生している困りごとを解決するといった内容。

講座が進み、卒制が近づくにつれて
「まりさんも受けたほうが良い!」と夫に言われるようになります。
終いには「受講料は俺が出すから受けて!」とまで言われます。
懇願。笑

でも正直私の業界…というか、演奏業を行っている私にはあまり関係ないのでは?
卒制だって私にできることは何もないのでは?
ただチームメンバーの足を引っ張るだけになるのでは…?

一般企業就業経験があるとはいえ、ビジネススキルがとにかく低い私にとってはとてもついていける気がしない。

過去の卒制発表のアーカイブを観せられて更に「私にはできる気がしない!」

DX講座10期の募集がちょうど始まっていましたが、募集締め切りが迫っていたということもあり考える時間がない。
それに私は私で音楽関係のことで勉強しようと決意したことがあったので、そっちを頑張りたい。
受けるとしたらまた次の募集かな…

そうして夫の申し出を断ります。

正直、動機は不純!でもダイブだ!

それから間も無くして夫の卒制が始まります。
チーム分けが発表されたようで、チームメンバーとzoomで長いことミーティング。

そのミーティングに参加してる夫がとにかく楽しそうだった。
(その時は順調に卒制が進んでいた。その時は。笑)
え、いいなあ。
私も混ざりたい。笑

私がダイブした決め手って実は「夫が楽しそうだから」だったのです。笑
学びたい!という気持ちもあったけどね、講座を受ける理由としては不純でしょ?笑

既に10期募集の締め切りは過ぎていましたが、
「私もやっぱり受講したい!講師の方にまだ間に合うか聞いてくれない!?」と夫にお願いし、無事ダイブしたのでした。
初回講座が始まる前日のことだったと思います。
セーフっ!!!

ちなみに受講料は夫が出す!と言ってくれてましたがちゃんと自分で支払いました。
本当にありがたいけどそこはケジメをつけたいのです。

いざ受講開始!

私はビジネススキルがほんっとにありません。
ある程度タイピングはできるけどプログラミングとかもできないし。
動画編集はできるけどこのスキルは卒制に役立ちそうにはないな。

そんな状態で始まったDX人材育成講座10期。
実際受けてみると、とにかく楽しかった。

講座内でプログラミングやアプリ開発までは取り上げていません。
Chat GPTやPower BIについては触れられてたけど。
それよりはもっと根本的な考え方を学びます。

VUCAの時代で価値を提供し続けるためにはどうしたら良いのか。

そもそも価値とは何なのか。

マーケティングとは。

などなど。

夫が9期でやっていたように、私もXで講座内容を発信したり(本垢ではなくお勉強用垢を作りました)
チャットで発言したり。

これまでもビジネス書を読んできたので知っている知識もあったけどそれもまた復習できるし、
「何その考え方!?」という未知の内容もあった。

私は夜コースをオンライン受講していたのですが、
昼コースとは曜日がズレていて、且つアーカイブを視聴することが可能なので
夜コースを受講する前に昼コースアーカイブを視聴して予習してから臨みました。

予習は動画の速度を倍速にしながらもiPadにノートをとって、夜コースでノートを見直したり書き加えたりしつつ受講。
夫にはそこまでするの!?と驚かれましたが理解度がめちゃくちゃ上がります。

字が下手くそなのはご容赦を。

ちなみにこのアジャイルについては用語を覚える必要とかはない、とのことでしたが頭が混乱してきたのでざっとまとめたものです。
基本的には講座のスライドをスクショしてノートに貼り、書き込みするスタイルでまとめました。

また、内容について個人的には完全に納得できたわけではなく、自分の考えとはズレるな、と思うこともありました。
でもそれは情報を鵜呑みにせず、自ら考えて調べることに繋がるのでまた力になる。
なので違った意見を持ったらそれも臆さずチャットやXで発信しました。
それに対してもしっかり拾って応えてくださる講師陣がまた素晴らしい。

自分自身の知識不足も絶対あるので、そこは参考書籍を読んだりして理解を深めたいと思います。

つらいけど充実感満載な卒制

一番不安だった卒制。
結果としては完全にチームメンバーに頼りっぱなしで不甲斐ないな、と思いました。

そんな中でも自分にできることは精一杯やろう!

プレゼンした経験もプレゼン資料を作った経験も全くありません。
が、私はプレゼン資料の作成と原稿作成をメインで行いました。
もちろん細かい部分はチームメンバーみんなでブラッシュアップして。

SUNABACOって全国展開してますが、本州には拠点がないんですよね。

卒制発表はオンラインで参加することもできますが、現地で開催されます。

「せっかくだし現地に行こう!」
そう夫と話し、開催される今治拠点へ足を運びました。

ちなみに夫の卒制が3月頭、私の卒制が3月末ということで、3月は2回今治へ行きました。
Xの本垢で「諸用で今治来た!」と呟いてましたよね。
あれだ。

人前で演奏する仕事をしてはいても、人前で話す経験はほぼゼロ。
緊張でガクブル状態だったけど勇気を出してプレゼンします。
人前で話すのに努力した諸々はまた後日、別記事で。

1:47:40あたり?でプレゼンしてます。笑

個人的な収穫は自分の至らなさがわかったこと。
そこから卑屈になるのではなく、自分に足りないものは何なのかを発見して改善に取り組むことができる。
とても大変でつらかったけど非常に良い経験となりました。

ちなみに夫は卒制で至らなさに気づき、その後SUNABACOのプログラミング講座へダイブすることとなります。

コミュニティの大切さ

私も夫も以前、とあるオンラインサロンに入ったことがありますがあまり活用できず馴染めず…で退会しています。

一方SUNABACOは受講生や卒業生で学び、交流することにより非常に刺激を受けました。
参加されてる方は経営者からサラリーマン、行政機関に勤めている方…などなど。
普通に生活していたのでは関わることができない方ばかり。

以前インタビューを受けたことと、数秘鑑定を受けたことについて記事にしましたが、お二方もSUNABACOで知り合った方です。

基本孤独との闘いの中で、こういった外の世界を知る。
とても良い機会になりました。

卒制その後…

DX受講後、私はSUNABACOのLP基礎講座にも参加しました。
そこでも非常に学びが多く、このnoteやTikTokを始めたきっかけとなった講座です。

行動できることは少しずつ行動を始める。
でも、正直まだまだ講座で学んだことを活かせていることは少ない状態です。

言い訳になってしまうけど、今は自分で自分の首を絞めている状態だからまずはそこを終わらせないと。
自分で決めたことだからそこはやり通したいのです。
終わりは見えている。
絶対に走り切るのだ…!

知識は力なり

元々全く読書もしなかったし、勉強も好きではない。
そんな私が結婚し、読書するようになり、フリーランスになり、更に学びを深めている。

私は今32歳で厄年です。
でも今年は飛躍の年にします。
絶対します。

「自分には関係ない」

そういった思考は可能性を閉ざしてしまう。

でも自ら意志を持てば世界は広がる。

もっともっと、大きな世界へ飛び出すのです。



ここまでお読みくださりありがとうございました!
PRじゃないけどDX人材育成講座11期の募集が始まっているようなのでご興味あればどぞ!

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メンション頂ければとんでくよー!

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