見出し画像

一言目に相手の名前を呼んでみる

こんにちは。福島あずさです。

今日は
心理的安全性アンバサダー認定ワークショップを
企画運営している、日本即興コメディ協会として

そして
働く大人たちがイキイキとして
それを見るこどもたちが
大人になるって楽しそうだな
と思える社会の実現を願う
1人の人間としての発信です。

心理的安全性、というと
ネット上に記事はたくさんあるし
理論も学べるところはたくさんあります。

でも
心理的安全性に興味があったり
それを日常のコミュニケーションに
落とし込んでいこうと考えている方の中には
こんなふうに感じている方も
多くいらっしゃるのではないでしょうか。

こんなにワードとしては知られているのに
なぜ組織に浸透させるのが難しいんだろう。

なぜ決裁権のある人ほど通じないんだろう。

どうでしょう?
読んでくださっている方の中に
そうそう!と思うことがあったら
ぜひお気軽にご連絡くださいね。

なので、ここからは

心理的安全性なんて何の役に立つんだ

自分はそんなものがなくても
ビジネスは成り立つし不要だ

という方へのアプローチだと思っています。

そういった方の部下にあたる人たちや
一緒に仕事をしたりプロジェクトを進める人たちが
実は悩んでいたとしても

本人がそこに気づくのは
少し時間がかかるんだなぁ、、、と
様々な企業の方のヒアリングから
見えてきたからです。

でも。
いつかその人にとって必要性を感じた時
読んだタイミングですぐ使っていただけるような
内容を目指して少し書いてみます。
なるべく「心理的安全性」という言葉を使わずに。
 

今日取り上げるのは
「一言目に相手の名前を呼んでみる」です。

まずは、あなたの日常のシーンに
居ることが当たり前の人を
思い浮かべてください。

家族?
お父さん、お母さん、妻、夫、こども

長年一緒に仕事をしてきた相方さんとか。

あなたには、その方の顔を見たらすぐにでも
話したい要件があるとしましょう。

ここで、二つのパターンを出してみます。

A「●●の件なんだけどさ」
B「〜さん。●●の件なんだけどさ」

一見どちらも変わらないんじゃないか、
と思うかもしれません。

では、設定を補足しますね。
イメージしてみてください。

Aでは、
あなたは相手がどういう状態かどうか確認せず
自分の話したいことを話しているとします。

Bでは、お名前を呼んだあとの
「。」のところで、
お相手と目が合って、
相手が話しかけられることをキャッチし
受け入れているかどうかを確認してから
それが確認できてから要件を話しているとします。

どうでしょう😊?
Aのふるまい、Bのふるまい、どちらのほうが、
お相手は尊重されていると感じそうですか?

もし仕事で相談があるとき
Aのふるまいをする人と
Bのふるまいをする人
どちらのほうが話したいと思われそうですか?





わたしは、Aのようなふるまいをする方は
自分が話したいことを話したいだけ
ひととおり言って
こちら側が結局聞き役になるだけかな
疲れるだけだろうな
と思います。

一方で、Bのふるまいをする方だと
非言語コミュニケーションも
大切にしてくれそうだから
相槌をうちながら聞いてくれるだろうな
確認しながらコミュニケーションをとる人だから
決めつけたり断定せずに聞いてくれるだろうな
と思います。

そう。Bは
非言語コミュニケーションも使ってるんですね。

お互いに言いたいことが
同じくらい言えていてフェアな立場であれば
なんかいやだなと思っても言える間柄なので
そんなに問題ではないかもしれません。

でも、片方が
実は言いたいことを言えていない場合
サイレントモードで
お相手が不満や不信感を募らせていって
諦めに入り、気づいた時には見切りをつけられて
せっかくの人材がいなくなる(退職)
というリスク…結構大きいですよー…

じゃあ実際どうなのか
チームメンバーや部下に
「大丈夫だよね?」って聞いてみよう!と
思われるかもしれませんが
本音を言うとは限りませんよー…
すでに見切りをつけてるケースほど、です。

思い当たる方はぜひ参考にして
まずはテクニックからだけでも
意識してやってみてください。

お名前を呼んで、
相手の眼差しに自分が入っているかどうか
お相手が受信の体勢になっているか
確認してみてくださいね。

そうそう!
こんなこと、何も考えず
自然にやっている人もたくさんいます。

自然にやってる方の共通点は
相手にちゃんと視線と心を向けている方かなぁ
と思います。

相手に興味を持って接する気持ちを持っているから
当然それが身のこなしに出るんですよね。

☀️☀️おしらせ☀️☀️
10/2から心理的安全性アンバサダー認定ワークショップ 第12期が開講しました!

10名の受講生たちとわいわい学んでいます。
次回13期開講は1/8から✨
その前に体験会など開催しているので
もしご興味ありましたら、お越しください♫