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ご無沙汰バイウィーク

学生時代、国語は苦手な科目でした。
センター試験はスピンスピン世代。結果はもれなくスピンスピン。英語もダメ、頼みの綱であった地理も芳しくなく、行くとこないどうしようと泣き喚いた翌日、動く点Pは数字をひたすら当てはめ続け、ビンゴ。やったぜ、意味なかったけど。それから10年の月日が経ちました。こんにちは、蝦夷です。

そんな文章力に乏しい私が書くnote、ご無沙汰しています。
地元を出て、東京から九州へ赴任しかれこれ3年目に突入。ある意味で久しぶりのB1バイウィークを迎えています。


序盤の蝦夷記録

恒例(?)のここまでの現地記録といきましょう。

10/5,7 佐賀‐琉球
10/8 熊本-滋賀
10/21 広島-宇都宮
10/22 島根-佐賀
10/25 佐賀-信州
10/28,9 渋谷-佐賀
11/3,4 佐賀-秋田
11/8 広島-佐賀
11/11,12 千葉-佐賀 

佐賀ばっかなのにB1初勝利見逃しました。おめでとう。
その週は奇跡が起きたのでZOZOマリンに行き、翌日はインカレは行く予定がないからと某大学へ行っていました。秋。

某大学の監督

おかげさまで開幕が10/25まで伸びてしまいました。10/21?美味しいご飯を食べたあと、高速バスに乗った記憶はあるのですが試合の内容はよく分からないですね・・あれかな、11:55スタートだったから眠かったのかな・・お姉さんたちとワイワイしてめちゃくちゃ楽しかったけど、ちょっと覚えていないですね、特に1Q・・・。

人生初島根 すさちゃんかわいい

10月最終週とバイウィーク前最後は関東へ。エンドとサイド、運良く座り分けることが出来ました。何故かってそりゃもう。

はっぴーはろうぃーん!!!
雲海チャレンジ in 船橋アリーナ

やっぱりホスピタリティであったりとか、演出であったり、序盤なのにも関わらずナンバーの完成度は本当にすごいなぁと改めて感じました。
SRGのナンバーといえば、個人的にはeverybodydancenowなのだけれども、今シーズンはマイナーチェンジになっていて(元々Remix版で原曲に近いテンポにしたのかな?)。これだよこれ〜と思いつつも、新しいニュアンスを入れているのがまた嬉しかったり。
「ご搭乗ありがとうございます」もまた然り。ちゃっかりサイン会を引き当ててしまったので、赤い方々に混ざって参加してデヘデヘしてきました。(九州在住20代女性からの投稿)

これはカメラを持って試合を見に行く者としてのワガママでもありますが、エンド席、特にアウェイ側に座っていても、多少なりともシャッターチャンスが多めなチームってやっぱり足を運びたくなるのね、エブリデイチアはノーサイド。
例えば試合展開があまりよろしくなくても、パフォーマンスが、彼女(彼)たちのほんの少しのレスポンスが癒しだったりする。だったらまた行きたいなと、そうなるわけです。
もちろん人生はじめての松江も楽しかったです。試合後、アクアちゃんたちがコート上に出てきてくれるのですが、ここぞとばかりに覚えてきたシャイニンマージーッッを踊るアウェイユニを着た謎の女性。そう、それが酔っ払いモードの蝦夷。

Bチア唯一であろう熊本の彼、すごく楽しそうで控えめに言って最CO


6-20/14-60


20という数字は、佐賀バルーナーズの指揮官が地元紙に語った目標勝利数です。余裕を持った勝利数での”B1残留”が今季の目標であると理解しています。
そこからすると、14試合を消化した段階で6勝。ようやっとる。ちゃんと楽しめていてほっとしている自分がいます。

ただ、今回のnoteはようやっとるの正しい語源を用いて、良い面と悪い面、双方を書いておこうと思います。ということで、あまりよろしくない方から先に。

0と9はかわいい数字

1つ勝てたはずと思ってしまうのは11月4日、秋田戦のgame1。そう、ヨーリくんがフリースロー0/9とかいう数字を叩き出した伝説の試合である
直接的には1本でも決めれていれば、と思うブースターがほとんどだろうし、そもそも残り4秒でセット組んでものの見事にスリーを沈めた田口がヤバい他ない。してやられたおいさー。
が、私はそれがすべてだとは思っていない。少なくとも、という意味でフロントコートに入った残り15秒からの問題点を以下に書くこととしよう。

① 4秒も残すってそんなことある?
 63-63の同点でREBを取った時点で22秒、フロントコートに入ったのが15秒、つまりラストポゼッションになるはずだった。ガルシアが6秒でショットを選択、決めたのはすごい。が、湧いているアリーナの中で私はひとり、4秒残ってしまったことに頭を抱えました。しかも相手はクラッチシューターのいる秋田。予見できたよね。はっきり言って打つのがあまりにも早すぎた。これがビハインドの場面であれば正しい選択だし、仮にショットが落ち延長になったところで致し方ないと思うのですが。ね。
② セットプレーの役割
  残り1.2秒でタイムアウト、この時点でのメンバーはハレルソン・チェイス・ヨーリ・井上、スローインが角田。リング付近にボール投げてヨーリが飛び込んでファール、以下省略だったわけなんですが。あそこで飛び込ませるの、チェイスで良かったんでは?と思ってならない。チェイスなら飛べるしボディバランスも良い、フリースローも1本は入ったかもしれない。この日、ヨーリはとてつもなくタッチが悪いというか明らかにおかしかったし、FGですら2本しか決めていない、しかも内1本はダンク。そこも踏まえて短いTOの中でセット組んで欲しかった、結果はいずれにしても、と思ってしまいます。

書いたところで結果論であって、当日のHCコメントの通り全体的におーんな試合でした。もったいなかったね。力負けな試合はあって仕方ないと思えるけれど、リーグ再開後はこういった試合がないといいな。

ハンドラーとスラッシャー

外国籍ハンドラーを据えた編成は苦労する、現状B1においては定説である。
それこそ、ガルシアをハンドラーに据え続けている編成でようやっとるという言葉をあえて使いたい。

レイナルド・ガルシア。キューバ出身。Bリーグ4シーズン目、佐賀一筋。ひげ。
FD(被ファウル数)は14試合を終えて堂々のトップ。平均でも島根の某P氏に次いで2番目。FTアテンプトも2位。見た限り、B1の各チームをもってしても止めることに苦労しているように思える。
反対に、よろしくない数字としてはF総数。こちらも堂々のトップでなんと49。一試合平均3.5回ファウルを吹かれている計算である。スティールをよく狙っている選手なので、わかるよ、わかるし知ってるけど。TOVも多めなのは他所のハンドラーも一緒なのでまぁ目を瞑るとして・・。

試合展開が良くないときはどうしてもハンドラーに目が行ってしまうものであって、完全にマッチアップ出来る選手(開幕節の松脇、牧ちゃん、そして千葉の彼はやっぱり謎外であった)以外にも、ある程度つける選手がペイントまでついていき、張っていたビッグマンとのダブルチームでシャットアウト。そんな場面が常態化している気がしてならないのだ。
昨年からの違いとして、マッキントッシュ・パプさん⇔ハレルソン(あんまポストアップしないけど)・ヨーリでインサイドを重くしているのも相まって、スペーシング自体も課題であるのは百も承知なのですが・・。

加えてこのチームの問題点として、縦に切り込める選手が居ないのがちょっとしんどい。気が早すぎるが特指でスラッシャーが欲しい。身長は190ちょいあれば尚良し。アットホームな職場です。

と、ないものを乞うても仕方ないので。
良い傾向が見えてきたと思ったのは10月後半から。ウィングからペネトレイトするシーンが少しずつ見えるようになってきました。具体的には井上とアレクのふたり。カッティングだけの素振りでもいいし、仮にTOVになってしまっても責めないです。その辺のマークが分散できないと、ボールは回らないし、ズレも作れない、つまりは良いショットが打てない、現状3割を切っているスリーの確立も上がってこないと思うのです。

昨シーズンも序盤はスペーシングが悪くてもやもやしていたっけ、と思い出しています。
今のところそれなりにやれているのだから、もっとよくなる方法はあるはず。バイウィーク空けてどうなるか、ですね。

DFいけるやん!

失点数だけで言えば上からA東京・宇都宮・川崎・広島に次いでの5位。DEFRTG(100ポゼッションでの平均失点らしいよ)で見ても6位。立派すぎ~!!好き~!!!
ちなみにDEFRTG4位・5位に割って入ってくるのが失点数8位の三遠と中位の仙台なのだが、非常に気になる数字なのでその秘密は誰か探ってほしい。延長が多いとか?そんなことくらいしか思いつかないので、雑にぶん投げておきます。

宮永体制になってから去年一昨年と2シーズン、そして今年とこのチームを見始めて3シーズン目に突入していますが、基本はファイトオーバー、スイッチしてからのDFローテが私は大好きで沼落ちした理由のひとつでもあり。
とはいえB1はそれだけでは戦えないし、強力な帰化枠を得られてはいるものの、どうしてもアンダーサイズが気になるし、どう組んでいくんだろうかと思っていました。これがね、ほぼ毎試合違うんですわ。だいたい蝦夷さんがチアちゃん以外にニヤけているときはDFシステムに気付き、それを凝視しているとき。

特徴的で覚えているのは
開幕節/琉球戦 チェイス(他)をトップに置いたマッチアップゾーンらしきもの
第5節/渋谷戦 オールスイッチ
第8節/千葉戦 対富樫に対してボックスワン気味(気味、なのでボール持たせてはいました)

どの対戦相手もフルメンバーでなかったけれど、この6試合は特に楽しく見れました。琉球戦game2はこのDFがハマってOTまで良い試合出来たように思えるし、渋谷戦game1は開始早々にTOを取り、何をするのかと思ったらオールスイッチへチェンジ。快勝の翌日、修正・対策してきた渋谷も含めてgame2は特に楽しく、あの展開で勝ち切れたところまで一番良いゲームだったんではないかと思っているくらい。
千葉戦は開幕節でのマッチアップゾーンを富樫用に準備してくるんではと思っていました。勝手に。ところが蓋を開けてみたら角田(と岸田)がびっちり張り付いていて、いやあの、つい数か月前までB2に居たのよこの子たち、とそれはそれでニヤニヤしながら見ていました。

これスカウティングもこなす方もめちゃくちゃ大変そうやな
ということで、引き続きよろしくお願いします。(ニッコリ)

新しい光景と見慣れた光景

ここまで色々と書いてきましたが、前評判より勝ち星を積み重ねられているのは率直に、単純に嬉しいです。ロスター12人の内、新戦力は5選手。同時昇格の隣県チームのような快進撃までとはいかないものの、大幅に選手を入れ替えることなく戦えている。そんな14試合だったでしょうか。

まず、新戦力組。
日本人になったハレルソン、リバウンドは正義。去年のウィークポイントを確実に埋めてくれています。
香川から個人昇格の形になったアレク、身体能力はこのチームの日本人組で一番だと思っています。B1初得点は持ち越してしまったけど、その日も近いはず。
自由交渉リストに載った段階で、これはほぼ確で連れて来ると思っていましたくずはら。DFの強度はさすがなんだけども、オフェンスよ。自信持って打とう。
滋賀からカーリーさん、知らなかったことがあって。自分がプレーに絡んでいなくても、コート上でひとり小さく拳を握っているのです。キャッチ&シュートはやっぱり天才、もう一花ここで咲かせてほしいです。
初来日のダンクだいすきマンことヨーリ、実は器用でフックシュートが上手かったりする。今のところDF強度も問題なし。大丈夫、まだ若いからAREは上手くなるよ。

そしてB2優勝経験組。
上にはああ書いたけれども、ひげはひげ。今季の目標はシーズン完走でお願いしたい。おちついて、どーどーです。
プレータイムは多くないけれど、困ったときのヤスさん。ベンチ側エンドに座るといちいち面白い言葉が聞こえてきます。
みつはらはもう少しプレータイム伸ばしてもよいのではと思っている。場を繋げることが出来るプレーヤーだと思うんだけどなぁ。
気が付けばスタート出場していたりょっぴ、リーグを代表する選手たちとマッチアップしまくっているのが感慨深い。キャリアハイは5/5でしたっけ、更新しましょうよ、B1で。
もうちょっとスリー確率上がってきてほしいのがあつき。去年よりリリースを早くしている気がしています。全体的にはやれてはいるので、あと少しかな。
外のタッチに苦しんでいるチェイス、船アリで起きるかもですよ、と内輪で話していたらgame1でその通りになりました。そろそろ派手なプットバックダンクが見たいなぁ。
最後にすみだ、アウェイに行くと高確率で「あの子いいわ~」という声が聞こえてきます。もっとその名を轟かせられるプレーヤーになれると思うので、B1での成長が楽しみです。


それでもやっぱり


TSURAI

知ってた定期。


フリースロー決めてえらいうちわ、新調するかぁ。


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