飲食店における生産と非生産

こんばんは

従業員を何人も雇っていると能力にばらつきがあります。手の速い人や気が利く人、覚えのいい人、その真逆の人。いろんなタイプの人間がいます。ピークタイムにはどうしても手が速い人が重宝されがちな飲食店ですが、うまい具合にそんな人ばかり集まりませんよね?

そんな時にどうしても出来ない人は浮きがちです。これが人が続かない理由です。僕の店の学生はほぼ卒業まで残っています。卒業してからも副業が可能であれば空き時間に働きに来てくれます。なので求人もほとんど出しません。それは何故か。

生産と非生産を管理職が分かっているからです。飲食店では使えないと思った瞬間からシフトが削られたり、怒られたりと言う事が横行します。それではいつまで経っても人員は増えません。それを解消するのが非生産です。

ピークを回す事が重要だと考え、ピークを回し切る力のある人間が素晴らしく優秀だと捉えがちですが、そんなピークタイムも準備あってこそです。その準備をするのが非生産です。基本的な学力があれば非生産は誰でも出来ます。どうしても陽の目を浴びにくく見落としがちですが、この非生産こそが、その日の店の出来を決めます。11時オープンの店だとすると店が落ち着くのは14時以降ですよね。この時間帯に今まで自分達が排除してきた人を少しでいいので入れてあげます。そうすると自分達やピークを回せる人が少しでも休憩にいけますよね?しっかり自分達が休むための時間だと捉えましょう。非生産で人を使うのはそんなに難しくありません。言われた事が出来る人であればいいだけです。

生産で力を発揮できない人間は非生産で力を発揮するかもしれない。s

そう考えてシフト組みを行うと、人が増え自分達の負担も軽減されます。

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