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Cocoda!をチームでやってみた

7月にアウルス株式会社は市ヶ谷から新宿へ移転を終え、デザイナーチームがいよいよ10人を突破しました。
その影響もありデザイナーは2つのチームに分かれ、恐れ多い中片方のリーダーに抜擢。
チームメンバーのフィードバックから進捗管理など、自分以外のことに汗をかき、試行錯誤しながらやりがいを感じる日々が続いています。

アウトプットの機会にCocoda!をやってみた

チームが分かれる前から、毎日30〜60分ほどの時間でいわゆる良いサイトをみんなで見て、どこがいいのか悪いのかを意見する「社内勉強会」という名目のインプット会を行なっていました。
新しく入ったばかりの未経験の社員にも、どういったデザインがよしとされるのか、ユーザーにとって悪い印象・使いにくさを与えるデザインはなんなのかの知見を広げ蓄えてもらう会として機能していた反面、アウトプットの場が実案件以外でなく、インプット止まりでしかない状況でした。

単にアウトプットといっても、各々が綺麗なグラフィックやUIを作るだけでは組織としてもメンバーひとりひとりとしてもあまり意味のあるものにならないと思い、少し前に見たCocoda!を思い出し、お試しでみんなに共有。
その日の勉強会でDaily Cocoda!の1つ目をみんなでやってみました。

Cocoda!についてはこちら

Cocoda!のいいところ

同一のお題に対してデザインを思案・制作できる
みんなで取り組んだDaily Cocoa!は、いわゆるDaily UIのように1日1回お題が出され、その要件に対するデザインを作り公開する流れでした。
それぞれのお題に対しターゲットや参考UIがまとめられているだけでなく、すでにそのお題に取り組んだデザイナーのアウトプットも閲覧可能!
手の出しやすい環境ができあがっている感じがGoodでした。

以前自社の広告バナーを作ってみようということで、アウトプットの場を設けたことがありましたが、メンバー全員のレベル感を考慮したお題の設定が意外と時間がかかってしまい、定着せず1回で頓挫。
今回のDaily Cocoda!はお題がすでにあり、なおかつ発表の場がサイト上にもあるため、手軽に取り掛かることができながら、こちらでお題の考案の必要がなくかけるコストがほぼゼロでスタートできるメリットを感じました。

短い時間だから習慣化しやすい
今回勉強会で取り入れてみましたが、Daily Cocoda!のお題の目安時間は60分ほど。また次の日のお題はクリアするまでそのまま維持されるらしく、好きな時に取り組めるので毎日じゃない形でも定期的に行いやすい点が良いなと感じました。
またDaily Cocoda!以外にも新米デザイナー向けの基本を学べるカリキュラムも揃っているようで、デザイナーへの第一歩を踏み出す1つの手段としてもおすすめ。

同じお題でも考え方やつくるものが違って面白い
当日のお題「SNSのプロフィール画面」は僕含む5人で実際につくって投稿してみたのですが、アウトプットから考え方まで全く違うアウトプットになり、みんなの考えから僕自身も勉強させてもらえました。
また短い時間ながらひとりひとりのレベル感も垣間見れることから、個人の強み・弱みを見つけアップデートするちょっとしたチェックツールとしても活用できそう。


Cocoda!の迷ったところ

画像を利用する際の規約がよくわからない
商用利用ではないのでそこまでシビアに考えてはいなかったのですが、写真を使う時はいわゆる商用フリーの画像を利用しないといけないのかな?画像の提供元の規約準拠になるのかな?と迷ってしまいました。
おそらく利用規約などに記載がありそうですが、画像を利用する際の注意点がわかりやすく明示されてあるとより良さそう。


今後も利用していきたい

たった1回の取り組みでしたが、参加してくれたチームのみんなが意欲的かつ楽しみながら作ってくれたり、終了後みんなで自主的に見せ合っていたりとプラスに働いてくれることが多く、正直嬉しい反応でした。
今後はUIだけでなく、UX方面の考え方・アウトプット強化も行える場として、社内勉強会をより有意義にしていきたいと考えています。
ちなみに僕が作ったデザインはこちらに投稿しています。


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