見出し画像

旗を振り続けよ。それがプロジェクトマネジメントのリーダーだ

僕の性格というか素質というか、中学生くらいの時から大体チームや組織のリーダーとかまとめ役をやることが多い人生だった。

中学校の時はサッカー部のキャプテンやってたし、生徒会長もやった。大学はアイスホッケー部の主将もやって、軽音サークルの幹部みたいなのもやってた。

なんとなく、全体を見渡せて「今どうなっているか、どっちに転んでいきそうか」を見極めて、ハンドリングするのが好きだったらしい。


そんな性分は大人になっても変わらず。今は何かと様々なプロジェクトのマネジメントをする役割を担うことが多い。

複雑に絡み合った課題と、様々な立場の関係者。それぞれの利害関係を一致させて、目指すべき方向に導いていくのはやっぱり楽しい。

ただ、このプロジェクトマネジメントは誰でもできるスキルではない。細かく期日を設定して誰も守らないし、みんなが参加しているチャットにメッセージを投げても誰も反応しない。もしくは、小さな「いいね」マークがつくくらい。

この、誰も何も反応しないけど「プロジェクトを進めねばならない」という、孤独と責任感との戦いこそ、プロジェクトマネジメントの最も大変なところなのだ。


みんな、「自分ができることはなんでもするから!」って体(てい)よく言ってくれるが、結局「自分ができること」=「自分の何かを犠牲にするわけではなく、自分が傷まない範囲でできること」な訳で、わざわざ苦労したり嫌な思いをしてまで何かを協力しようって人はいない。

ソーシャルグッドなプロジェクトとかは特にそうだ。地域課題とか教育の何かとか。そりゃ分かりやすい課題だしみんなこのままじゃいけないってわかっているから、「できることは協力するよ!」っていうけど、自分の時間やリソースを割いて(犠牲にして)色々やってくれる人はほんの一握りだ。


そんな協力者に囲まれる中でも、プロジェクトを進めなければならない責任感だけはリーダーにのしかかる。そして、特に大きな損失や害がないプロジェクトはそのままリーダーが旗を振り続けるのをやめてしまう。そのまま、自然消滅をしていくのだ。

だからこそ、本当にプロジェクトを成功させるリーダーに必要なことは、どんなに孤独になろうが、誰からも具体的な協力を得られなかろうが、旗を振りづづけるのをやめてはいけない。

旗が降りた時点で、そのプロジェクトは終わった、という印になってしまうからだ。

プロジェクトを前に導くには、諦めずに手にした旗を振りつづけ、やがて出てくる“自分を犠牲にしてくれる協力者”とともに、すこーしずつ、本当にすこーしずつ前に進んでいくのだ。


リーダーは旗を振り続けなければならない。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?