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制作後記・さよならチョコミント

※今回は制作中の記録がどっかいってしまったので記憶を頼りに書いてみます。書いているうちにタイムパラドックスが発生してしまうかもしれませんが大目に見てください。

さてnoteでは二回目となりました制作後記。今回は内容が制作の都合に大きく振り回されたのでこんな感じでお届けします。


1.作品概要

ふりーむ内イベント・1分ノベルで制作した掌編ノベルゲーム。読了目安2~3分。ふりーむ版はこちら


2.制作について


※以下、ネタバレあり


今回、制作は二転三転しました。

①ネタ出し・方針決定

普段はわりとすぐに「これで行こう」というものが出てくるのですが、今回はそこそこの数のネタを出すもイマイチ「これだ!」というものが浮かばず。
第一候補はタイマーを使ったものだったのですが、期間内にスクリプト関係で新しいことを習得するのはきつそうだなと思ったところで、文章一本勝負に舵を切りました。


②えもふりと挫折

当初の制作テーマは『えもふりの練習をする』でした。
また、えもふりに関連して、こんなものを公開してくだっさている方がいます。

なんだ、また神か……。さすが八百万の神の国、日本。

ありがたく使わせていただくとして、じゃあどんな子を動かそうかな~と、なんとか機のランダム作成をポチポチしてビビッときたのがこちらでした。

画像1

褐色銀髪セーラー!!良き……!!

まあ結局、銀髪ショートは黒髪ポニテになってしまうんですが(セーラー×ポニテが好き&髪が長い方が動きのある絵が描きやすいので)。
ところでこの子、配色がチョコミントだなーと、実はそんなところから生まれた話だったりします。

で、なんで挫折したかって話なんですが、

なんとか機の絵柄はキュート・ポップ味が強く、
今回描きたい内容に合わない

自分で立ち絵を描き、調整もやらなければならない

この掌編でそこまでの情熱は持てない!

という裏事情がありました。

えもふり自体は、絵さえ描ければ(あと情熱があれば)結構お手軽に動かせそうなので、機会があればリベンジしたいなと思います。


③画像について

「いや、もう立ち絵なしでよくね……?」

ということで、立ち絵なし、ラストの一枚だけで魅せる。ということにようやく落ち着きました。結果、ラストシーンを際立たせることができて良かったんじゃないかなと思っています。本当はもっと可愛く描きたかったんですけどね!

さて、背景。
今回は自分で撮った写真を加工して使うことは早々に決めていたので、まあ問題ないだろうと高を括っていたのですが、僕は気づいてしまいます。

「……これ、秋の写真だな」

物語は夏の始まり。写真には枯草。

ということで頑張って加筆することになりました。違和感がある箇所は「ああ、頑張ったんだな〜」と思っていただければ幸いです。


3.内容について

本作はとにかく「エモい」と唐突な「さよなら」を描きたい一心で書きました。BGMが最高に爽やかかつ切ないので、それに負けないよう描写には力を入れました。

露草というタイトルに引っ張られているだけな気もしますが、少しだけくすんだ青を連想するんですよね。いい曲。
半ば「この曲を聴いてくれ!!」と言うために作ったといっても過言ではないかもしれません。

ちなみに僕は文章には自信もないし、些細な部分を気にして全く進まなくなってしまいがちなので、小説はあまり書きません。
そんな僕でも1000字程度なら全力で書けるのではということで「文字だけでも作品として成立するものを」を目標に執筆しました。
結果、多くの方に感想やお褒めの言葉を頂けて恐縮しっぱなしではあるのですが、とても嬉しいです。ありがとうございます。
ただ、最近再プレイして誤字を見つけてしまいました。が、一度手放したものに手を付けるのはちょっとしんどいので、ひとまずは見なかったことにしておきます←

世界観やチコについて詳細な設定はありませんが、作者としては少女型兵器やアンドロイド等のイメージで書いていました。そのとき丁度WOWOWで劇場版ドラえもん特集をやっていて、メカバレの良さを再認識していたので。旧どらはいいぞ。特に古めの作品は内容・モチーフもですけど、背景とか塗りの質感とかに注目して観るのも面白かったです。
ちなみに調べてみたら小説版がありました。著者はパラサイト・イヴなどで知られる瀬名秀明。児童文庫って感じの文章で良さそうなので気になってます……。

また、後から気付いたのですが、最終兵器彼女にだいぶ影響受けてますよね、この作品……。大丈夫かな……(一応言っておくとチコの名前の由来はチョコからです)。
もしこういう設定が好きで性的要素(というかがっつりです)も大丈夫だよって方にはおすすめしたいです。


4.おまけ

今回は特に出せるものがないのでおまけはありません。しいて言えばバッジはわりと可愛く描けたと思うので、よかったらノベコレの作品ページから確認してみてください。余談ですが僕はチョコミントの配色が好きです。味はそこそこ好きです。そこそこ。


以上です!ここまでお読みいただきありがとうございました。
ではまた次回の制作後記……は未定ですが、noteの更新はゆるゆる続けていきたいので、また見かけたらよろしくお願いします。

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