銀色のバケツを穿って目と口を刻み
ブリキのロボットよろしく「友達」が完成した
首を傾げる時の錆びた音が泣かせる

森の宇宙で独りきりだった散歩に
渡り廊下が出来た気分
話さなくていい
話さなくていいよ
ここではただ
影たちがついてくる
それだけでいい
帰り道を忘れるまで
傍にいて
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水もしたたる真っ白い豆腐がひどく焦った様子で煙草屋の角を曲がっていくのが見えた。醤油か猫にでも追いかけられているのだろう。今日はいい日になりそうだ。 ありがとうございます。貴方のサポートでなけなしの脳が新たな世界を紡いでくれることでしょう。恩に着ます。より刺激的な日々を貴方に。