きしみ

『きしみ』

「きみ」が 「きしみ」の 「詩」を詠むとき

「きみ」は 張り裂け 軋むだろう

きみ――「き」と「み」が張り裂け 軋み その体に「詩」が入り

「き 詩 み」となる

それは 張り裂けた きみの

「き 死 み」でもあり

もうひとりの き死んだ ボクでもある

言葉の河から 詩(うた)が生まれるとき

そこには必ず うめき声にも似た軋み――き死み――がともなう

歌え 唄え 謳え 謡え 詩え、もうひとりの き詩みたちよ


詩河 軋(うたがわきしみ)

https://note.mu/eagleferomon/n/n179900670ae1?magazine_key=m51cd524319f1

水もしたたる真っ白い豆腐がひどく焦った様子で煙草屋の角を曲がっていくのが見えた。醤油か猫にでも追いかけられているのだろう。今日はいい日になりそうだ。 ありがとうございます。貴方のサポートでなけなしの脳が新たな世界を紡いでくれることでしょう。恩に着ます。より刺激的な日々を貴方に。