要するに
太陽に見放された種族なんです

夜の空気しか吸えず
30年もの間
不謹慎病棟で暮らしてきました

胸の中の海が零れそうな日は
わざとあくびをしたり
自分を犯したり

誰のせいでもなく
望んでもないのに
悪魔の鼻くそみたいな人生で

誰も人間の轍を
残してくれなかったから

水もしたたる真っ白い豆腐がひどく焦った様子で煙草屋の角を曲がっていくのが見えた。醤油か猫にでも追いかけられているのだろう。今日はいい日になりそうだ。 ありがとうございます。貴方のサポートでなけなしの脳が新たな世界を紡いでくれることでしょう。恩に着ます。より刺激的な日々を貴方に。