気が付くと墓氷都市の前に立っていた
凍てつく風の中
巨大な氷柱が延々と突き刺さった広大な墓街

あの日家路に着くと母が死んでいた
きっと埋葬しようと思っていたのだ

父を事故で失ってから
母は人であることをやめ
毎日のように僕を散々…

憎しみも愛だったなんて
僕は知らなかった…
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水もしたたる真っ白い豆腐がひどく焦った様子で煙草屋の角を曲がっていくのが見えた。醤油か猫にでも追いかけられているのだろう。今日はいい日になりそうだ。 ありがとうございます。貴方のサポートでなけなしの脳が新たな世界を紡いでくれることでしょう。恩に着ます。より刺激的な日々を貴方に。