ダダヰズムの電車が鳴ひて 降り立つ驛は はるか夏に溶け もはやだらしのない靑なのだらう 惡魔のやうな抱き方をする男 伏し目がちな女 拒否權を行使しながら 舌を入れられるのを 固唾を飮んで見守る 宝石みたひな人 懷に祕めた參角定規の憂鬱は 片道キツプに違ひない 誰の足音もしない

ただ黙って まだ人の手の温もりが残ってるおにぎりを 頬張ってもらえていたら 案外と あらゆる問題が解決していくのに 人はけしてそうしない 憎めるだけ憎むことで 愛し続けるなんて芸当を やってのけられるのに 怒りの激しさは 悲しみの深さに比例して 想像を絶する重たい自由に喘ぐ日

隙間に入ってくる苦味のようなものしか 信用しちゃいけなかったんだ 最初から だってそれ以外は全部幻なんだから 誰も間違ってないのに 誰もがちょっとずつ狂ってて 傷口はますます鮮やかに広がっていく どんな過ちも 最後は皆平等に腐っていく だから 許してもないのに 同じ涙を流せる

本日未明 アイディアが行方不明となり 創作願を出しました

メリーゴーランドと コインランドリーは 紙一重の世界線にある それが今では 誰も見えないそうです

朝の新番組『おかずの珍未来』にレギュラー出演が決まりました！ 近未来に流行るまったく新しいおかず作りに挑戦し、食べ、美人ゲストとひたすら✕✕(小声)する番組です！ 毎週天曜日、海曜日、冥曜日 朝44時70分から放送です！ みんな観てねー！ え？君のアソコはハイレグ満タン！？

果てしなく血を吸った要塞に 落ちていく夕陽がこんなに美しいなんて どこか間違ってる気がしませんか なるほど 確かに罪深きは我々であって あの夕陽ではない がしかしそれでも僕は 憎たらしいと思うのですよ せめてもっと殺伐としていてくれたらって 人間という悪魔にふさわしく、ね…

ずいぶん前から “からっぽ”という存在として 存在しておりまして 「在るのか？」と言われると “無い”に限りなく等しく 確実に在るとは言えないのですが かといって完全に無いのかと言えば そうでもなく ただひたすら ”からっぽ“という概念として 空気中に溶けて 漂っているのです

『君なんかいらない』

『幸せ地獄』 #幸せか幸せじゃないかで言えば地獄のように幸せ

真夜中留学

天使地獄