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【読書記録】ラットマン面白い!

みなさん、こんにちは。アザマです。

今回は、道尾秀介さんの『ラットマン』を読んだ感想をお届けします。ネタバレを含むので、まだ読んでいない方は、読後に楽しんでいただけると幸いです。(「読」という字が多いですね…笑)

『ラットマン』の魅力を語ります!

まず、この作品のタイトル『ラットマン』。シンプルながらもインパクトがあり、物語の核心を見事に捉えています。幾度も訪れるどんでん返しには驚かされっぱなしで、気づけば一気読みしてしまいました。文章が読みやすいのも魅力のひとつです。

さて、「ラットマン効果」という言葉をご存じでしょうか?
Googleによると、「思い込みによって、同じものが別のもののように見えること」を指すそうです。この物語のテーマそのものですね。

道尾さんはタイトルと物語、どちらを先に思いついたのだろう…?
タイトルが先なら、「ラットマン効果を活かせる話はないか」と考えて、このストーリーを構築したのでしょうか。逆に物語が先なら、「この展開、ラットマン効果がピッタリだ」と後からタイトルを決めたのかもしれません。どちらにせよ、見事な手腕だと感じます。

何度も驚かされる展開

物語の展開も素晴らしい!「この結末かな?」と思いきや、裏切られます。そして再び予想すると、またも違う…。その連続で、最後までハラハラドキドキさせられました。道尾さんの巧みなストーリーテリングに脱帽です。

読みやすさも抜群

文章がとても読みやすく、2〜3時間で一気に読了しました。自分は決して速読派ではないのですが、テンポの良さにどんどんページが進みました。読者を飽きさせない文体と構成に感心せざるを得ません。

個人的ランキングの上位に!

これで今年読んだ道尾さんの作品はおそらく8冊目。『雷神』と並ぶほどの面白さでした。(『雷神』も本当に面白かった!)いずれ、読んだ作品のランキングも作りたいと思っていますので、その際はまたシェアしますね。

ぜひ、この記事への「スキ」やコメントもお待ちしています!

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。次回もお楽しみに!

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