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ハイレゾDAP 2019秋冬コレクション(10万以下編)

ミドルクラスDAPの新機種が大豊作な2019年

近年の音楽ストリーミング(サブスクリプション型音楽配信)サービスの普及に伴い、ハイレゾDAP(Digital Audio Player)にも2018年頃からストリーミングに対応した機種が現れるようになりましたが、特に2019年の初夏から秋にかけては、10万円以下の価格帯に怒涛のようにそうさいた新機種が発表・発売されました。

機種が多すぎるので比較一覧図を実寸で作ってみた

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その結果、機種が多すぎて選ぼうにもどの機種がどんなスペックなのか調べるのも一苦労という状況に。
個人的にも新機種を検討していたこともあり、大きさやスペックなどを比べようと夏の終り頃に比較一覧図をIllustratorで実寸法で作り始めたのですが、その後も数が増えてどんどん横に伸び、ひとまず2019年12月13日の時点で日本国内で発売されるもの/されたものが発売日や国内価格も含めて一通り情報が出揃ったので、一旦ダウンロードできる画像データとして提供したいと思います。

高解像度PNG画像(8,900 x 3,175)

データはTwitterで公開しているものと同じで、制作仕様としては次の通りですが、仕様詳細や価格等は変更される場合がありますので、この図は参考程度として各社の公式情報を参照ください。

機種のピックアップ方法と基本事項
・2019年に日本で発売または発売が発表された機種
・原則として税込価格10万円以下の機種
・並び順は左からグローバル価格順(USDまたは人民元)
・日本国内価格はeイヤホンWeb本店での税込価格(2019.12.13時点)

情報源
各メーカーおよび代理店の公式SNS(Weibo, Twitter, Facebook, Instagram)、公式Webサイト、Head-Fi などメーカー公式アカウントが情報を公開している掲示板、メーカーから直接依頼を受けたりメーカーが直接紹介している海外のレビュー記事、海外の販売サイトなど。寸法は一部実測。

比較項目
・メーカー本国およびグローバル発売日、価格
・日本での発売日/発売予定時期、税込価格(2019.12.13時点)
・寸法(メーカーにより突起部を含む/含まないの違いあり)、重量
・ディスプレイのサイズおよび縦横ピクセル数
・各端子、ポート、microSDカードスロットの位置および仕様
 LO: ラインアウト, COAX: 同軸デジタル出力, OPT: 光デジタル出力
・USB Audio 出力(OTG)、USB DAC機能の有無
・内蔵ストレージ容量およびmicroSDカードの対応枚数、容量
・DACチップと搭載数
・SoCおよびCPUとコア数
・OSの種類やバージョンなど
・AndroidのSRCをバイパスする機能などビットパーフェクト対応技術
・ヘッドホンアンプ出力段IC等
・メーカー公称のヘッドホン出力およびSN比、THD+N(メーカー毎に測定方法や条件が一定でないため注意)
・内蔵バッテリー容量、公称連続再生時間

海外と日本とで価格が大きく違う機種も

並び順はグローバル価格を基準にしているため、日本での実売価格順とは異なります。グローバル価格との違いを見てみると、日本のメーカーや日本の代理店による市場戦略的な価格設定であったり、性能・機能からするとメーカー本国の時点で設定価格がかなり抑えてあるのでは?といったようなことが垣間見えたりして興味深いところです。
面白いところでは、DACチップに「AK4497」を採用した「FiiO M11 Pro」が中国国内向けには数字を合わせて「4497元」になっているなどw

誤記指摘や要望など歓迎!

「自分が知りたくて作ってみた」といった面があるので、誤記の指摘や要望、項目の追加などありましたら Twitter などでお知らせください。更新時に可能な範囲で盛り込みたいと思います。

なお、人気の機種が多い10万円以上〜ハイエンド編についても同様の実寸比較図の作成を検討しています。(小声:サポートいただけると制作のモチベーションが急激に高まります)



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