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サトシvsパトリッキーは今じゃないだろ

初めまして。主夫でWebライターのアザレア(@azalea_blog)です。
RIZINの記者会見を見ながら仕事してました。

今日の話題は格闘技。
マニアックオタク全開で参ります。

7/30の超RIZIN2に出場予定だったAJ・マッキーが欠場が発表されました。
それにより、パトリッキー・ピットブルの相手としてホベルト・サトシ・ソウザが選ばれました。

それについて思いのたけ語りつくします。

戦前の試合予想はパトリッキーの1RKO勝ちです。
今回は無理だ。

AJ・マッキーの欠場

個人競技でコンタクトスポーツである格闘技で、直前の欠場はしょうがないです。本当にそれしか言いようがない。
無理して出るのは男気ではなく、無謀ですからね。

しかし、今回はBellatorライト級GPの一回戦。優勝賞金100万ドル。
格闘技の試合としても破格の値段ですが、やたら欠場者が多い。
なぜか。

純粋に面倒くさい

スケジュールの拘束だとか、対戦相手が決まっているとかそんな理由でなく、選手たちは1試合としか見てないんでしょうね。

トーナメント優勝したら!100万ドル!と騒いでますが、イベントに名前を付けただけで普通の試合であって。なんなら欠場したらトーナメントのダルい連中を回避して、契約を履行できるならラッキー…というところでしょうか。

いずれにせよ、Bellatorファイター勢と運営のGPに対する温度差を感じて
「こういうところがスコットの悪いところなんだろうな👀」と崩壊の理由が垣間見えた気がします。
マッキーVSピットブルを日本大会までもったいぶったからだ、なんて意地悪まで言いませんが。
呪われてるよ、前回のチャンドラーvsベンヘンしかり。

サトシが選ばれた理由に不服なし

さて、そんな騒動でも代役に選ばれたのはサトシ。
RIZINライト級王者であるホベルト・サトシ・ソウザです。

大抜擢!というか、今呼べる人間ではこの人しかいないよなぁ…

直近でAJ・マッキーに判定負けを喫するも、立ち技でのハイレベルな攻防もあって「なんかワンチャンあるか…?」という感じもありました。
前回はスパイク・カーライルに判定勝ち。

北米基準では確実にランク圏外ですが、日本で無双してるもんで本当に他に誰もいません。

武田光司が戦いたがってましたが、どっちかならサトシだよね。
王者だし。

パトリッキーが前回RIZINで試合したのライト級GPでは、真反対に位置して「決勝でやるか…!?」という期待もありながらまさかの一回戦敗退。
4年越しにたどり着いた形でファン目線ではワクワクできそうです。

ぼくは全くしてませんが

ショートノーティスというハンデ

サトシに今回の試合のオファーが来たのは、先週の日曜だそうです。
一週間前。
試合をするコンディションではありません。

元々リザーバーで呼ばれていたならわかるさ。「もしかしたらやるかも。」くらいの打診であれ。それなら最低限の準備もしていたさ。

しかしそんなことはなかったようです。
記者会見の表情もまだ覚悟が決まっていないというか。
不安そうにキョロキョロしているサトシが、なんとも痛々しかった気がします。

「パトリッキーと戦えるなんてチャンスじゃん!」という声があるのは分かってます。チャンスは常に万全のタイミングで来ない事も。

しかし、感情のままにいうなら、今じゃないじゃん…

ベストならワンチャンあるがしかし

今のサトシは北米基準で言うならかなり格下です。

日本で無双して、ムサエフ・ジョニーケースをライト級トップ層を下し、いざ北米というタイミングで、AJ・マッキーという高い壁に阻まれました。
続くカーライル戦も、北米圏外のカーライル相手に得意の寝技が極まらない。

世界から見たサトシの存在の小ささを見せつけられているこのタイミングで、パトリッキー。
もし、万全な状態であればこんなにワクワクする試合はありません。
しかし、今回は試合オファー一週間前。対策はおろか戦うコンディション作りもできません。

もちろん、朝倉未来と練習してキックの対策ばかりしていたパトリッキーに、ハンデがあることも事実。
ショートノーティスで王座交代なんのも、よくある話です。

でももし、サトシが何もできずに負けてしまったら彼は、もう一度北米に挑戦することができるのだろうか。

それでも戦うしかない。

じゃあ準備をしましょ。グスタボを三角でオトして、武田の腕を極めてよしよし3連勝したからBellatorファイターででこいや~

こんな悠長なサトシは見たくない笑

俺たちのサトシはやっぱこうじゃなきゃ。

世界の本物のファイターとやれるのは今しかない。
ここで勝てば更に上に行ける。
もしかしたら最後のチャンスかも。
断ったところでじゃあ誰がいるんだ。

ファイターは戦うのが仕事。彼らの仕事にヨカタは口だし出来ない。
結果も受け入れる。終わってから「準備が」なんて言わない。

でも前もって文句だけは言わせてほしい。

パトリッキーvsサトシは混じりけのない純粋なタイマンで見たかった…
夢見たカードなだけに、土壇場に決まったカードへの文句でした……

これが格闘技。
僕の推しは、いつだって僕の推しの夢を覚まさせる悪魔にもなる。
こんなクソみたいな競技に何熱くなってんだよ。
PPV買いました。
日曜日は、泣くぞ。押忍。

追記:パトリシオvs鈴木千裕はまぁ…楽しみだね。だから韓国に傷心旅行中の坊やのことは触れないであげてくれ…
試合を欲することができるのも、ファイターとしての素質なんだなって残酷なモノも見れましたとさ。
格闘技最高。

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