小さな弔い、永遠の愛

玄関の門に挟まれていた小さな仏花、
帰路で目についた、
知らない誰かから知らない誰かへの
遠い弔いの意。
仏花から玄関までの
かなりの距離のあいだには、
頻き頻きと続く死者への
愛と弔意がみえた。
菊と竜胆だったか、永遠の愛を
そっと、そっと置いて帰ったんだろう。

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