見出し画像

麻雀推し活日記⑤〜出来ない事ばっかりだけどvery happy!〜


 とりママ友の会に参加するのは3回目。初めてのじゃがさん。
 忙しかったり、タイミングがなかったりで私自身、実に3ヶ月ぶりのイベント。その間には、イベントでお知り合いになった方に誘っていただき人生初めてのセット。あれも最高に楽しかった。

ツモ3m、リーチ一発ツモ平和清一色二盃口で数え役満!


※なお前回のイベントはこちら↓



※イベントの内容&写真だけ見たい方は、目次から【とりママ友の会】飛んでください




【よくある試練】


 さて筆者、意を決して4月からフル勤務→育児短に変更して働いているが、これはこれでしんどい。家、職場、保育園の間を休む間もなく歩き回り(平均15000歩)、仕事中は持ち回りを詰め込まれてほぼ立ちっぱなし、事務仕事がどんどん溜まる。
 足りない人手、頼れない子供の世話、追加された子供の習い事、平日に終わらせるべき家事のあれこれ。時間が空いていれば自分の予定を詰め込んでグッタリ。(自業自得……?) 案の定5月には大発熱。
 それでも子供たちは元気だった。一度所謂はやり目にはなったけれど、体は元気だった。保育園3年目、大きくなって体も強くなってきたね、と思っていた。

 当日の朝、いつもの時間に起こすと娘が半べそでぐずっている。体温を測ると37.3。普段は36度台半ばの子が、である。抱いてみれば、心なしか体も熱い。

(終わった……なんで今日なんだ……)

 実際そこそこぼやいた。だって私にとって、3ヶ月ぶりのイベントで、推しやそこでしか会えない仲間に会えるチャンスであり、リアル麻雀を楽しめる機会であった。前後に仕事を詰め込んでこの日を空けるように調整して、人手が足りなさそうな今日はアシスタントさんに出てもらえるようにお願いして、やっと辿り着いたのだ。
 実はイベントの前にも目一杯予定を入れていて、なんならイベントよりもそっちの方が楽しみだったりして。

 でもそんなこと言ったって仕方ない。元気のない娘に朝ごはんを食べさせ、何度も測るが37.0〜37.3度の間。絶妙に規定に引っかからない。保育園には行けるけど、行かせてもすぐ呼び出されそうな気しかしない。そうこうしているうちに、ゴロゴロしていた娘も少し元気が出てきたようで、おもちゃで遊び始めた。なんだか大丈夫そう……?

 もうこうなったら、Mリーグショップに速攻向かって、後の予定は保育園から呼び出しが来たら謝り倒して途中で抜けよう。

 家を出る頃には、イベントが楽しみな気持ちよりも、娘の体調の心配の方が大きくなっていた。100cmもない小さな体で、どこまで頑張れるだろうか。お兄ちゃんである息子は、ママが妹にばかり構っていて、寂しくないだろうか。


【願い続けていたこと】


 先日発売されたポストカードを買いに、Mリーグショップへ。乗るはずだった路線が大幅に遅れていたことも、私を阻んでいるのかと思うくらいには気持ちが焦っていた。別路線に乗り込み、日本橋から地下を歩いて到着。無事に買えて一安心。(去年はなくなるのが早かったということで、ちゃんと買えるか心配していた)

なんなら買う予定のなかったミニキャンバスまで買った


 ついでに、地下の文具売り場で白と金の油性ペンを買う。サイン用に常々欲しいと思っていたからだ。
 これが案の定、この日から貸し出すくらい大活躍!これからイベントで見かけたらお貸ししますので、必要な方は声かけてくださいね。笑

 本当なら地元で優雅にコーヒーを啜りつつ段位戦打ってから向かおうと思っていたのに、予定が狂いまくったので仕方なく新橋のプロントで時間を潰す。と言っても、いつ保育園から連絡が来るかずっとそわそわしていただけだった。最近ハマっている歌衣メイカちゃんの切り抜きを見つつ、気持ちを落ち着けて待ち合わせに向かう。

 以前から面識がある方々とのランチ。先方からお声がけいただき、やっっっと実現した会。正直、これが一番楽しみだった。同じものを好きな人と、同じテンションで深く語ることの快さと言ったら!
 とにかく楽しかった。食べることではなく、話すことに夢中で料理やお互いの写真すら撮らなかった。しかも、もともと仲の良い方々に混ぜてもらうような形だったので、恐縮しつつも楽しく過ごさせてもらったような感じだった。ひとえに、受け入れてくださった側の心の広さ。ありがとうございました。またやりましょう(強欲)


【とりママ友の会】


 そのままベルバードに向かい、それぞれ受付。さすがに卓は一緒ではなかったので、指定された卓につく。
 私は、別々のイベントで同卓した方がおふたり、初めましての方がおひとり。それぞれが少しずつ顔見知りで、いい雰囲気で打ち始めたところで、ゲストがエレベーターから登場。煽るMCべっちゃん(別府要プロ/6.25 FocusM実況!滝沢さんが対局者!)。

華々しく?登場
頭ハネコンビ


 最初の挨拶。表立って二人で仕事をするのは初めてではないか?とのこと。とりママは「なかなか見ない組み合わせだから」とオファーしたらしいけど(確かに)、最終的に何故か行く着く先で合流してよく飲むくらい仲良しらしい。
 仲林さんは、これが終わって滝沢さんと飲むのを楽しみにしているとのこと。滝沢さんはべっちゃんと飲んだ時の勘違いトーク。相変わらず自分を少し下げて笑いを取るのが上手い。

いい空気感


 早速ミニゲームでクイズを2問、たきじゃがの二人が組み込まれた4つの選択肢を並び替えて答える形式。当然のように当たらず。クイズほんとに弱い。

 そのまま写真→サインタイム。

「手が大きい二人」の掌(ポスト参照)


 それ以外はひたすら麻雀を打つ。和了した翻数の分だけチップをもらえて、最終的にクイズでもらえたチップとの合計で上位を決める。クイズの比重が重いので、麻雀ははっきり言っておまけである。点棒のやりとりもしない。その気楽さが、初心者にとってはとても良かったなあと1年前を思い出した。
 今はわりとスッと翻数(点数)も出てくるようになっていたことを実感して、感慨深い。仕事をしていようと、家事育児が忙しかろうと、1年間コツコツ真面目にやれば成長するもんだね。

 実はこの後同卓抽選が入るも、卓全員当たらなかったのでw、最初から最後までずっと固定メンバーで打ち続けることになった。なんなら途中から奥の方の卓にまるっと移動したので、ゲストとは遠い端っこの方で打っていた。さながら隔離状態。
 こうなるとメンツが悪ければ微妙な雰囲気になるところを、配牌とツモの悪さを嘆いたり、お喋りしてて字牌のドラを切っちゃったり(しかも次順に同じ牌をツモる引きの強さ)、リーチ後差し込み選手権をしたりして、喋りまくりの笑いまくり、とにかく盛り上がった。これはかなり幸運ですね、とみんなで言い合うくらいには。
 同卓出来なかった人の中から後ろ見したい人ー!と募集がかかるも、我々は全員オリて打ってました。あー楽しかった!

同卓メンバー!


 最後に誰が何の回答をするかを予想するクイズをして終了。当然のように以下略。
 「◯◯ーンと言えば?」のクイズに滝沢さんが「元プロ野球選手で巨人とかにいたクルーン」って言ってたけど、最初横浜だから!!!わたし横浜駅ですれ違ったことあるんだから!!!という面倒なオタクムーヴを心の内でカマす。
(※筆者は四半世紀近くベイスターズファンです)

 6階で開催される時は、控え室として3階の個室を使うので第1陣のエレベーターでゲストは退場。余韻もそこそこに帰路についた。


じゃが作ハチワレ
「コレは雀荘にあったものです」
最後の挨拶タイム

(後半は本当にひたすら打っていただけなので、写真少なめだった)



【おわりに】


 そう、娘の保育園からの呼び出しは、奇跡的になかったのだ。
 急いで迎えに行くと、担任の先生からは体が熱いから測るものの37.3だったので様子を見てください、とのこと。時間ギリギリに小児科に滑り込んで、しっかり風邪の診断をもらって薬もゲット。
 やりたいと駄々を捏ねて水遊びも参加して、夕飯も外食ではしゃいでジュースとソフトクリームをしっかり食べて、なんだ、元気じゃん。ここでようやく安心。でも寝る前も37.4。疲れが出たのかな。
 そう言えば、君と私が体調を崩して、でも眠ってくれなくて暇すぎて、スマホでMリーグの動画を見漁ったのもちょうど1年前だったね。疲れる時期なんだろうな。

 普段とは違う意味でふわふわした一日だったものの、私は本当に人に恵まれているなあと再認識した一日になった。イベント前にお誘いいただいたおふたり、同卓した3名、同卓せずともお話ししてくださった方々。なにより、頑張ってくれた娘と息子。

 毎日目まぐるしくても、理不尽はいっぱいあっても、みんなよりもイベントに行ける頻度は少なくても、こういう日があるから頑張れる。そういう機会や時間をくれるプロ雀士の方々、主催の方々にも感謝しかない。
 今回は麻雀的な部分で自分の成長も感じられて(点数がスッと出ることが増えたとか、待ちの選択肢を少し増やせたとか)、そういう部分でとても有意義だった。とりママ友の会は初心者向けで、そういう気楽さを求めるにはいいなぁと思うくらいに自分が成長できたことに気づいて、それは嬉しかった。また行きます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?