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「ハラスメントを行動科学で考えてみました。」講座:パワハラ防止を自分ゴトとして考える

リーダーシップ研究アカデミー 網あづさ

ハラスメント関連の書籍は多い、しかしその効果は? 

<Tsukutahito(アマゾン・ベスト1000レビュアー)「ハラスメントの被害から抜け出す」より抜粋> 太字筆者

(ハラスメント関連の書籍は)、主に行為者にならないようにという内容がほとんどだ。当然と言えば当然か?

では、被害者になってしまったらどうするのか? ある日突然、自分が被害者にならないとは限らない。その時に、うろたえ、成すすべがなければ、たちまちにして追い込まれてしまい、メンタル疾患への一直線だ。

そうしないための方法についてをテーマにしている書籍は、極めて少ないと思う。その例外的な一冊が本書だ。

行動科学をベースにしており、処方については、分かりやすい。冷静な状況で読めば「なるほど、こうすればいいのか?」というヒントに間違いなくなるだろう。問題は、いざその状態に直面した時、うまく対応できるか?

本書の内容で、その時に覚えておきたいポイントは「誰かを頼る」ということ。自分自身で事実の捉え方を切り替える、リフレームするのは難しい。が、誰かに話を聞いてもらう、そばにいてもらうだけで切り替えるキッカケに十分になり得るだろう。

行為者のその行為こそ無くすべきであるが、同時に被害者にスポットを当てるという発想、お見事。

というありがたいレビューをいただきました。 

本書の著者ふたりで、本書を教科書として「ハラスメント防止のためになにができるか」を話し合うワークショップを作りました。来月2月24日にZoomでオンライン・ワークショップを開催します。

パワハラの行為者にも被害者にもならないために 
本ワークショップでは、参加者がハラスメントについて自ら考え、自ら行動するための演習を多々行います。ハラスメントが起こっているならどうするか、ハラスメントが起こらない職場にするためにはどうするか、実際のストーリーをもとに現実の自分の行動を考えます。

【ねらい】
・パワハラの被害者(加害者)にならないための防止策を習得する。
・問題の原因をタスクで捉え、自らの言動で解決する(『もっとも安心している状態の未来の自分に近づく』)

【進め方】
・本問題を自分事として捉えるためにクイズを実施
・6類型のケースをパワハラの定義に照らして分析し、ストーリーを疑似体験することで、解決法を見出す
・パワハラ防止につながる自らの言動(言葉と行為)を洗い出す

【内 容】
行動科学をベースに、ストーリーからパワハラの3要素を具体的に理解し、自分の職場のパワハラ防止策を考えます。

パワハラ3要素について
ストーリーから学ぶ
 第1要素:優越的な関係性にあるか
 第2要素:適正な業務の範囲を超えているか
 第3要素:就業環境を害しているか
自分アジェンダ®の考え方
 演習1:あなただったら?
 演習2:パワハラ防止策(職務、仕事ぶり、人間関係)
 演習3:パワハラ防止策(言葉と行為)
事後課題

【お申し込み】 
日時:2021年2月24日(水)午前10時~正午
形式:Zoom公開講座
対象:ハラスメントを防止したい方、ハラスメントで困っている方、など
参加費:今回キャンペーンお一人あたり価格6,600円(税込み)
    ※教科書や教材は含まれています。
講師:藤原徳子(本講座教科書共著者、状況対応リーダーシップ®所属トレーナー)
参加方法:
方法1:こちらのフォーム(http://www.e-uls.org/index.php/inquiry-order/)に必要事項をご入力の上、講座「ハラスメントを行動科学で考えてみました。」にチェックをしてお申し込みください。

*自分アジェンダ®は株式会社AMIの登録商標です。

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