空調服を加工してファン追加搭載してみた

空調服とは

空調服(ファン付きウェア)は,服に付けた小型ファンで服の中に外気を送り,体の表面に大量の風を流すことにより,涼しくなるという作業服です。バッテリー駆動ですが,直接体に風を当てるため冷却効率は良く長時間稼働できます。 そして屋外などエアコンの使用できないような環境でも効果があるそうです。

購入の前に

お値段が高い…一式安いやつで15,000円…
あとバッテリーが専用のものじゃないとだめで,値段もお高い。
ということで,アマゾンの廉価版を探した結果…
半額くらいで買えるし,USBモバイルバッテリー使えるけど,ファンのパワーが弱いので風力が純正品よりも劣るらしい。
どうやら安く買える汎用バッテリーと比べ,専用のものは電圧が高いからファンが高い送風力を出せるそうです。
ハードル高いなあと思い一つの案が浮かびました。電圧を上げられないならファンの数を増やせばいいじゃない!

ファンが4つある空調服

通常の空調服は腰に2つのファンが付いています。
しかし検索するとネット上で4つ搭載している画像が出てきました。
どうやら自作らしいです。そしてアマゾンで自作用のファン取付穴を付けるためのワッペンが売っているのを発見しました。
ということで作ってみた。

自作

○購入したもの
・空調服(穴付き,服のみ)約2,500円
・ファン 1セット約2,500円 ×2セット
・空調ウェア自作用ワッペン2個入 1,400円
・USB延長ケーブル 110円 ※セリアで購入
○準備したもの
・モバイルバッテリ(スマホ用 20000mAh 5V 1A 2口)※結構前に買った
(工具類)アイロン,ハサミ

空調服で安かったやつ 袖なし
ファンとワッペンはアマゾンで購入 若干怪しいが一応動いた

加工場面は写真撮り忘れた!
○加工手順
①追加の穴を空けたいところに内側からワッペンを当ててアイロンで加熱して貼り付ける。ワッペンのテカテカしている面がアイロン用の糊がついている方。両面から何度かアイロン掛けしてしっかり貼り付ける。
②ハサミで穴部分を切り取る。
③取り付ける。以上。
なお、ファンにつながるケーブルのUSB端子がL字型なのでモバイルバッテリーの端子の配置上、延長ケーブルをかませないとさせなかったので、100均で買ってきた。

内側
外側
配線

結果


背中です

とても涼しい!通常の2個のときより明らかに風力が上がって冷却力も上がってる感じです。
純正のファンとバッテリーは使ってないので比較できませんが…
重さは、バッテリー抜きで約900g、バッテリー込みで約1300gでした。
あと、ファンが若干うるさくなるのを気にしなければ、ありですね。

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