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なぜ羽田空港と成田空港を間違えるのかを考察してみた

ここ数年、半年に一回ぐらいのペースで羽田空港と成田空港を間違えたという記事を情報サイトを見ている中で目にしていました。

しかし、2019年のGW前から期間中には何度も目にし、多いなと思ったのでなぜ間違えるのか?間違えない方法は無いのかを考察してみました。

前提

以下のような状況の人間が考察した内容だという事を前提に読んでいただければと思います。

・多い時で年に10回程度の飛行機利用者で、羽田空港と成田空港の利用割合は羽田のほうが少し多いぐらい
・羽田空港はANAとスカイマークの国内線利用が多く、成田空港はLCCと国際線利用が多い


考察1.どちらも国内線/国際線が利用できる

今は羽田空港も成田空港も国内線と国際線が利用できます。そのため、人によっては区分けが難しいのかなと考えました。

昔は国内線は羽田空港、国際線は成田空港のイメージがあったので、自分が行くのが国内か海外かでどちらの空港に行けばよいか目星がついていた。今は羽田空港は国際線が運行しているし、成田空港もLCC中心に国内線が増えている。

特に以下の点が間違いに拍車をかけているのではと思いました。

航空会社は違えど、羽田空港発/成田空港発で同じ目的地の航路がそこそこあったりする

そのため、間違える時には何らかの思い込み/バイアスが発生し、逆の空港に行ってしまうのではないかという考えに至りました。(考察2に、思い込み/バイアスが何かの考察を記載


考察2.飛行機移動の多い人ほど陥っている

過去の記事を読んでいると、旅行やビジネスで飛行機の利用が多い人の方がミスをしているような印象を受けました。

私なんかはそんなに利用しないので、「非日常」の経験なので毎回しっかり航空便の情報を見るのですが、多く飛行機を利用する人だと「日常」経験になっているのではと考えます。そのため、「前に〇〇に行った時は羽田 or 成田空港だったから」「先週○○空港だったから今回も・・・」といった経験則/慣れを元に、確認せずに空港に移動しているのではないかという考えに至りました。

日常の通勤・通学経路は特に何も考えず移動しているのに近い感覚が、飛行機に多く乗る人に発生していても不思議ではないかなという考えに至った次第です。


考察3.期間空きすぎ問題

考察1、考察2からの流れの続きですが、考えられる事項の1つに予約/購入からの期間が空きすぎて忘れてしまう問題があることが考えられます。

飛行機移動が非日常の人なら、出発日前に確認することも多いと思います。一方で日常化している人なら、予約した時には出発日と共に空港も理解していても期間が空いていると出発日は頭に入っていても空港がどちらかだったかはうっすらした記憶になっていることが考えられます。

また、その間に他の飛行機に乗ったりしていると、ますます確認しない限りはあやふやになってるのではと推測されます。

特に飛行機の予約となると、2,3週間よりも前に予約するようなことも多いと思うので、予約から搭乗までの期間で記憶が薄れていることも原因ではと思います。


考察4.発着空港が違う

これまでの考察1〜3が関連性を考えた考察だったのに対し、考察4は新しい軸で考えました。

往復便で発着の空港が違う


ANA/JALで国際線を直接予約する場合や、旅行会社で国際線を予約する場合にあるケースです。

私も過去にANAのシンガポール往復を購入した時、大手旅行会社で台北往復を購入した時などにあったのですが、行きは羽田空港で到着は成田空港(逆パターンもあり)というのはけっこうあります。

不思議に思う人もいるかも知れませんが、発着空港を変えることで「時間の融通が効く」「料金が安くなる」といったメリットがあります。


発着空港が違う場合、考えられるのは出発と到着の空港を間違えて移動してしまったというのも理由としてはあるのではという考えに至りました。



以上が実際に間違いを経験したわけでもなく、いくつかの記事を拝見した上で考察した内容になります。

全く見当違いだよというツッコミも多くあるかもしれませんが、上記の考察のどれかが行き間違いの要因の1つという前提の元に、間違えないための方法を考えてみました。

対策.GmailとGoogleカレンダー(代替え可)

飛行機を予約した際、予約/チケット情報をGmail宛にすると、設定次第で自動的にGoogleサービス内で連携されます。

Google Mapだと、予約した状態で羽田空港または成田空港に地図を拡大すると、空港名の下に搭乗日時が表示されます

GoogleMapの機能自体は、間違い防止には繋がりにくいのでこの辺にし、本題のカレンダー活用です。

Gmailで予約情報を受信すると、Googleカレンダーにも予定が登録されます。カレンダーに登録されると、事前にアラート設定ができるので、前日または当日の出発前の時間にアラートがなるように設定しておくことで、気づく可能性を高めることができます。

Googleカレンダーを進めるのは、自動で登録までしてくれるのが便利なだけで、手間でなければ他のカレンダーアプリやタスク管理アプリでも問題ありません。



対策として書いてみたものの、根本解決に至るにはもっと良い方法があるようにも思います。

間違えないためにこうしてるよという良い方法があれば、ぜひ教えてください。


自分自身はこれまで間違えたことはなかったものの、意外と羽田空港と成田空港を間違える人は多いんだなという印象です。

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