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2021年の旅行業界の振り返りと2022年の展望

2021年も旅行に関して様々記事を書いてきましたが、この一年で特に印象に残ったことを総まとめとして残しておこうと思い、2022年の展望(願望込み)と合わせてご紹介します。


2021年の旅

私個人としては、北海道、沖縄、愛媛の3箇所が遠出で2021年旅した場所でした。

北海道と沖縄については、いくつか記事にしているので、興味のある方は御覧ください。

一年を通して、11月、12月の2ヶ月が旅行できるタイミングだったこともあり、今年も旅行回数としては少なかったものの、内容濃く旅できたのは良かったなと感じています。

色々な場所に行くのも楽しいですが、一回の旅行の内容をできるだけ濃くして楽しむことも覚えれた良い経験が出来た年でもありました。


2021年の旅行業界に感じたこと

コロナの影響を2020年に続き大きく受けた年だったと思います。
交通機関の利用者も11月12月になって国内については上向きになってきており、良い傾向が見え始めているのは良かったなと思います。
交通機関だけでなく、旅行会社や観光業者も人が来ない辛い一年だったように思います。上場会社の決算発表や帝国データバンクなどの倒産ニュースでも、あまり明るい話題がなかったように思います。

ここまではマイナス面の感想ですが、2021年はプラス面もあったと思います。1つはマイクロツーリズムのように、近隣での旅の楽しみ方が少しずつ定着し始めた感じを受けました。私の周りの動向がメインですが、飛行機や新幹線でどこか行くのではなく、車や鉄道で最寄りの温泉地に日帰りか一泊二日あたりの旅行をしたというような人が増えたように感じました。

プラスの面でもう一つ。
自分達で提供価値(移動手段、宿泊手段など)を持つ会社が、特徴ある売り出し方を始めた点です。
主だったものとしては、ホテルの長期滞在プラン(例:帝国ホテルのサービスアパートメントなど)Peachの旅くじ、東武鉄道のホテルガチャなどが話題になったと思います。
これまでのように、基本的なサービスをただ提供するのではなく、自分たちの価値をプラスαする取組みが始まったのは、今後のさらなる展開にも期待できる出来事だったように思います。


2022年の旅行業界の展望

世界の情勢を見ると、2022年前半については海外旅行も広がりは期待できそうにないかと思われます。また、インバウンドも同じく難しいのではと思われますが、状況が落ち着けば2022年後半からは徐々に元に戻り始める可能性もあるかもしれません。

海外については上記のような感じになると思うので、メインはやはり国内旅行になるのではと思います。
2022年12月現在の状況が続くなら、国内については旅行補助が多くあるのと、Go Toトラベルが再び始まるなら盛り上がるのではと思いますが、状況が今後どうなるかはまだわからないなというのが率直な感想です。
一方で、旅であまりに密になるような状況が続くとリスクも増えるので、国や自治体が補助などをうまく分散できる形で提供できるかが年間通じて安定的に旅行業界を盛り上げる上では必要になってくるのではと思います。

2022年は旅行が気軽に楽しめるようになってくれることを願うばかりです。

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