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SNSとの距離感

小さい頃から、パソコンをいじることが好きだった。
ソフトを使って絵を描いたりゲームをしたり。

小学生の頃はクラスで一番タイピングが速かった!

中学生になってからは、ブログ、mixi、Facebook、Twitter、Instagramと、ひと通りSNSは試してきた。
基本的にはリアルの友人とつながり、時には小学校時代の友人ともつながることができ、

しかし。
今年の初め、いろんなことが苦しくなりSNSを一気にやめた。なんだかわからないけどすべてが苦しくなった。

人の情報が入ってくることがしんどい。
・家庭を持った友人の充実した写真
・コロナ禍なのに飲みに行っている写真
・旅行で楽しんでいる写真

逆に、自分のイメージが、意図しない形で伝わる。
ブランディング、というのだろうか。SNSに載せる情報は、自分のほんの一部である。しかし、SNSでしかつながっていない友人(友人といえるのだろうか)からすると、掲載した情報をつなぎ合わせたものが私のイメージになる。

そして、気づけばそのイメージを考えながら投稿をしている自分がいた。本当はSnowManのことを載せていきたいけど、ジャニヲタと思われるのが怖いから、料理女子と思われるように自炊の写真を載せよう。とか。
(今はジャニヲタであることを、会社の人にも友人にも堂々と発信しています。)

なりたい姿の自分を見せること自体は大事なことだと思う。

でも、その時の私は違う方向を向いていた。
なんとなく私のSNSを見ている知り合いに、好印象を与えられるような投稿をしていた。

それって、なんの意味もない。

大切な人には、ネットを通してではなく、会ったときに近況を伝えたい。相手からも、会ったときに話をしてほしい。もしくはLINEやメール、手紙でも。きちんと相手を見て伝えたいなと思った。

そうしてすべてのSNS(インスタ、Twitter)のアカウントの削除に踏みきった。なかなか勇気がいった。

思い切ってやってみると、とても気持ちが軽くなることに気づいた。習慣的にアプリを開いて情報の一つ一つに一喜一憂することがなくなった。代わりに本を読むようになった。自分との対話時間が増えた。

また、友人への連絡を大切にするようになった。SNSを開けばなんとなくみんなの状況を見れたのがなくなってしまったので、今までよりもより積極的に連絡を取るようになった。誕生日などの記念日だけでなく、ちょっとしたことも連絡をしている。

そんな風に心のゆとりは感じつつも、発信はしたいと思った。思ったことを言葉にしてタイムリーに、時にはしっかり推敲して文章にして。

そこで、noteを始めた。また、Twitterも細々と再開した。

文章力にはまだ自信がないので、文章の型を勉強しつつ、いろんな人の文章を読み、また自分でも発信してみるということを繰り返してみようと思う。

この記事を、時間がたった後に読んで、拙いなあと笑えるようになりたい。

SNSは自分を潰すものだと思っていた時もあったけれど、上手に付き合えば自分を強めてくれる。これからもうまく付き合っていきたい。