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ありのままの自分を好きになる

先日、校則は何のため❓の記事を書きましたが、
その続きです。

中3の娘が、卒業写真撮影の際に化粧をしていった件で学校で担任の先生と三者面談をしました。

何が問題だったのか

1. 化粧❓の基準

まず、化粧をしたと書いていますが、学校側としては、ホクロ除去の痕をコンシーラーで塗ったことを化粧と判定し、それが問題だという説明でした。

ですが、これは娘としては化粧だと思っていない。
傷を隠すためにした事です。と説明しました。

学校としては、化粧品を使ったら化粧をしたという基準になりますという説明でした。

2.事前相談の必要性

事情があった事をちゃんと配慮してもらえないのかと話した所、娘が学校側に事前に相談してくれたら対応は考えたとの回答。

実際、相談をしてくれなかったことが残念だったと言われました。

そこで、相談が必要なら
写真を撮る前に事情がある生徒は相談するようにというアナウンスはあったのか確認すると、
それはしていませんでしたという回答。

校則の必要性

じゃあ、校則はなんで必要なのか、
なんで学校にメイクして行ってはいけないのか、
娘は先生に聞きました。

すると、先生が
「ありのままの自分を好きになってほしいから」と

ありのままって、
顔に傷や痣があっても
それが自分だと思って受け入れるって事❓

顔のパーツを笑われて、
あだ名つけられて、
誰かにバカにされてもイジメられても
それが自分の顔だと受け入れて
そのままの自分をさらけ出せって事❓

それが先生の答えなんですか❓

校則を守らせる為の対応

今回先生達は、化粧をしている生徒がいるとわかった時点でアンケートを取りました。

あなたは化粧していますか❓
化粧をしている人がいたらどう思いますか❓

そんな内容だったようです。

そこで、化粧をしましたと答えた子供を集めて、
学年の先生達が
学校推薦までしたこの時期に
ルールを破るなんてどういうことだ。
他の生徒達も
迷惑だと言っているんだぞと
脅すような言葉で怒り続けました。

グループで怒られた後は
個人的に担任と一対一で面談。
ひたすら怒られて、
一番長い子で19時近くまで学校に残らせたそうです。

悪気がなくて事情があった娘にも同じ対応をした事については、
事前に相談してくれれば対応も変えられていたと思うとの回答。

関係ない生徒へのアンケートをして、
その子達は事情も知らないのに
化粧をすることは悪いことだ
ルールを破る人がいると迷惑だ
そんな心ない言葉を浴びせる

これには主人も納得いきませんでした。

まして、悪気なく間違えた子にまで
犯人扱い。
しかも何度も注意されての事でなく、
初めての事でここまでする。
そこまでする事ですか❓

受験の問題

中3のこの時期、
受験生本人も学校も忙しく、
色々と大変なのはわかります。

でも、学校推薦を武器に
推薦してやったのにルールを破るなんて
ありえないと学校が怒ることは、
受験生からしたら
推薦を取り消されてしまうかもという恐怖から
悪くないと思っている事でも
認めないといけないと思ってしまいます。

推薦を受けるという事は
学校の代表として行くということ。

その子が高校に行った後に
何か問題を起こし高校に迷惑をかけると
後輩がその高校に行けなくなる可能性が
あること。

そういうことを学校側は教えるべきです。

脅すために使うのはよくない。

先生の言うことを素直に聞いて
内申点の良い子が良い学校に行ける。
そんな制度間違ってませんか❓

ありのままの自分を好きになれというけど、
本当に生徒の能力を評価できていますか❓
本当の自分を見てくれていますか❓

今回、学校側はほとんど謝ってくれませんでした。  
悪いこと間違った事をしたら謝るんだよと
教えなければいけない先生が
子供に対して謝れないって良くない気がします。

男親・女親

私と娘、担任の三者面談で話した事を
主人に話しました。

主人はアンケートを取ってまで
他の関係ない子を巻き込んで
お前達は悪者だと非難した先生の対応に激怒。

学校に電話して学校に行く事にしました。

学校側は、さすがにまずいと思ったのでしょう。
担任と学年主任まで出てきて、アンケートの件だけは主人に謝ったそうです。

母親が出ていくと高圧的に対応し、
父親が出て行くといきなり低姿勢。
こんな対応ありますか❓

差別してはいけない
悪いことは悪いことだと
教える現場の先生が
こんな事してたら
誰も信用できません。

子供にはがっつり怒り、
母親には何かあれば相談してくださいと言い、
父親にはとにかく低姿勢。

おかしいと思いませんか❓

結局は、先生も1人の人間です。

雰囲気だけで悪い子達だと決めつけ、
母親なんて感情で怒るからと適当にあしらい、
論理で戦う父親にはとにかくヘコヘコする。

そんな大人の姿を子供に見せたくなかった。

大人は困ったときに頼れるものだと子供に思ってもらいたかった。


学校とはどうあるべきか考える良いきっかけになりました。






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