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アーユルヴェーダという科学を通して喫む珈琲

珈琲 Coffea arabica

『āyurveda vijnāna』 (Dr. Vinodlal Sen 1870)によりますと、
珈琲のサンスクリット名:mlecchaphalam
効能:カファを減らす
   強さを与える
   睡眠、眠気を減らす
   snāyu (tendon, nerve) に強さを与える
   息苦しさ、咳、熱、偏頭痛、だるさ、下痢を鎮静させる。

『nighaṇṭu ādarśa』(Bāpālāl G. Vaidya) によりますと、
珈琲の味 (rasa):苦味
効力    (vīrya) :熱性
消化後の味(vipāka):辛味
特殊作用(prabhāva):心臓の働きを良くする
ドーシャに与える影響:ヴァータとカファを減らす
効能:sphūrti 脈拍を上げる
   hṛdya 心臓に良い。(特にhṛdaya avasāda 心臓の働きが鈍い時)
   balya 強さを与える
   nāḍī uttejaka 脈拍を上げる、刺激する
   mūtrajanaka 利尿作用


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